バルセロナの聖堂といえば、サグラダ・ファミリア教会を思い浮かべる人が多いでしょうが、もうひとつ忘れてはならないのが、ゴシック地区のシンボル、カテドラル。バルセロナには地区ごとにたくさんの教会がありますが、司教が座る椅子を持つ「司教座聖堂」

バルセロナで一番の格式
| バルセロナの聖堂といえば、サグラダ・ファミリア教会を思い浮かべる人が多いでしょうが、もうひとつ忘れてはならないのが、ゴシック地区のシンボル、カテドラル。 @ 正式名称は「La Catedral de la Santa Creu i Santa Eulalia」、日本名では「サンタエウラリア大聖堂」と呼びます。 @ バルセロナには地区ごとにあるたくさんの教会の中で、司教が座る椅子を持つ「司教座聖堂」と呼ばれる教会、すなわちカテドラル(大聖堂)と呼ばれるのはバルセロナではここだけで、最も格式の高いものです。 |
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旧市街の中心
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| 旧市街の中心に建つバルセロナで最高位の格式を誇るサンタエウラリア大聖堂 | |
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| 大聖堂の広場前で日曜に踊らるサルダーナ | 広場の反対側にはピカソの壁画 |
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| 教会の裏の路地はバルセロナでも.. | 最も中世の面影が残る地区 |
| @ さて、その歴史を振り返えると、この地には4世紀にはすでに初期キリスト教のバシリカが建設されていました。その後イベリア半島がアラブの占領下に堕ちた時に、一度破壊されてしまうのですが、キリスト教徒によるいわゆるレコンキスタ(国土回復運動)の後、11世紀にロマネスク様式の大聖堂が再建。 現在のカテドラルは、そのロマネスクの聖堂をのみ込むように建設されました。 @ 尚、13世紀の終わりに建設が始められ、落成したのは1450年。なんと150年もの歳月がかかっています。 |
万博を機に外観のが変貌
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| 約100体のキリスト、聖人、天使の手抜き無しの像がぎっしり並ぶ教会正面のファザード | |
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| 1880年当時のカテドラルはなんともシンプル | それから140年後現在の外観 |
| @ 現在、私達が目にする大聖堂の外観は、フランス・ゴシックの様式を継承して造られています。ただし、ファザードや尖塔や鐘楼は、4世紀から続くその長い歴史の中では案外と新しいものです。 @ これらは1888年に開催されたバルセロナ万国博覧会に合わせて、一大改増築されたもので、写真で見ての通り140年前までのカテドラルは現在とは似ても似つかぬもの。そこには繊細な装飾もありませんし、またシンボルとなっている3本の塔もその当時は存在せず、今とは全く別物と言って良いぐらい非常に地味なものでした。 |
外壁
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| 教会の正面の壁をよく見ていくと、随所に人や動物の彫刻が施されています | |
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| 左と右との色の違いで、造られた年代が分かります | 教会の各場所によって様式異なり、その比較も興味深い |
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| 屋根を見るとユニコーンを始め多くの怖い動物彫刻が | 教会の裏へ回ると最も古い部分、中世の時代が現れます |
| @ 一番の見どころとしては、内部にもちろんなるのですが、入場の前もしくは後に聖堂を外から一周して見て下さい。既に述べた通り、前世紀の万博時に増設された正面部分とは対照的な、中世の面影が色濃く残る聖堂の側面と裏側の違いは非常に興味深いものがあります。また、屋根に幾つも並ぶ、恐ろし気な動物たちの彫刻(ガーゴイル)も見物の一つ。 |
訪れる者を圧倒するその威容
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| 教会の入り口越えて現れるこの威容。見るもの腹にド~ンと落ちる衝撃 | |
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| 数十メートルに及ぶ天井とそれを支える柱 | ステンドグラスに囲まれた祭壇 |
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| 天井のドーム中心の彫刻 | 地味ながら個性豊かなステンドグラス |
| @ カテドラルの全面は建物は壮麗なフランス・ゴシックの様式ですが聖堂の一歩中へ入るとで、内部はカタルーニャ・ゴシック様式と呼ばれる造りで、その威容は正に荘厳。高い天井、それを支える迫りくる何本の柱は訪れる者を圧倒します。 @ |
聖堂を取り囲む28の礼拝堂
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| 教会内を取り囲む礼拝堂、その数28 | |
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| 過剰とも思える装飾が施された祭壇 | ここでも見れる、モンセラットでお馴染み黒マリア |
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| 教会よく見る賽銭用のロウソクは、ここでは電動式 | 壁には昔に亡くなった司教の棺桶が.. |
| @ 教会につきものの礼拝堂ですが、ここは大聖堂と言うだけあって周りを取り囲むように配置されて、その数は実に28にのぼります。キリストをはじめとして聖人たちが祀られていますが、その中にはモンセラットでお馴染みの黒マリア様も。尚、各礼拝堂の前には賽銭箱が置いてあるのですが、それを観ると聖人の人気度が微妙に違うのが分かり、また壁には昔亡くなった歴代の司教のお棺が据え付けられていたりします。 |
聖歌隊席の彫刻は必見
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| 教会の中の中央部分を占める聖歌隊席、ここへの入場は有料 | |
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| 四方を囲む様に据え付けられた金ぴかの椅子 | また、その後ろには金ぴかの絵が並びます |
| @ 繊細な彫刻がなされたオーク材の聖歌隊席は、カタルーニャ・ゴシックの白眉といえるものです。尚、このエリアは有料となり、無料の午前中に入ると別途3ユーロが必要、午後の有料時間でしたらチケットに含まれていますので、自由に見ることができます。 |
現在も残る大理石のレリーフ
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| 守護聖人であるサンタ・エウラリアの受けた拷問を伝えるレリーフ | |
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| キリスト教ならではとも言える | 拷問、磔、残酷絵巻の数々 |
| @ 既に述べましたがバルセロナのカテドラルは、正式名はLa Catedral de la Santa Creu i Santa Eulalia、「聖十字架と聖エウラリア大聖堂」といいます。教会の名前の由来となるバルセロナの守護聖人であるサンタ・エウラリアは、当時のスペインの支配者であったローマ帝国によるキリスト教への弾圧にも関わらず信仰を捨てなかったために、ローマ人によって13の拷問を受け、わずか13歳で殉教しました。 @ 13の拷問とは、たとえば… ●ガラスの破片が詰まった靴を履いてBaixada de Santa Eulalia通りを3往復させられた ●ナイフが突き立てられた樽の中に押し込まれ、樽ごと通りを転がされた ●X字型の十字架に貼り付けにされた ●最後に斬首された @ といったむごいものでした。拷問を受けて処刑されたエウラリアのいたましい生涯が刻まれた大理石のレリーフがカテドラル内の聖歌隊席入り口の壁に掲げられています。 @ |
地下聖堂
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| 真ん中に見えるのが、祀られているサンタ・エウラリアの棺 | |
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| 教会奥の祭壇のちょうど下に位置します | 右この賽銭箱に0.50€入れるとライトが付きます |
| @ また、主祭壇の下の霊廟にはこの幼い聖人の棺が安置されていて、2月14日の「サンタ・エウラリアの日」には門が開かれ、中に入ることができます。棺の尖塔の上には、右手を掲げ、十字架を手にしたサンタ・エウラリアの像が立っています。 |
修道院と中庭
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| 中庭の13羽のガチョウは13歳で殉教したサンタエウラリアを表すとか… | |
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| 教会無いと打って変わって明るい回廊 | 美術館は有料ですが特に… |
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| 何気なく床を見ると、どくろのマークが彫られた石板が点在 | |
| @ 聖堂内を見た後には、隣接する修道院を見学します。 中庭パティオを取り囲むように、ここにも小さな礼拝堂が並んでいますので一周しますが、その中でも目を引くのが池にいるガチョウ。ここで飼われている13羽のガチョウ、これはサンタ・エウラリアが13歳で殉教したことを表しています。あと、床を見ると幾つかのドクロのマークを目にします。この下には、死体が埋められているの意味しています。尚、修道院の一部が美術館となってい有料で見れますが、大した展示がないのでそれは飛ばしてOK。 |
塔に登ることができます
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| カテドラルのシンボルと言える塔 | その向こう、遠くに見えるサグラダファミリア教会 | |
| 屋根上の見学コースは建設現場の足場で出来ていて、その点でちょっと情緒に欠けますが安いので許します | ||
天気のいい日には、カテドラルの塔に登ってみてはいかがでしょう。入場無料の時間は3ユーロです。有料の時間はチケットに含まれています。尚、正確には塔では無く聖堂の屋根に上るので高さが無い分絶景とはいきませんが、360度の視界の中には視地中海や聖堂の塔を後ろ姿がすぐ近くに見え、建設中のサグラダ・ファミリアもよく見えます。 |
見所をまとめたフォトムービー
カテドラル訪問動画
バルセロナの聖堂といえば、サグラダ・ファミリア教会を思い浮かべる人が多いでしょうが、もうひとつ忘れてはならないのが、ゴシック地区のシンボル、カテドラル。バルセロナには地区ごとにたくさんの教会がありますが、司教が座る椅子を持つ「司教座聖
まとめ&アドバイス
| 見どころとしては、荘厳と言うことが正にピッタリの教会内。その圧倒される迫力、それに尽きるとでしょう。ここでは、聖堂内を詳しくは解説していますが、それぞれ細かな部分は余程キリスト教や教会建築に興味が無い限りは、ざっと歩きながら見て回るだけで十分でしょう。有料の部分については必見と言う訳ではないので飛ばしても良いような気もします。また7ユーロの有料時間帯でも全て込みの料金なのでわざわざ無料時間に拘ることはありません。
この大聖堂を見る目的にバルセロナに来る観光客は殆ど居ませんが、訪れた日本人が想像以上に良かったと感動するのがこのカテドラルです。アクセスも良く旧市街中心とも言える場所に、カタルーニャ音楽堂やランブラス通りとバルセロナでも屈指の観光スポットからは徒歩で5分と言う申し分ない立地ですので、一度訪れてみても決して損はありません。 |
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お勧め度:17点/20点 |
| 住所 | pla de la Seu 【地図&行き方】 |
| URL | http://www.catedralbcn.org/index.php?lang=en |
| 電話 | 93 216 03 06 |
| 開館時間 | 平日 入場無料:8:30-12:30, 有料入場:12:30-19:15 土,祝日の前日 入場無料:8:30-12:30, 17:15-19:30 有料入場:12:30-16:45 日祝 入場無料:8:00-13:30, 17:15-19:30 有料入場:14:00-16:45 |
| 料金 | 有料時間のみ 7ユーロ(ミュージアム、聖歌隊席、展望台への入場を含む) 無料時間の聖歌隊席への入場 3ユーロ、屋上展望台 3ユーロ |
| 最寄り駅 | 地下鉄 4 号線 ジャウマ・プリメ(Jaume I) 駅から徒歩約3分 |
| 所要時間 | 1時間 |
| By | ![]() |
オフィスHILL 2015.02.18 作成 2020.02.01 最終更新 |
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