バルセロナからバスで2時間。 フランス国境に近い漁港のカダケスは夏のリゾート地として知られていますが、そこから徒歩20分程のPort-Ligat(ポル・リガット)と言う地中海の入り江にダリがが晩年を過ごした家「Casa Museu Salvador Dali 」。 現在はそのまま博物館として一般に公開されている家を今回は一緒に見て行きましょう。 はじめに 元々は漁師の家だったものを1930年ダリが購入。 その後40年に...
ダリの家(卵の家)=ダリの遊び心が凝縮された晩年の家カダケス=
カダケス(Cadaqués)=ダリ、ピカソ、ミロを魅了し続けた地中海の漁師街=
カダケスの元々の地名はカプ・ダケス(Cap d'Aques)、名前の由来は岩の岬と言う意味からきています。 場所はフランス国境に近い、カタルーニャ州のジローナ県でも最も東に位置する海岸。スペインで一番最初に日が昇る場所としても知られています。 昔のカダケスは漁業の村として知られ、19世紀には製塩工場で有名になりましたが、そのどちらも姿を消した今はカダケスの町が地理的に他から隔絶していたことから、手つかずの漁村の風景だけが残されています。...
2024年夏 最新版 サグラダ・ファミリア ライトアップ時間、治安アドバイス
一年を通して毎日行われていて、それも無料で見ることができ更にこれまで実際に行かれた日本人の満足度も★5つ。 ここでは季節毎に変わるライトアップの点灯時間、どのポイントでどんなアングルで写真を撮るのがお勧めか、更に心配な周辺の夜の治安も含め徹底解説していきます。 生誕のファサード サグラダ・ファミリアはガウディが生きていた頃にほぼ完成していた生誕のファサードと、そこにそびえ立つ4本の塔。 もう一つはガウディ亡き後に地元...
2024年夏 最新版 カタルーニャ美術館 =世界最大のロマネスク美術コレクション=
スペイン広場から見ると、まるで宮殿の様に見えるのがカタルーニャ美術館。この巨大な美術館を徹底解説します。 概要 国立カタルーニャ博物館(MNAC)は、1929年に開催されたバルセロナ万博の政府館として作られた建物を利用する形で、万博後の1934年に美術館としてオープン。 1992年バルセロナオリンピックの際に、大ホール、ラ・グラン・サラ・オバルがリニュアールオープンされると共に、1995年よりロマネスク様式の美術品の展示が開始され...