バルセロナの各地区ごとに行われる祭りの最後に行われるコレフォックは、歴史はまだ浅いですが今やバルセロナのみならずカタルーニャ地方の名物。
強烈な太鼓のリズムに合わせて、悪魔の集団がたいまつと花火で悪霊を追い払う地元の祭りの風物詩です。
観光で来れれる方は滅多に見れるものではありませんが、運よくその時期に当たったら是非ごらください。
一生の思い出に残ること間違いなし!
と言うわけで、いつもの様に解説していきます。
祭りの〆、コレフォック
大体、日没と共に始まります。なので日の長い夏はスタートが夜22時だったりします。
始まり
最初に太鼓の軍団が練り歩き | 悪魔が火を吹き練り歩く |
日が沈んで暗くなる頃に始まるのですが、前半のあまり明るい時だとイマイチ盛り上がりません。
見物していてもそうですが、盛り上がるのは暗くなってくる後半。
さてまず悪魔(怪物)が行列の先頭。次に悪霊を追い払う役の中世の格好をした人達が花火を持って通りを進み、最後に爆竹の音に負けじとかき鳴らす太鼓部隊が練り歩きます。
爆竹、花火ぐるぐる
一回でこれだけ、かなりの量の花火が消費されます | |
行進中はこの箱の中に花火 | 花火が回転できる串刺 |
火薬の燃焼で花火が回転。最後にパンと爆ぜて終わり |
さて実際どんな感じでやるかと言うと、ご覧のように棒の先に花火を取り付けて点火。
すると火が付いた花火がぐるぐる回転し、これを持ってただ走り回る、ただそれだけ。
また、花火を持たない沿道の見物人、もちろん日本人でもだれでも参加OKで花火のシャワーの中は迫力満点!
巨大人形も登場
色んな悪魔がいます | 虫もいて |
定番と言えばこのドラゴン | マッチョな悪魔 |
可愛いというのには程遠いものばかり、一応悪魔なので… |
花火を持って走り回る以外にも、悪魔に由来する様々な人形が行進します。
なかでも定番はドラゴン。中に人が入っているもの以外にもタイヤがついていて押されて移動するものなどもあります。
サグラダ・ファミリアにて
注意点の解説
参加するにあたっての注意点を解説しました。
まとめ&アドバイス
バルセロナのお祭りの定番と言えば、巨人人形の街中行進がありますが、このコレフォックの方が迫力満点で人気があります。
特に写真が好きな方には絶好の被写体で良い写真が撮れお勧めです。
開催日に関しては、メルセ祭や市内に約70程ある各地区のお祭りの際に見れます。
大体、お祭りの最終日もしくはその前日にあるので年間を通して月に一度は見れます。
スペインなので確かな日程と練り歩くコースが分かるのは2,3週間前になることが多く、開催日は随時ツイッターでお知らせしていますのでご確認ください。
お勧め度:★★★★★
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@ | この記事を書いた人:カミムラ:生まれ京都府。1989年日本を離れバックパックをかついで海外へ。 |
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アこの記事を書いた人:カミムラ:生まれ京都府。1989年日本を離れバックパックをかついで海外へ。アジア、アフリカ、中南米、ヨーロッパを旅し1997年よりバルセロナに在住。。 記事最終更新 2022.10.20 |
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