スペインの物価は日本と比べて高いの?安いの?
ただでさえ「ヨーロッパは物価が高くて」と思われがちな上に最近の円安傾向が続くと、ますます旅行中のお財布が心配になってしまいますが物価を語る前に日本とスペインの平均給与を比較してみますと。
2020年OECDが発表した世界の所得ランキングでスペインの国民一人あたりの平均所得は404万で23位、日本は411万円で22位でその差は僅か1.7%。
年々差は縮まりつつあり今年2022年の統計はまだ出ていませんが、既に長年に渡り停滞している日本を超していると予想されます。
ここではバルセロナ滞在中の費用はどれくらい必要か、最新の物価事情をチェックしてお小遣いのプランを立てましょう。
目次
ユーロ紙幣と硬貨の目安
旅行で初めてユーロを使う方からよく受ける質問に、「この札って日本円で幾らぐらいですか?」
と言うのがよくあるのでザックリした目安を示しています。
上記以外にも100€、200€、500€札がありますがスペインでは殆ど流通していません。
バルや小さな商店、タクシーなどでは受け取りを拒否されることがよくあるのでここでは省きました。
尚、記事は2022年時点6月16日の時点で、観光でスペインに来られる方が実際に利用される大手クレジットカード会社(VISA)の決済為替レートで計算しています。
ちなみにどのブランドのクレジットカードも、カード会社の利益として1ユーロあたり3円程の手数料が実際の為替レートより上乗せされています。 |
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*本日の両替レートは、ここで確認できます。 | ||||
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1ユーロ | ≒ | 144円 |
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「バルセロナの両替事情、通貨」 スペインではクレジットカードが普及していて、ほとんどの場所でクレジットカード… |
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意外と高い外食!
ワンコインのお弁当や牛丼など1000円を切るランチセットが食べられる日本に比べると、バルセロナの外食費は高く感じます。
ランチタイムには多くのレストランやバルがお得なセットメニュー「メヌーmenú」を 用意し、黒板や紙に書かれたその日のメヌーを店頭に置きます。
前菜+メイン+デザートにワンドリンクがついて、バルで13ユーロ前後、レストランだと 15~20ユーロ前後が相場です。
以下、平均的なランチ(定食)の比較です。
日本のランチ平均 | 620円* |
バル定食の平均 | 1,870円 |
*2021年度、20~50代男女2,500人サラリーマンのお小遣い調査(新生銀行調べ)より |
手軽に済ますなら
ボカディーヨと呼ばれるスペインのバゲットサンド(写真左)や、街のあちこちにある中東風ファーストフード「シュワルマ」が4ユーロくらいで食べられます。
また、小腹がすいたときは食べたいだけ選べるピンチョス(写真右)1個2€弱もオススメです。
日本のお手頃ランチの代表として牛丼、そしてバルセロナお手頃ランチとして街場のバルのボカデイーヨ(サンドイッチ)とを以下、比較して見ます。
吉野家牛丼(並) | 400円 |
ボカデイーヨ | 650円* |
ピンチョス | 1200円* |
*通常バルでは必ず飲み物も注文する事になるので水でも上記に最低プラス2€(280円)と思って下さい。 *一人で平均4個食べると計算 |
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「Txapela」 世界遺産の「カサミラ」「カサバトリョ」に近く観光途中に寄れて便利なピンチョスバル |
「Irati」 ランブラス通りからすぐ、リセウ劇場近くにある人気のお勧めピンチョスバル。 |
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「Conesa」 市庁舎横にある人気サンドイッチ屋。昼時は行列になる地元人気店。 |
【Cerveceria Catalana】 行列のできるバルセロナでも屈指の人気バルのボカデイーヨもお勧め。 |
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高くつくパエリヤ
スぺイン料理の代表「パエリア」 専門店の場合は一人前20~25ユーロ前後で、日本人が好きなシーフドパエリヤだと25ユーロ。
また、二人前から注文を受けるレストランがほとんど。
パエリヤだけでも2人で日本円で5千円それに、前菜とドリンクを別に注文する訳ですから、決してお手頃な食事とは言えません。
またバルの一品料理タパスは、旅行者が多いエリアだと安いものでも1品4~5ユーロから。
観光エリアを離れると、オシャレ度とともに値段も下がります。
バルやカフェ で飲み物をオーダーするときは、『カウンター席<店内のテーブル席<外のテラス席』の順にちょっとずつ(10センティモくらい)値段が高くなります。
以下、パエリア(単体)の値段と日本人の外食平均予算を比較してみました。
ただし当サイトお勧め日本のガイドブックでも紹介されているちゃんと名前の知れた、評価の高いレストランでパエリヤだけを食べると言うのは通常あり得ません。
なので、前菜+ドリンクを入れると予算はパエリヤ単体の倍近くは掛かると思って下さい。
パエリヤのみ(専門店) | 3600円 |
前菜+ドリンクを含む場合 | 6600円 |
日本人の外食予算平均 | 3,000円* |
*アサヒビールの調査より。 |
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食事代の目安
朝食セット(クロワッサンなど+コーヒー) | 2~3ユーロ (280~410円) |
フレッシュ オレンジジュース |
2.50~3ユーロ (350円~410円) |
カフェテリア バルの定食 |
10ユーロ前後 (約1380円) |
手頃なレストラン (定食) |
12~16ユーロ (1660~2200円) |
ボカディーヨ | 4ユーロ (550円) |
バルでタパスをつまみながら1~2杯飲んで | 12~20ユーロ (1,730~2,880円) |
ピンチョスのバルでピンチョス4個と飲み物 | 12ユーロ (1,730円) |
庶民レストラン アラカルト |
25~40ユーロ (3,600~5,760円) |
中級レストラン アラカルト |
40~70ユーロ (5,760~10,080円) |
高級レストラン アラカルト |
80~200ユーロ (11,520~28,800円) |
最高級 ミシュラン2~3星 |
200~350ユーロ (28,800~50,400円) |
*夜はメヌー(定食)が無いのでアラカルトになります。料金にはドリンク(一番安いワイン1本)込。 |
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【お勧めレストラン&バル、リスト】 実際に何度も足を運んで食べ、選りすぐったリスト。もうこれで失敗しないぞ! |
「日本人がよく失敗する店」 ガドブックを見て行ったのに、こんなはずじゃなかった・・。ガックリ店のリストです。 |
日本なみの宿泊代
以前は値段の割に設備が古かったのも近年その多くが改装工事をしてリニュアール。
更に最新設備で新規にオープンしたホテルも加わり宿泊環境は良くなっています。
また、宿泊代については日本とほぼ同じと考えて問題ありません。
尚、それなりに快適さを求めるなら15,000円~30,000円と言うところ。シーズンにより料金に大きな差が出るバルセロナですが、大体の以下を目安にしてください。
11~3月初旬 | 一番安い時期 |
3月初旬~10月 | 高い時期(クリスマスから年明けの第一週を除く) |
*上記の季節でも展示会・国際会議、F1が開催される週、また豪華客船の入港などがあると一気に料金が上がります。
ちなみに最も料金が上がるのは毎年2月に開催される、世界最大規模の携帯通信関連見本市「モバイル・ワールド・コングレス」 。
安くてもこんなホテルはダメ
ネットの大手予約サイトで検索すると、ホテルのグレードに比べてやけに安い値段設定のホテルを見かけます。
その代表が市の外れのショッピングモール横の「Daigonal Mar」周辺のホテル。
例えばヒルトンと言っても設備こそ新しいですが観光スポットへのアクセスが悪く、ツアーで観光バス移動ならまだしも個人旅行の方は避けた方が無難。
アドバイスとしては基本的に予約は早めに入れた方が料金が安く、またシーズン中は混みますので旅行計画を立てる最初に取り合えず保険の意味で予約します。
通常、宿泊日の2,3日前まで無料キャンセルもできるので、その後に情報を収集して旅程が固まり他に更に良いホテルが見つかれば一旦キャンセルし、改めて希望のホテルに予約を入れ直すと失敗がありません。
「私達なら知り合いをここに泊める!」 日本の友人に聞かれたら、自信をもって勧める中高級ホテルのリストはこれだ! |
ありえない法外な入場料
毎年少しずつ値上がりしていくバルセロナの主要観光スポットの入場料。誰もが見たいサグラダ・ファミリアは塔のエレベーター付きが36ユーロ。
カサ・バトリョ35ユーロ、カサミラ25ユーロ、グエル邸12ユーロ、そしてグエル公園が10ユーロと、市内のガウディの主な建築物を見ただけで118ユーロ、日本円で1万7千円。
ここまで高額な理由はバルセロナで公共、市が運営しているのはグエル公園、グエル邸のみでそれ以外は企業や団体の持ち物でそれぞれが独自に運営していて、それらは利益を追求するあまり観光客の足元を見透かした法外とも言える値段設定になっています。
少しでも節約したい場合は、無料入場日や予約不可など使い勝手は悪いですがお得なツーリストチケットを利用するといいでしょう。
以下、日本を代表する観光地京都の世界遺産NO1スポット清水寺、金閣寺、また日本が誇る収蔵品数4,564品の国立西洋美術館と以下比較してみました。
サグラダファミリア | 5,180円 (塔のエレベータ&オーディオガイド付き) |
清水寺(京都) | 400円 |
カサ・バトリョ | 6,480円(ファストパス+オープンデート付) |
金閣寺(京都) | 400円 |
ピカソ美術館 | 1,730円(常設展) |
国立西洋美術館(東京) | 500円(常設展) |
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無料日一覧 |
【ピカソ美術館】 毎月第1日曜日終日、毎週日曜日15時以降 |
【カタルーニャ美術館】 毎月第1日曜日終日、毎週土曜日15時以降、2/12、5/18、9/11、9/24 |
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【グエル邸】 4/1~10/31の毎週日曜日17~20時、11/1~3/31の毎週日曜日14:30~17:30 |
【サン・パウ病院】 毎月第1日曜日、1/25、2/12、4/23、5/9、9/24 |
*尚、無料日は確実に通常より混みますので、行列は覚悟してください。 @ @ |
お得なチケット |
【バルセロナカード】 交通機関や観光施設の無料または割引特典あり (詳細) |
【アルティケットArticket BCN】 バルセロナの人気美術館全6館の入場券が含まれる 30ユーロ. |
*尚、バルセロナカードの割引を使ってのインターネット予約は出来ません。カサバトリョやカサミラなどの予約必須の場所も予約できないのに加えネット購入の割引料金も得られないのでメリットは全くありません。
不人気なな観光スポット入場でしか、実質的に得はありません。割引チケットについて徹底検証した記事もご覧ください。 |
交通費節約はコツ次第
地下鉄は一回券で買うと日本より確実に高いのですが10回の回数券を買うとお安くなります。
地下鉄、バスなどバルセロナ市の公共交通機関のすべてに乗れて、時間内の乗り継ぎが無料、10回使えて11.35ユーロ(1,630円)です。
*2022年の急激な物価高への対策として現在、地下鉄回数券が年内は割引価格となっています。また2023年もそれが継続される可能性があります。
尚、日本のSUICAやICOCAの様なICカードの切符もありますが発行手数料が4.5€かかるのと、カードは申し込み後にバルセロナ市内の自宅住所に郵送されて来るので旅行者は実質利用不可です。
自販機で買える紙のチケットを購入利用して下さい。
【T-casual 回数券(10回)買い方動画付き詳細記事】
バルセロナ地下鉄 | 350円* 160円(10回券の場合) |
東京メトロ | 290円* (回数券割引無し) |
*バルセロナ地下鉄1号線の端から端まで20.5キロメートルの同一料金。 *上記東京メトロはバルセロナの同一料金のと比較する為に20.5キロ区間の乗車料金を載せていますが、初乗り170円(1~6Km)、200円(7~11Km)の区間の利用が一番多いので、単純に比較できません。 |
スペインの高速鉄道のAVEと日本の新幹線を比較すると一番利用の多いバルセロとマドリッド間(約600km)の料金、時間帯によりますが平均すると100€弱。
一方、新幹線は東京から同じ距離600kmにある岡山までの料金(自由席)は16,600円。
鉄道に関してはスペインが圧倒的にお安く、時間帯によっては半額以下。
スペイン RENFE | 6,500~17,300 円* |
日本 JR東海 | 17,340円 |
*早朝や夜の遅い列車が安く、ビジネス利用の多い朝9時頃や夕方の一部の時間帯が高い料金設定になっています。 |
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【地下鉄 Metro メトロ】 バルセロナ市内を観光するなら、地下鉄の利用の仕方を知っておくと、とても便利! |
【市バス Autobus】 バルセロナ市民の足となる市バスを、旅行者が使うのは一見難しそうですが… |
安いタクシー
バルセロナはタクシー代も安く初乗り2.30ユーロ(330円)その後1kmに付き1.21ユーロ加算。
距離が2km付近でこそ東京との差は殆どなくなりますが、距離が長くなるほど割安になります。
また2~3人で乗るなら利用価値は更に高く、4人なら一人当たりで地下鉄より安くなることも。
タクシー乗り場まで行くことなく、流しのタクシーがバルセロナ市内なら簡単に拾えますので気楽に利用して下さい。
*平日の昼間利用料金。
*一般社団法人東京ハイヤー・タクシー協会より。
主な観光スポット間のタクシー料金の目安一覧 | |
サグラダ・ファミリアからグエル公園まで | 約7ユーロ(1,010円) 実際にこの区間を乗車した動画 |
カタルーニャ広場からサグラダ・ファミリアまで | 約7ユーロ(1,010円) |
グラシア通りからカンプ・ノウスタジアムまで | 約12ユーロ(1,730円) |
空港から市内まで | 約35ユーロ(5,040円) |
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【タクシー TAXI】 日本に比べて安く、市内なら10€もしませんので疲れた時は気楽に利用してください。 |
【タクシー利用時の注意点】 最近、バルセロナに到着したばかりの何も知らない旅行者に、不要な… |
安いコンサート
日本だと高いクラシックや世界的な有名奏者のコンサート、レベルの高いフラメンコの舞台などがかなり安く観ることができます。
バルセロナに来たなら、建築家モンタネールが設計した「カタルーニャ音楽堂」に足を運んでみましょう。
チケットの料金はコンサートによって、また席によって変わりますが、安い席で20ユーロ(2,760円)から。
世界遺産にも登録されている美しいメインホールを見るだけでも感動すること間違いなし!
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スーパー
日本に比べると野菜や果物、肉はかなり割安に手に入ります |
食事代でも既に述べましたが、外食は決して安くありません。
ただし、スーパでの買う生鮮食品の肉や野菜、果物、アルコールなどは売っている物品揃えが違うので一概に比べられませんが、ここに住んでいる私達日本人からすれば、バルセロナの方が日本より3割程安く感じます。
キッチン付きのアパートメントホテルに長期滞在される方以外には関係ないかも知れませんが、旅行中に一度はスーパ―へ寄って日本と値段の違いを比べてみると面白いと思います。てみ
ファーストフード
マクドナルドのビッグマックセット | 6.86ユーロ(960円) |
スターバックスのカフェラテ(トール) | 2.70ユーロ(370円) |
〃 フラペチーノ(トール) | 4.30ユーロ(590円) |
クロワッサン | 1.30ユーロ(190円) |
バルで飲むカフェコンレチェ(カフェオレ) | 1.50ユーロ(220円) |
〃 の生ビール | 1.60~2.50ユーロ(230~360円) |
〃 グラスワイン | 2.50~3.50ユーロ(360~500円) |
ペットボトルのミネラルウォーター(500ml) | 0.35ユーロ(50円・スーパーでの購入価格) |
コカコーラ(330ml) | 0.70ユーロ(100円・スーパーでの購入価格) |
缶ビール(330ml ) | 0.70ユーロ(100円・スーパーでの購入価格) |
*ここで挙げた値段は平均。観光地や中心部では割高になり、逆に観光客の訪れないエリアでは安くなる傾向にあります。
【メルカドーナ】 2010年にスペインの大手デパート「エル・コルテ・イングレス」の売り上げを… |
【カルフールマーケット(ランブラス店)】 バルセロナ一番の繁華街ランブラス通りにあるスーパーは観光客では… |
その他
FCバルセロナの試合はJリーグに比べるとかなり高い |
人気のサッカー観戦は、試合によりますがチケット代が日本に比べるとかなり高額。
プレミアチケットのクラシコなどは1枚がなんと十数万円を超えます。
ただ、世界屈指のクラブチームのFCバルセロナと、スペインなら2部もしくは3部レベルと言われる日本のJリーグを同列に比べる事自体無理があります。
あと、たばこはヨーロッパ内では比較的安くなっていたり、逆にガソリンは日本より税率が高く割高となっています。
タバコ | 5.5ユーロ程 (790円) |
ガソリン(1L) | 2.12ユーロ (310円) |
公衆電話よりバルセナ市内3分通話 | 0.30ユーロ (40円) |
日本への郵便(はがき・封書) | 1.60ユーロ (230円) |
カンプ・ノウのスタジアムツアー |
28ユーロ (4,000円) |
FCバルセロナ試合チケット(メイン席) | 平均179€(25,780~円) |
カタルーニャ音楽堂ガイドツアー | 20ユーロ (2,880円) |
「バルセロナからの郵便」 日本に郵便物(特に小包)を送るなら、ちょっと中心部から外れ…. |
【サッカーチケット格安手配】 どのチケット業者より安く確実に良席を手配することを使命として… |
まとめ&アドバイス
いかがでしたか、バルセロナの物価をなんとなくつかんでいただけたでしょうか?
日本より確実に高いのは外食と観光スポットの入場料です。
導入当時は坊主丸儲けと非難を浴びた京都の寺の拝観料ですが、バルセロナのレベルは数段上。
それは正にガウディ丸儲けの世界です。
また、有名な代表作品があまり無いバルセロナのピカソ美術館と、世界3大美術館のマドリードのプラド美術館(15ユーロ)との入場料の差はたった4€と、何がその値段の根拠になるのか全く意味不明。
せっかくバルセロナに来て見ない訳にはいかず、サグラダファミリアを筆頭に観光客の足下を見たその値段設定には、やり過ぎ感が否めず地元に住むスペイン人達からでさえ幾ら何でも..と呆れる声がでるぐらいです。
からも
公共交通の地下鉄も10回券を買うと安いのですが、地元のスペイン人ならだれも買わない1回券だと2倍に跳ね上がり日本のより高くなってしまいます。
残念なことですがバルセロナに慣れていない旅行者から、よりお金を多く取ると言う仕組みがカタルーニャ州政府ならびにバルセロナ市当局を中心に出来上がっていて、近年それがより顕著に表れてきています。
そんな中でポイントとしては、地元スペイン人が利用するカフェやバル、食料品はスーパーマーケット、また公共交通機関は割安回数券を上手に使うことかです。
最後に、そうは言ってもお金ばかりを気にしすぎると、せっかくの旅行が楽しめなくなります。
重要なのはバランスよく、そしてメリハリ。
お美味しい物を食べて、観たいものもしっかり観て財布に優しい旅を楽しんでください!
記事は取材時点のものです。現在とは記事の内容が異なる場合もありますのでご了承ください。間違った情報、また有用新情報、分かり難い点や質問等ございましたら情報共有いたしますので、サイト内の「バルセロナ観光情報掲示板」に書き込んでください。 |
@ | この記事を書いた人:アキモト 日本で社会人を経験後マドリッドへ大人の語学留学。海のあるバルセロナへ移住後、バルセロナウォーカーにて情報を発信しています。最終更新 2022.12.19 |
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