ここは、バルセロナにおける行政の中心地。 この広場は2000年以上前の古代ローマ時代から常にバルセロナの中心であり続
バルセロナにおける行政の中心地「サン・ジャウマ広場」。この広場は2000年以上前の古代ローマ時代から常にバルセロナの中心であり続けています。また、広場の名前の由来は、サン・ジャウマ教会が中世以降この場所にあったことに因ります。1823年に教会を半分取り壊し、ここに現在のバルセロナ市庁舎が建てられました。ここでは大した見どころは無いスポットですが、一応サクッと紹介します。
市庁舎
広場の南側に建っているのはバルセロナ市庁舎。
三つの旗
その屋上には旗が三本掲げられており、向かって左側の旗がカタルーニャ州旗、中央がスペイン国旗、そして右側の旗がバルセロナ市の旗です。
自治政府庁舎
バルセロナ市庁舎と向かい合う北側の建物はカタルーニャ自治政府庁。屋上の旗は、スペイン国旗とカタルーニャ周旗の二本です。テラスの上には、カタルーニャの守護聖人サン・ジョルディ(Sant Jordi)が、足元のドラゴンにとどめを刺そうと剣を振り上げている像が置かれています。
自治政府庁の向かって右のビスベ通りに面した旧入り口の上にもサン・ジョルディ像があるので、見比べてみるのも面白いですよ。
バルセロナの守護神
現在の正面玄関の上にあるサン・ジョルディ像に注目。
また、サンジョルデイ像
また、こちらのビスバ通りに面した旧入り口にもサン・ジョルディ像があります。
メルセ祭
毎年9月24日は、バルセロナの守護聖人であるメルセ(la Mercè)を祝うお祭りの日にはここサン・ジャウマ広場に「ヒガンテスGigantes」と呼ばれる巨人人形のパレードが開催されます。
ところで4メートルもあるヒガンテの中に入っているのはひとりだけ。踊ったり歩いたり、重労働ですね。
人間の塔
また、ユネスコの世界無形文化遺産に登録されている「カステイCastells(人間の塔)」を一目見ようとたくさんの人々が押しかけ、ぎゅうぎゅう詰め状態になります。人間の塔は、グループごとに塔の高さや美しさが競われます。
クリスマス
スペインの伝統的なクリスマス飾りは、クリスマスツリーではなく「ベレンBeèln」です。キリストが誕生したシーンを再現した人形で、クリスマスが近づくと、各家庭以外に教会や学校、お役所など様々な場所でベレンが飾られます。
サン・ジャウマ広場にも毎年趣向を変えたベレンが飾られ、多くの人が見に訪れます。
最も美しいと称される通り
また、自治政府庁の向かって右、カテドラルに向かうビスベBisbe通りは、13世紀から14世紀にかけて貴族の館が集まっていたところで、ゴシック地区で最も美しい通りといわれています。
お勧め度:12点/20点 ★★★☆☆ |
住所 | Plaça de Sant Jaume 【地図はこちら】 |
URL | http://web.gencat.cat/en/inici/index.html |
TEL | 934 02 46 00 |
開館時間 | 自治政府庁:4/23、9/11、9/24 (要予約) バルセロナ市庁舎:毎週日曜日10:00-13:30、4/12、4/23、5/30は10:00-20:00 |
料金 | 無料 |
最寄駅 | 地下鉄3号線リセウ駅から徒歩5分、4号線ジャウマ・プリメ駅から徒歩約3分 |
記事は取材時点のものです。現在とは記事の内容が異なる場合もありますのでご了承ください。間違った情報、また有用新情報、分かり難い点や質問等ございましたら情報共有いたしますので、サイト内の「バルセロナ観光情報掲示板」に書き込んでください。 |
@ | この記事を書いた人:アキモト 日本で社会人を経験後マドリッドへ大人の語学留学。海のあるバルセロナへ移住後、バルセロナウォーカーにて情報を発信しています。最終更新 2022.08.22 |
近くの見所
【カテドラル】(徒歩2分) バルセロナで最も格式高い大聖堂は市民の心の故郷と言える教会です。 |
【王の広場】(徒歩3分) コロンブスがアメリカ大陸を発見。その報告に出資者の王に謁見した歴史的広場。 |
||
【レイアール広場】(徒歩6分) 旧市街ゴシック地区の中心に位置する広場は観光スポットとしても人気の…. |
【ランブラス通り】(徒歩5分) バルセロナで一番の繁華街のランブラス通りはカタルーニャ広場から…. |
ピックアップ記事。
観光記事一覧
基本情報記事一覧
レストラン記事一覧
ショッピング記事一覧
エンターテイメント記事一覧
【サッカー情報】 バルサ。世界屈指の人気チームを中心に解説します。 |
【フラメンコ情報】 本場アンダルシアに負けず劣らずのレベルの高いフラメンコがここでも見れます。 |