バルセロナのタクシーを乗りこなす方法をここで解説します。
目次
はじめに
バルセロナの観光地の多くは、地下鉄や市バスといった公共交通機関で簡単にアクセスできます。特に地下鉄は路線が分かりやすく、駅構内や車内も清潔で、旅行者にとって心強い味方です。
ただし、到着直後に大きな荷物を抱えて移動する時や、ショッピングの後に手荷物が増えた時、そして早朝や深夜の移動では、タクシーを利用する方が安全で効率的な場合があります。
それでも「できればタクシーは使いたくない」と感じる日本人旅行者が少なくありません。なぜそう思ってしまうのか――まずはその背景から整理してみましょう。
日本人がタクシーを避ける理由
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公共交通に慣れているから
日本は鉄道・地下鉄・バスが非常に発達していて、生活の中でタクシーを使う機会が少ないため「タクシーは特別な時だけ」という感覚が強く残っています。 -
料金が高いという意識例えば、
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成田空港 → 東京駅:約25,000〜30,000円(150〜180€)
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関西空港 → 大阪駅:約15,000〜20,000円(90〜120€)
このような金額感覚から「タクシー=贅沢」「コスパが悪い」と思い込みやすいのです。
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公共交通への安心感
日本の電車やバスは安全・正確・清潔。そのため「タクシーを使わなくても大丈夫」と感じやすい傾向があります。 -
疲れていても我慢する心理
観光で歩き疲れていても、「タクシーを使うのは甘え」という意識から無理をしてしまうこともあります。
バルセロナでは事情が違います
ところが、バルセロナではタクシーの位置づけがまったく違います。
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空港から市内中心部まで 約30〜35€(約5,000円前後)。
→ 日本の空港タクシーの 5分の1以下。 -
複数人で乗れば、エアロバスや電車より一人当たりの料金が安くなることもあります。また、夜間や荷物が多い時には、最も安全で効率的な移動手段と言って間違いありません。
日本では「タクシー=高い・贅沢」というイメージがありますが、バルセロナではむしろ実用的でコスパの良い移動手段。この違いを理解しておくと、現地での移動がぐっと快適になります。
ではここから、実際にバルセロナでタクシーを利用する際のポイントや注意点を詳しく見ていきましょう。
黄色と黒のツートン
バルセロナのタクシーはすべて市の認可を受けており、車体は黒と黄色のツートンカラーが目印です。
料金はメーター制で、助手席前のフロントガラスには運転手の顔写真入りの許可証が掲示されています。
通常車両の定員は日本と同じく最大4名(前に1人、後ろに3人)。そのほかにミニバンタイプの7人乗りもありますが、台数が少ないため、市内で流しを拾うのは難しく、主に空港などで利用できます。
また、小さなお子様でも必ず一人として数えられます。法定の乗車定員を超える場合は乗車を断られてしまうので注意が必要です。
乗り方
タクシー乗り場から乗る
空港や主要な駅、観光スポットの近くには必ずタクシー乗り場があります。
そこでは列に並び、順番が来たら先頭に停まっているタクシーに乗り込むのがルールです。
ここをクリックすると、上のバルセロナ市内の全てのタクシー乗り場の位置が分かる地図に飛びます。
観光スポット | 場所 | 地図 |
サグラダファミリア | Sardenya 通りと Mallorca 通りの交差点 (受難の門前の公園の角) | ココ |
グエル公園 | カルメル自動車道 | ココ |
カサ・バトリョ | Aragó, 278 | ココ |
グエル邸 | ランブラス通りこの辺りにて流しのタクシーを拾う | ココ |
カサ・ミラ | グラシア通りこの辺りにて流しのタクシーを拾う | ココ |
カタルーニャ音楽堂 | ライエタナ通りこの辺りにて流しのタクシーを拾う | ココ |
カンプノウ・スタジアム | ミュージアムの前のタクシー乗り場 | ココ |
サンパウ病院 | 病院を出た斜め前 | ココ |
流しのタクシーに乗る
左写真の様に、車体上部の「TAXI」マークの横に■ 緑ランプが点いているタクシーが近づいてきたら、日本と同様に手を挙げて止めます。
【流しのタクシーとサインの見分け方】
タクシーのフロントガラスには「LIBRE(スペイン語)」と「LLIURE(カタルーニャ語)」の表示があります。いずれも“空車”を意味し、どちらも同じです。ただし、この表示は日光の反射で見えにくいことがあるため、屋根の■ 緑色ランプを目安にすると分かりやすいでしょう。
【バルセロナでは流しの利用が一般的】
スペインでは都市によってルールが異なり、たとえばバレンシアや一部の地方都市ではタクシー乗り場以外で客を拾うことが禁止されています。
しかしバルセロナではその制限はなく、路上で手を挙げて流しのタクシーを止めることが可能です。実際、市民の多くはタクシー乗り場ではなく流しを利用しています。
【乗り場を探すより流しが早い】
市内中心部や大きなホテル、広場などにタクシー乗り場がありますが、わざわざ探すよりも通りを歩いて流しを捕まえる方が簡単です。多くの場合、1〜2分以内に見つかります。
【流しがつかまる範囲】
大雑把に言えば、市内中心部からグエル公園を含む観光エリア一帯(下の地図)では、平日の日中なら問題なく流しのタクシーを拾うことができます。主要な観光スポットはほとんどこの範囲に含まれており、旅行者にとっても利用しやすい環境です。
流しのタクシーを拾うコツ
● 交通量の多い大通りで探す
「流しは簡単に拾える」とはいえ、道によってはまったくタクシーが走っていないこともあります。その場合は、少し歩いて交通量の多い大きな通りに出ると、すぐに見つけやすくなります。
● 空車は右側の車線を走行
バルセロナでは複数車線がある道路の場合、一番右側がタクシーやバス専用になっています。そのため流しのタクシーを捕まえるときは、進行方向に向かって道路の右側で待つと見つけやすく、スムーズに乗車できます。
● 交差点で待つと効率的
2つの道路が交わる交差点では、前方と横の2方向からやってくるタクシーを狙えるため効率的です。特に通りの角付近(☆マーク)に立つと、運転手からも見つけてもらいやすくなります。
【拾えないケースと注意点】
● タクシー乗り場付近では拾えない
タクシー乗り場から半径50メートル以内では、流しのタクシーは停まってくれません。もし空車を合図したのに素通りされた場合は、近くに乗り場がないかを確認してみてください。
● 天候やイベントによる混雑
日本と同じく、急な雨が降ると一気に空車がつかまりにくくなります。また、夜遅く終わるサッカーの試合後は、観客が一斉に帰宅するためタクシー争奪戦になることもあります。*現在カンプノウスタジアムは建て替え工事中
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【試合後のタクシー捕獲術】 10万人収容スタジアム、帰りのタクシー争奪戦に勝ち抜く裏技を伝授します! |
ホテルやレストランで呼んでもらう
【ホテルからタクシーを呼ぶ】
大通り沿いの大型ホテルでなければ、タクシーが常に待機していることはほとんどありません。ただし、どのホテルでもレセプションに頼めばすぐに呼んでくれます。通常は5〜10分ほどで到着します。
【レストランやタブラオの場合】
レストランやフラメンコのタブラオから帰る際も、店員にお願いすればすぐに手配してくれます。レストランでは会計の際にあらかじめタクシーを頼んでおくと待ち時間がなく効率的です。
【早朝出発のときの注意点】
フライトの関係で早朝にホテルを出発する場合は、前日中にレセプションにタクシー予約を依頼しておきましょう。依頼のタイミングは、前日の夜か、遅くとも前日の朝の外出前が適切です。
タクシー会社は基本的に予約は前日からしか受け付けていません。*あまり早く依頼してもホテル側が忘れてしまうことがあるため注意してください。
その他の注意事項
● ドアは手動
スペインのタクシーは日本のような自動ドアではありません。乗降時は必ず自分でドアを開け閉めし、降りる際はドアを閉め忘れないよう注意してください。
● 右側通行に注意
スペインは右側通行です。日本の感覚で反対側のドアを開けると、車道に面して危険な場合があります。必ず歩道側のドアから降りましょう。
● トランクの荷物は運転手が担当
スーツケースなどのトランク荷物は、すべて運転手が積み降ろししてくれます。乗客が手を出す必要はありません。この点は日本より便利です。
● シートベルトは後部座席も必須
スペインでは法律で後部座席でもシートベルト着用が義務づけられています。乗車したら必ずシートベルトを締めましょう。
運賃
*平日の昼間利用料金。
<初乗り料金>
2.75ユーロ(1kmにつき1.21~1.45ユーロ加算)
※料金の設定は時間帯によって異なります。早朝や夜間、日曜祝日は23%UP割増料金になります。
@
@
<追加料金>
走行運賃のほかに、各種追加料金が設定されています。主な追加料金は
●バルセロナ空港から乗る場合、または空港へ向かう場合 4.50ユーロ
*尚、空港発はどんなに近くても最低料金:21 €からとなります。
●サンツ国鉄駅またはフランサ駅から乗る場合 2.50ユーロ
メーター
料金はメータの上の赤枠のところに表示され、追加料金は下の青枠に表示されます。
例えば空港から市内のホテルまで2人で乗車、スーツケースが2個として。。
ホテル到着時に赤枠に料金が29€表示されたとしたら、下の青枠の追加料金4.50€(空港割り増)が加算され合計33.50の支払いとなります。
運賃と追加料金の一覧は、後部座席の窓に以下のシールが貼られています。
<タクシー料金の目安と所要時間(混雑していない場合の平日昼間料金)>
@
●サグラダ・ファミリアからグエル公園まで約9ユーロ 約10分
●カタルーニャ広場からサグラダ・ファミリアまで約8ユーロ~ 約10分
●カタルーニャ広場からカンプ・ノウスタジアムまで13ユーロ~ 約15分
●空港から市内中心部まで約35~38ユーロ 約30分
★バルセロナの道路は一方通行が非常に多く、地図を見ていると「遠回りされているのでは?」と感じることもありますが、実際は一方通行を迂回しているだけというケースがほとんどです。
タクシー料金の目安を知りたい場合は、バルセロナ都市圏交通局(AMB)公式の計算サイトが便利です。出発地と目的地、日時を入力すると所要時間と料金が表示されます。Googleマップの検索結果に出る概算料金よりもはるかに正確で、最も信頼性が高い方法といえます。
現状の注意点としては、地図上の任意の場所をクリックして出発地や目的地を指定することはできず、住所か施設名を直接入力する必要があります。カタルーニャ語の住所入力はやや手間なので、日本人旅行者の方には、ホテル名のほか、Googleマップで近くのレストランやショップ名を確認して入力する方法がおすすめです。サグラダ・ファミリアやグエル公園などの有名観光地や主要ホテルは、そのまま名前を入力すれば問題なく検索できます。
利用人数と荷物の個数
【基本のセダンタイプ】
タクシーの乗車定員は最大4人、スーツケースは最大4個まで積載できます。
ただし、80Lクラスの大型スーツケースはトランクに収まらないことが多いため、1個あたり60L以下の中型サイズを目安に考えてください。
【バンタイプ】
バンタイプのタクシーは、最大7人まで乗車可能で、荷物はおおよそ6個までが目安です。
ただしこれはあくまで一般的な目安で、実際には車種やスーツケースの大きさによって大きく変わります。
例えば、旧型プリウスのような車両では中型スーツケースでも3個しか入らない場合がありますし、逆に4人乗車なら荷物スペースに余裕ができます。反対に7人乗るとスーツケースは6個も入らないことがあり、7人がそれぞれ大きなスーツケースを持って乗るのは現実的に不可能です。
また、バンタイプのタクシーは近年増えてきてはいますが、市内の流しで拾える台数はまだ少なく、空港以外では運次第です。利用する場合は、ホテルのレセプションで予約してもらうか、Free Nowなどのアプリで事前手配するのが確実です。
なお、バルセロナ空港からの場合は6人程度のグループなら1台に収まるケースが多いですが、7人になると荷物次第で2台に分かれる可能性が高いです。ただし心配はいりません。タクシー乗り場には係員がいて、もしバンタイプがその場にいなければ無線で呼んでくれます。係員の指示に従って少し待てば、数分で到着します。
行き先を告げる
タクシーに乗ったらまず行き先を伝えます。主要なホテルや観光地であれば、名前を言うだけでほとんどのドライバーは理解してくれます。
ただし、発音が伝わりにくかったり、新人ドライバーで土地勘が浅い場合もあるため、行き先の名称と住所を紙にメモして見せるのが最も確実です。
スマホのGoogleマップを見せる方法もありますが、日本人のスマホ設定では道路名がカタカナで表示されてしまうことが多く、ドライバーにとってはかえって分かりにくくなる場合があります。そのため、住所をそのまま見せる方がよりスムーズです。
Av. de la Catedral, 7, 08002 Barcelona
カテドラル大通りの7番
Carrer de Pelai, 3, 08001 Barcelona
ペライ通りの3番
住所の見方はシンプルです。最初の 赤の部分 が通りの名前、その後ろの数字が建物番号です。次に 青の数字 が郵便番号、最後の オレンジ が「バルセロナ市」を表します。ここで一番大事なのは 赤の通り名と番号。これさえ分かれば、ドライバーは問題なく目的地まで連れて行ってくれます。
ちなみに、上の例で Av. は「アベニュー(大通り)」の略で、決してアダルトビデオではありません。
一方 Carrer はカタルーニャ語で「通り」を意味し、英語で言うストリートにあたります。
なお、どのホテルでもレセプションにホテル名・住所・電話番号が印字された名刺が置いてあります。チェックインの際に必ず1枚もらっておきましょう。ホテルに戻るときは、その名刺をドライバーに見せるだけで十分です。
支払いは現金、カード
バルセロナのタクシーは、ほとんど全てがクレジットカード決済に対応していますが、まれに使えない、カードが上手く読み込めないと言う様なこともあるため、現金は最低限持っておく必要があります。
市内移動の場合、50ユーロ紙幣は嫌がられることが多いので、10ユーロや20ユーロ紙幣を事前に用意しておくと安心です。
チップは基本的に不要で、お釣りはすべて受け取って構いません。気持ちとして渡す場合は端数を切り上げる程度で十分です。
(例:8.80ユーロの料金なら9ユーロ払う程度。1ユーロ以上を渡す必要はありませんし、カード払いなら不要。)
【領収書をもらいましょう】
タクシーでは、領収書を必ずもらう習慣をつけましょう。
車内に忘れ物をしたときに必要になるだけでなく、万が一料金を水増しするようなドライバーに当たった場合でも、領収書が証拠になります。
スーパーでレシートを受け取る感覚で「レシートをください」と伝えてください。
また、カード払いにしておくと、支払金額が記録に残るため、さらに安心です。
「ウン・レシーボ・デ・マキナ」とカタカナ読みでいえば通じます。 発音はこんな感じ
![]() |
【バルセロナ両替事情】 クレジットカードが普及していて、ほとんどの場所でクレジットカードでの支払いが…. |
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【レストランのチップはいくら?】 日本には無い習慣で、もっとも誤解されているチップに付いての説明…. |
忘れ物をしたら
忘れ物には十分注意してください。特に多いのが、空港から市内へ向かうタクシーの中でパスポートや財布を置き忘れるケースです。
スペインでは日本のように落とし物を届ける習慣があまりなく、残念ながら戻ってくる可能性はきわめて低いと考えてください。降車の際には必ず車内を確認しましょう。
万が一忘れ物をした場合には、タクシー協会の落とし物専用窓口に問い合わせが可能です。ただしスペイン語が必須なので、日本人旅行者の場合は宿泊ホテルのフロントを通して問い合わせてもらうのが現実的です。
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忘れ物問い合わせ電話番号:902 101 564
このときに重要になるのがタクシーの領収書です。これがあれば車両を特定できますが、領収書がなければほぼ見つかる可能性はゼロと考えてください。
タクシーのトラブル
バルセロナのタクシーは比較的善良で、強盗や誘拐といった凶悪犯罪は一切聞いたことがありません。安心して利用できます。
ただし中には、昼間なのに夜間料金を適用したり、不要な追加料金を上乗せする、少し遠回りするといった小さなごまかしをするドライバーも存在します。
こうした不正を予防するために、最近では欧米人旅行者の間でちょっとした工夫が広まっています。
乗車時に Googleマップで目的地までのルートを表示してドライバーに見せるのです。これは「私は正しいルートを知っているので、遠回りをすればすぐに分かりますよ」というサインになり、ドライバーにプレッシャーを与えて不正請求を防ぐ効果があります。
もちろん、移動先のおおよその位置関係を頭に入れておくこと、そして乗車時にメーターを確認することも大切です。
また、めったにありませんが、空港からホテルまでで50€を超えるなど明らかに不自然な請求をされた場合は、その場で払わずにホテルのフロントスタッフを呼び、代わりに対応してもらうと安心です。
なお、貴重品はトランクに入れず必ず身につけておくようにしましょう。
タクシーアプリ
タクシー配車アプリを使う最大のメリットは、料金の透明性と安心感です。
アプリで呼んだタクシーは、出発前におおよその料金が表示され、乗車後も行き先や支払い内容がすべてシステムに記録されます。そのため、不当な請求や「遠回りされたのでは?」といった不安を大幅に減らすことができます。
特に日本人旅行者にとっては、言葉がうまく通じなくても行き先をアプリに入力しておけば問題なく目的地に着ける点や、支払いが自動的に処理され現金を使わなくてよい点が、大きな安心材料になります。
バルセロナで使えるタクシー配車アプリは?
では実際に、バルセロナで利用できるタクシー配車アプリにはどんなものがあるのでしょうか。有名なものとしては Free Now(旧Mytaxi)、Uber、そしてCabifyがあります。
この中でCabifyは2011年にマドリードで生まれたスペイン発祥のアプリで、現地の人々には知られています。ただし台数が少なく、街中で確実に利用できる場面は限られます。またUberに比べてローカル色が強いため、日本人旅行者にはやや馴染みにくいのが実情です。
そのためここでは、旅行者が現実的に使いやすい Free Now と Uber の2つに絞って紹介します。
Free Nowとは?
Free Now(旧Mytaxi) は、ヨーロッパで広く使われている配車アプリです。
バルセロナでは、黄色と黒の公認タクシーをアプリから呼び出せる仕組みになっています。
仕組みと使い方
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出発地と目的地をアプリに入力すると、近くのタクシーが配車される
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ドライバーの名前・車種・ナンバーが画面に表示される
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支払いはアプリ内(カード/PayPal)または現金を選択可能
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表示される料金は目安で、最終的にはタクシーメーターで計算される
利点
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流しのタクシーが少ない場所でも確実に呼べる
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配車や運賃の履歴がアプリに残り、不正請求への予防になる
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行き先を入力すればOKなので、スペイン語が話せなくても安心
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現金不要で、キャッシュレス決済に対応
不便・注意点
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配車されるのは通常の市内タクシーなので、待ち時間が長くなることもある
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料金は結局メーター制 → Uberのような事前確定料金ではない
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繁華街や観光地では、流しを拾った方が早い場合もある
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アプリは英語またはスペイン語表記(直感的に操作は可能)
- 日本のApp Store/Google Playからはインストール不可 → 現地到着後にダウンロードする必要あり
Uberとは?
日本でもよく知られている配車アプリ Uber は、バルセロナでも利用可能です。
ただしここで配車されるのは一般車ではなく、黄色と黒の公認タクシー。
つまり外見は普通のタクシーですが、アプリを通すことで利用方法や料金の透明性が変わります。
仕組みと使い方
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出発地と目的地を入力すると、事前に料金が確定して表示される
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ドライバー情報・車種・ナンバーがアプリに表示される
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決済はすべてアプリ内で完結(登録カードやPayPal)
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降車時のやり取りは不要で、自動的に支払い完了
利点
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事前に料金が確定しているため、不正請求や遠回りの心配がない
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支払いが完全にキャッシュレスで、現金やお釣りのやり取りが不要
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履歴がすべてアプリに残るため、忘れ物やトラブル時の問い合わせが容易
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日本でアプリを登録しておけば、バルセロナでも同じアカウントで使える
不便・注意点
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配車されるのは公認タクシーなので、車の質やサービスは通常のタクシーと同じ
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空港や観光地では混雑時に待ち時間が長くなる場合がある
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Free Nowに比べて走行距離の短い利用だと、割高に感じるケースもある
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日本語表記は可能だが、ドライバーとの会話は基本スペイン語か英語
Free Now と Uber の比較表
結論:安心を重視するならUber
結論として、バルセロナでタクシー配車アプリを使うなら、ぼられたくない・料金面での不安をなくしたい方にはUberがおすすめです。
出発前に料金が確定するため、不正請求や遠回りを心配する必要がありません。支払いも完全にキャッシュレスなので、スペイン語が苦手でも安心して利用できます。
一方で、Free Nowは「現地の公認タクシーをアプリで便利に呼びたい」という方には有効です。
ただし料金はメーター制のため、安心感という点ではUberに一歩譲ります。
「安心を重視するならUber」「現地タクシーを気軽に呼びたいならFree Now」
この2つをうまく使い分けるのが、旅行者にとって最も現実的な選択肢といえるでしょう。
・Free Now の登録や使い方の手順は、こちらの動画を参考にしてください。
Free Nowの使い方解説動画(YouTubeリンク)
・Uber の登録から配車までの操作方法は、こちらの動画が参考になります。
Uberの使い方解説動画(YouTubeリンク)
利用解説動画
現在↑これより、更に完成度を上げた動画を制作中、近日UP。
実録 空港から市内まで
まとめ&アドバイス
バルセロナのタクシーは料金が比較的安く、流しのタクシーもつかまりやすいため、日本よりずっと気軽に利用できます。
2~3人で移動するなら、公共交通よりタクシーで目的地に直行した方が早くて便利。1人あたりの料金も大きな負担にはならず、利用価値は十分にあります。
特におすすめしたいのは、ブランド店での買い物後。ブランド名の入った紙袋を持って歩くのはスリの格好の標的となるため、タクシーで一度ホテルに荷物を置きに戻るのが安全です。
また、平日早朝7~9時の出発には注意が必要です。通勤ラッシュに重なり渋滞に巻き込まれると、時間が気になりイライラするだけでなく、料金も高くなります。さらに空港に到着したら、すでにチェックインカウンターが長蛇の列…という事態も。早朝は余裕を持って、少し早めに出発するのが旅を快適にするコツです。
一部の日本のガイドブックには「白タクに注意」と書かれているものもありますが、バルセロナに30年以上住む日本人の誰も街中で白タクを見たことがありません。これは誤った情報ですので、心配する必要はありません。
ぜひ、公共交通とタクシーをうまく使い分けて効率よく旅を楽しんでください。
最後にご案内ですが、私たち「バルセロナウォーカー」では、カミムラ&アキモトがご案内する空港〜ホテル間の送迎サービス付きモンセラットツアーも行っております。安心してご利用いただけますので、ぜひご検討ください。
記事は取材時点のものです。現在とは記事の内容が異なる場合もありますのでご了承ください。間違った情報、また有用新情報、分かり難い点や質問等ございましたら情報共有いたしますので、サイト内の「バルセロナ観光情報掲示板」に書き込んでください。
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この記事を書いた人:カミムラ:生まれ京都府。1989年日本を離れバックパックをかついで海外へ。アジア、アフリカ、中南米、ヨーロッパを旅し1997年よりバルセロナに在住。 記事最終更新 2025.08.28 |
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