
現在のバルセロナでは、支払いは基本的にクレジットカードやデビットカードで問題ありません。
レストラン、スーパー、カフェ、観光施設、ショップ、タクシーなど、日常的な支払いのほとんどでカードが使えます。
スペインで生活している感覚から言えば、今ではカード決済ができない店の方がかなり珍しく、店側にとってもカードが使えないこと自体が商売上の大きな不便になっています。
そのため、バルセロナ旅行で多額の現金を持ち歩く必要はありません。
支払いは基本的にすべてカードで行い、現金はあくまで万が一のための保険と考えるのが現実的です。
たとえば、通信エラーでカード端末が一時的に使えない、手持ちのカードがなぜか通らない、少額のチップを渡したい、市場や露店で小さな買い物をしたい。そうした場面に備えて、少しだけ現金を持っておけば十分です。
この記事では、現在のバルセロナのお金事情を踏まえながら、旅行中に必要な現金の目安、カードの準備、両替の考え方について解説します。
必要な現金はいくら?
個人的には、旅行中に持ち歩く現金は50ユーロ程度でよいと思います。
できれば、10ユーロ札や5ユーロ札など、使いやすい少額紙幣を中心にしておくと便利です。
逆に、100ユーロ札や200ユーロ札のような高額紙幣は、旅行者にはほとんど必要ありません。小さな店では使いにくいことがありますし、盗難に遭った場合の被害も大きくなります。
バルセロナ旅行では、支払いはカード中心。現金は50ユーロほどを保険として持つ。
このくらいの考え方が、今の時代には一番現実的です。
現金を用意するなら
バルセロナ旅行で現金を用意する場合は、必要最低限を日本で両替しておく程度で十分です。
現在のバルセロナでは、支払いは基本的にカードで問題ありません。そのため、現地で日本円をユーロに両替することを前提にする必要はほとんどありません。
スペインに着いてから両替所や銀行を探すのは手間がかかりますし、レートや手数料も分かりにくいことがあります。
また、スペインの銀行は営業時間が限られており、基本的には平日の午前から昼過ぎまでの営業です。旅行中に両替のためだけに銀行を探すのは、時間の使い方としてもあまり効率的ではありません。
現金を持ってくるなら、日本で50ユーロ程度を少額紙幣にして用意しておく。そのくらいで十分だと思います。
それよりも大切なのは、カードを複数枚持ってくることです。
カードはできれば3枚あると安心
バルセロナ旅行では、多額の現金を持つより、カードを複数枚用意しておく方が実用的です。
海外旅行では、カードが一時的に使えない、ICチップの不具合で読み取れない、カード会社のセキュリティ判断で止まる、利用限度額に引っかかる、といったことが起こる可能性があります。
そのため、1枚のカードだけに頼るのではなく、できれば3枚ほど用意しておくと安心です。
1枚は普段使い、もう1枚は予備、さらにもう1枚は盗難や紛失、カード停止時の保険として考えるとよいでしょう。
Visa と Mastercard のように、異なるブランドのカードを組み合わせておくと、さらに使いやすくなります。
また、すべてのカードを同じ財布に入れておくのはおすすめしません。
1枚は普段持ち歩く財布に入れ、予備のカードはホテルのセーフティボックスなど、別の場所に保管しておくと安心です。
万が一、財布を盗まれたり紛失したりしても、別の場所に予備カードがあれば、その後の旅行を続けやすくなります。
現金を多めに持つより、支払い手段を分散しておく方が、今のバルセロナ旅行では現実的な対策です。
1ユーロコインも少し用意しておく
現金は50ユーロ程度で十分ですが、できれば1ユーロコインを数枚持っておくと便利です。
バルセロナでは支払いの多くがカードで済みますが、観光中に思わぬところでコインが必要になることがあります。
たとえば、サグラダ・ファミリアでは、塔に上るエレベーターを利用する際などに、大きな荷物をロッカーへ預けるよう案内されることがあります。
そのロッカー利用時に1ユーロコインが必要になり、手元にコインがなくて困る旅行者が実際にいます。
こうした場面は頻繁にあるわけではありませんが、起きるとその場で少し慌てます。カード社会になった今だからこそ、逆に小銭をまったく持っていない人も多くなっています。
そのため、現金を用意する場合は、紙幣だけでなく、1ユーロコインを数枚持っておくと安心です。
たくさんの小銭を持ち歩く必要はありません。1ユーロコインを2〜3枚ほど財布に入れておく程度で十分です。
カード中心の旅行でも、こうした小さな現金があるだけで、現場で困る場面を避けられることがあります。
高額紙幣は持たない
旅行者が100ユーロ札や200ユーロ札を持ち歩く必要はほとんどありません。
大きな金額の支払いはカードで済ませればよく、少額の支払いのために高額紙幣を出すと、店側が嫌がったり、断られたりすることがあります。
特にカフェ、バル、小さな商店、市場、露店などでは、高額紙幣は使いにくいと考えておいた方がよいでしょう。
また、現金は盗まれたら基本的に戻ってきません。
カードであれば停止手続きができますが、現金はそのまま失うことになります。
バルセロナ旅行では、現金を多く持つことが安心につながるわけではありません。むしろ、持ち歩く現金を少なくし、カードを複数枚用意しておく方が安全です。
ATMでのキャッシングについて
バルセロナ市内にはATMも多くあります。
どうしても現金が足りなくなった場合は、ATMでキャッシングすることもできます。
ただし、旅行者にとっては、ATMの利用にも注意が必要です。
まず、ATMによっては独自の手数料がかかることがあります。また、画面に表示される為替レートが分かりにくい場合もあります。
さらに、街中のATMで現金を引き出す場合は、周囲にも注意が必要です。ATM操作中はどうしても財布やカード、現金に意識が向きます。そのため、人通りの多い場所や、周囲に不審な人がいる場所では避けた方が安心です。
現金が必要になった場合でも、できれば銀行内や明るく人目のある場所のATMを使う方がよいでしょう。
ただし、そもそもバルセロナ旅行では多額の現金は必要ありません。
最初から日本で50ユーロ程度を用意しておき、支払いはカード中心にすれば、旅行中にATMで現金を引き出す場面はほとんどないと思います。
まとめ
現在のバルセロナでは、支払いは基本的にカードで問題ありません。
レストラン、カフェ、スーパー、観光施設、ショップ、タクシーなど、旅行中に利用するほとんどの場所でクレジットカードやデビットカードが使えます。
そのため、旅行前に多額のユーロ現金を用意する必要はありません。
現金を持つなら、50ユーロ程度を少額紙幣で用意しておけば十分です。さらに、1ユーロコインを2〜3枚ほど持っておくと、ロッカー利用など思わぬ場面で役立ちます。
一方で、本当に大切なのは、現金を多く持つことではなく、カードを複数枚用意しておくことです。
できれば3枚ほどカードを持ち、Visa と Mastercard など異なるブランドを組み合わせ、予備カードは財布とは別の場所に保管しておくと安心です。
バルセロナ旅行では、支払いの中心はカード。現金はあくまで保険。
現金を増やすより、支払い手段を分散する。
この考え方が、今のバルセロナ旅行には一番合っていると思います。
記事は取材時点のものです。現在とは記事の内容が異なる場合もありますのでご了承ください。間違った情報、また有用新情報、分かり難い点や質問等ございましたら情報共有いたしますので、サイト内の「バルセロナ観光情報掲示板」に書き込んでください。
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この記事を書いた人:カミムラ:生まれ京都府。1989年日本を離れバックパックをかついで海外へ。アジア、アフリカ、中南米、ヨーロッパを旅し1997年よりバルセロナに在住。 記事最終更新 2026.06.19 |
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