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カサ・バトリョ 海をモチーフにしたガウディ建築の見どころ

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数あるガウディ作品の中でも、最も完成度が高い建築の一つと言われるのがカサ・バトリョです。

バルセロナのメインストリート、グラシア通りに建つこの建物は、海を思わせる曲線や色彩、そして細部まで計算された装飾によって、ガウディ建築の魅力を凝縮した作品となっています。

ここでは、外観から内部空間、屋上の煙突群に至るまで、カサ・バトリョの見どころを徹底的に解説していきます。

カサ・バトリョの歴史

バルセロナのメインストリート、パセジ・ダ・グラシア通り沿いに建つカサ・バトリョ。その歴史は1877年、建築家エミリオ・サラ・コルテスによって建てられた建物から始まります。

その後、1903年に繊維業で成功を収めた実業家ジョゼップ・バトリョ・イ・カサノバがこの建物を購入しました。

当時のバルセロナでは、富豪たちがこぞって豪華な邸宅を建て、自らの財力や地位を競い合っていました。そのためバトリョも、周囲にはない個性的な建物へ改装したいと考え、1904年にアントニ・ガウディへ設計を依頼します。

ガウディは既存の建物を取り壊すことなく大規模な改築を行い、地下階と屋根裏を含む建物全体を大胆に作り変えました。そして1906年、現在私たちが目にするカサ・バトリョが完成します。

完成当初から、その独創的な外観は大きな話題となりました。波打つファサードや骨を思わせる柱の形状から、「骨の家(Casa dels Ossos)」、あるいは窓の形状から「あくびの家」と呼ばれることもあります。

長年にわたり個人所有だったため一般公開されていませんでしたが、ガウディ生誕150周年にあたる2002年から本格的に公開が始まりました。さらに2005年には、サグラダ・ファミリア、カサ・ミラ、グエル邸などとともにユネスコ世界遺産「アントニ・ガウディの作品群」の一つとして登録されています。

ちなみに現在のカサ・バトリョは、世界的なキャンディブランド「チュッパチャプス」の創業家であるベルナット家の関連企業によって運営されています。なお、チュッパチャプスのロゴは、あのサルバドール・ダリがデザインしたことでも知られています。

http://i0.wp.com/kamimura.com/wp-content/uploads/2020/07/batllofamil.jpg  【バトリョ家】絹織物の製造業者の息子として生まれたジョセップ・バトリョ。1884年に繊維業を営む同業者の娘と、いわゆる政略結婚により更に資産を増やしその財力を使いバルセロナのメイン通りにこの邸宅を建てました。
彼の同業者仲間としてガウディが建てた「カサ・ミラ」のオーナーのペレ・ミラ、並びにガウディの大スポンサーだったエウセビ・グエルがいます。当時は繊維業が現在のIT企業と同じく何よりも儲かる商売でした。

 

デザインの起源

ところで、この独特な屋根の造形には様々な解釈があることをご存じでしょうか。最も有名なのは、カタルーニャの守護聖人サン・ジョルディ伝説に登場するドラゴンを表しているという説です。

屋根のうろこ状のタイルはドラゴンの背中、塔の十字架はドラゴンを退治したサン・ジョルディの剣、そしてバルコニーや柱の形は犠牲者の骨を表していると考えられています。そのためカサ・バトリョは「骨の家(Casa dels Ossos)」とも呼ばれています。

また別の説では、屋根全体をアルルカン(道化師)の帽子に見立てています。バルコニーは仮面、ジュゼップ・マリア・ジュジョールが手掛けた色鮮やかな破砕タイルは祭りの紙吹雪を表しているという解釈です。さらに、建物全体を海の世界に見立てたという説もあります。

確かに外壁のモザイクは太陽の光を受けると海面のように輝き、波打つファサードもどこか海を連想させます。個人的には、バルセロナという海辺の街に建つことを考えると、この解釈にも十分な説得力があるように感じます。

ただし、どれが正解なのかは誰にも分かりません。ガウディは自らの作品について多くを語らなかったため、記録がほとんど残されていないのです。

そのため現在語られている説の多くは、後世の研究者や建築史家による解釈です。実際のところ、サグラダ・ファミリアを含め、ガウディ作品には今なお謎の部分が少なくありません。

もしガウディ本人が現代によみがえって本当の意図を説明してくれたなら、私たちが信じている解釈とは全く違う答えが返ってくるかもしれません。

 

jujol 【ジュゼップ・マリア・ジュジョール】建築家でアントニ・ガウディの協力者として家具デザインや絵画などの分野で才能を発揮した総合アーティスト。「彼はあなたの助手か?」と聞かれた際に「助手ではない兄弟だと」答えたと言う逸話も残るほどガウディの信頼が厚く正に右腕と言う存在でした。
ガウディの裏方とし、顔に似合わずその天才的な色彩感覚はこのグエル公園のモザイクに遺憾なく発揮され、非常に大きな役割を果たしました。

 

外壁のテーマは海

先ほど屋根については様々な解釈があると説明しましたが、建物全体のテーマとなると話は別です。カサ・バトリョ全体が「海」をイメージして設計されたことについては、専門家の間でもほぼ異論がありません。

ここからは、それを前提に建物を見ていきましょう。まず目に入るのが、波打つような形をしたファサード(建物正面)です。

その表面には青や緑を基調としたトレンカディス(破砕タイルのモザイク)が張り巡らされているだけでなく、ガラスの破片も大量に埋め込まれています。そのため太陽の光を受けると壁面全体がキラキラと輝き、まるで海中のサンゴ礁や海面の反射を見ているかのような印象を与えます。

また、建物最上部に見える小さな開口部は屋根裏部屋の窓です。

その左右に伸びる二本の鉄製アームは装飾ではなく、かつて大型家具を搬入する際に滑車を取り付けて使用した設備の名残です。当時は現在のような大型エレベーターがなかったため、窓から家具を吊り上げて運び込んでいました。

さらに、その中央にある白いチューリップの花を思わせる囲いと小さな開口部は、屋根裏部屋に設けられた小さなバルコニーです。こうした実用的な設備までもが自然を思わせる有機的なデザインへと変えられているところに、ガウディらしさを見ることができます。

 

トレンカディスとは?

トレンカディス(Trencadís)とは、カタルーニャ語で「砕かれたもの」を意味し、割れたタイルや陶器、ガラス片などを組み合わせて仕上げるモザイク技法のことです。

もともとは雨風から建物を保護するための実用的な仕上げ方法として用いられていましたが、やがて装飾性の高さが注目されるようになり、芸術的な表現技法として発展していきました。

比較的低コストでありながら高い装飾効果を生み出せることから、ガウディはこの技法を特に好んで使用しました。

色や形の異なるタイルやガラス片を自由に組み合わせることができるため、その組み合わせは無限とも言われています。そのため、制作において最も重要なのは職人の技術だけでなく、全体をまとめ上げる優れた色彩感覚でした。

ガウディは現場任せにするのではなく、自らパセジ・ダ・グラシア通りに立って建物を眺めながら、職人たちに細かな指示を出したと言われています。

カサ・バトリョのファサードが太陽の光を受けて美しく輝くのも、このトレンカディスの効果によるものです。

 

骨の家

次に建物の下部へ目を向けてみましょう。

まず目を引くのが、異常と言ってもよいほど大きな開口部を持つ窓です。ガウディは改装にあたり、室内へできるだけ多くの自然光を取り込むため、もともとあった2階と3階部分の外壁を大胆に取り壊しました。その結果、建物の端から端まで広がる大きな窓が誕生します。

また、波打つような窓枠の上部をよく見ると、まるでコウモリが羽を広げた姿にも見えます。こうした有機的な曲線は、直線を嫌い自然界の形態を好んだガウディらしいデザインと言えるでしょう。

もっとも、この斬新な建物は当時のバルセロナ市民全員から歓迎されたわけではありませんでした。

あまりにも常識外れなその姿は、多くの人々に衝撃を与える一方で、格好の話題にもなりました。特に大きく口を開けたように見える窓からは「あくびの家」と呼ばれ、またバルコニーや石柱の形が骸骨や骨格を連想させることから、「骨の家(Casa dels Ossos)」と揶揄されることもありました。

しかし現在では、その独創的なデザインこそが高く評価され、カサ・バトリョはガウディを代表する建築作品の一つとなっています。

 

【2階は建物のオーナー】
現在はほとんど見られなくなりましたが、昔のバルセロナの建物には共通した特徴がありました。

それは2階や3階部分が他の階よりも豪華に造られていることです。

窓は大きく、出窓が設けられ、バルコニーも広々としていました。

その理由は、建物のオーナー一家が住む階だったからです。

19世紀から20世紀初頭にかけてのバルセロナでは、建物の2階(Principal階)が最も格式の高いフロアとされ、所有者や富裕層が住んでいました。一方、その上階には借家人が住んでいたため、建物自体がオーナーと借家人の社会的地位の違いを表すように設計されていたのです。

ところで、日本人には少し不思議に感じられる点があります。それは、「それほどのお金持ちなら、なぜ自分だけの一軒家に住まなかったのか?」という疑問です。

実は当時のバルセロナ中心部では、都市計画上の理由から広大な敷地を占有するような個人邸宅はほとんど認められていませんでした。特に新市街地(アシャンプラ地区)は、街区ごとに建物を連続して建てることが前提となっていたため、富豪であっても集合住宅形式の建物を所有するのが一般的だったのです。

そのため、バトリョ家も建物全体を所有しながら、自らは最も豪華な階に住み、その他の階を賃貸住宅として利用していました。つまりカサ・バトリョは、現在で言うところの高級マンションというよりも、「富豪の邸宅と賃貸住宅が一体化した建物」と考えると分かりやすいでしょう。

 

不協和音の一画

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壁を接して真横に並ぶカサ・アマトリエールと少し離れてカサ・リェオ・イ・モレラ

 

ところで、カサ・バトリョが建つこの一画には、実はモデルニスモ建築を代表する3人の建築家の作品が横一列に並んでいます。

カサ・バトリョの左隣にあるのがプッチ・イ・カダファルク設計の「カサ・アマトリェール」、さらにその隣がドメネク・イ・モンタネール設計の「カサ・リェオ・イ・モレラ」です。わずか100メートルほどの区間に、カタルーニャを代表する3人の建築家の代表作が並ぶという、世界的に見ても非常に珍しい場所となっています。

ただし、その建築様式は三者三様。中世風の装飾を好んだプッチ・イ・カダファルク、優雅で繊細な装飾を得意としたモンタネール、そして自然界から着想を得た独創的な造形を追求したガウディ。その統一感のなさから、この一画は「不協和音の一画(Illa de la Discòrdia)」と呼ばれるようになりました。

ちなみに、この名称から、「建築家同士の仲が悪かったのでは?」と思われるかもしれませんが、そのような記録は残されていません。むしろ年長のモンタネールは、建築学校時代のガウディの先生でもありました。

ですので、少なくとも人間関係の不協和音ではなく、建築様式の不協和音だったと考えた方が良さそうです。

もっとも、実際に3つの建物を見比べてみると分かりますが、ガウディだけは他の二人とはまるで別の方向へ突き抜けています。好みは人それぞれですが、もし初めてこの一画を訪れたなら、

「これは確かに同じ時代の建築なのか?」と思うほど、ガウディの個性が際立って見えることでしょう。

 

【不協和音とは?】

音楽用語で、本来は複数の音が同時に鳴った際に調和せず、不安定な印象を与える和音のことです。

転じて、人間関係や物事の間に調和がなく、ちぐはぐな状態を表す言葉としても使われます。

 

casa amatller (10) 【カサ・アマトリエール】★★★☆☆
チョコレート製造を生業としていたアントニ・アマトリェール
….
979 【カサ・リェオ・イ・モレラ★★★☆☆
バルセロナ市の目抜き通りパセジダ・グラシア通りに位置する….

 

 

見学スタート

ここでは一般的なチケット、Blueチケットを利用しての入場から見学ルートにそって、徹底解説していきます。

尚、3種類ある入場チケット、それぞれの比較は以下の記事。

【徹底検証】カサ・バトリョのお勧めチケットは一体どれ

 

入場

入場口でチケットチェックを済ませると、オーディオガイドが渡されます。その際に言語を聞かれるので、「Japanese」と伝えれば日本語に設定してもらえます。

カサ・バトリョのオーディオガイドは、サグラダ・ファミリアやカサ・ミラで使われている一般的な音声ガイドとは少し異なり、専用スマートフォンを利用したオーディオと映像を組み合わせたハイブリッドタイプです。

使い方はとても簡単。

館内の見どころには番号が振られているので、その前で同じ番号を押すだけです。すると解説音声とともに、建物の構造やガウディの設計意図を説明するアニメーションやCG映像が画面に表示されます。

特にカサ・バトリョは、海や自然をモチーフにしたデザイン、採光や換気の工夫など、見ただけでは気付きにくい見どころが数多くあります。そのため、このオーディオガイドを利用するかどうかで見学の満足度は大きく変わります。個人的には、ぜひ利用することをおすすめします。

 

2つの階段

オーディオガイドを受け取り先へ進むと、右手に階段、左手にもう一つの入口が見えてきます。これは、この建物のオーナーだったバトリョ家と、上階に住む借家人(店子)の動線が完全に分けられているためです。

また、バトリョ家専用入口の横には管理人室が設けられ、その隣には掃除道具などを収納する物置スペースがあります。

ちなみに、その物置には特注と思われる縦長の楕円形の扉が二つ取り付けられています。普通なら見学者の目に留まることもない場所ですが、ガウディはこうした裏方の設備にも一切手を抜きません。「ただの物置」にまで徹底してデザインを施しているところに、ガウディらしさを感じさせられます。

続いてバトリョ家の入口から中へ進むと、まず目に入るのが昭和の懐かしきカエルキャラクターのあのケロヨンにも見える不思議なオブジェ。そして、その横の木製階段の手すりの下には、通称「ドラゴンの背骨」と呼ばれる波打つ木製パネルがあります。

これは単なる装飾ではなく、手すりの隙間から子供が落下するのを防ぐ安全設備として設置されたものです。美しさと実用性を両立させるところも、ガウディ建築の大きな特徴と言えるでしょう。

さて、ここからいよいよカサ・バトリョ内部の見学が始まります。

これから先でぜひ注目していただきたいのは、徹底的に直線を排した曲線の世界。そう、いよいよガウディ・ワールド第2部の始まりです。

 

螺旋階段を上っていくと、頭上に大きな天窓が見えてきます。

これは日中、中央の吹き抜け(パティオ)に差し込む太陽光を取り込み、本来なら最も暗くなりがちな階段空間まで明るくするための工夫です。

ガウディは建物全体に自然光を行き渡らせることを重視しており、この天窓もそのために設けられました。

また、周囲を囲む楕円形の窓枠にはトネリコ材が使用されています。加工しやすく強度にも優れた木材で、ガウディはテーブルや椅子などの家具制作にも好んで用いました。

よく見ると直線はほとんど使われておらず、窓枠もまるで海の波に削られた流木のような柔らかな曲線で構成されています。

さて、階段を上り切ると、いよいよバトリョ家が実際に暮らしていた住居部分へと入っていきます。

 

http://i0.wp.com/kamimura.com/wp-content/uploads/2020/07/toneriko.jpg 【トネリコ(西洋トネリコ)】
ガウディが愛したこの木は、スペインからロシアにかけて自生する木で成長が早い上に、用途の広い材木で昔から重要な資源として建物の柱、木工品など多岐にわたって利用されてきました。その特徴としてはトネリコの材は固く丈夫で耐久力がある上に曲げやすく、初期の飛行機のフレームにも使われた程です。

 

暖炉には仕掛が..

階段を上がって最初に目にするのが、「暖炉の部屋」と呼ばれる空間です。ここは建物のオーナーだったジョゼップ・バトリョの執務室として使われていました。

ただし、ガウディはこの部屋を単なる仕事部屋としてではなく、下の入口や階段といったパブリックスペースと、その奥にあるバトリョ家のプライベート空間をつなぐ緩衝地帯として位置付けていました。

まず目を引くのが、壁一面を覆う美しいモザイク装飾です。近くで見ると金箔が使われていることが分かりますが、派手さを誇示するような印象はありません。むしろスペイン南部で採れるコルクを貼り詰めたかのような落ち着いた質感があり、上品で温かみのある空間を作り出しています。

そして、この部屋最大の見どころが暖炉です。暖炉そのものを壁の中へ埋め込み、さらにキノコのような独特の形状を与えるという発想は、なかなか常人には思いつきません。しかし、こうした常識にとらわれない造形こそがガウディの魅力でもあります。

また、暖炉の両脇には木製のベンチが設けられています。

よく観察すると、片側は二人掛け、反対側は一人掛けになっていることに気付くでしょう。このベンチは暖を取るためだけでなく、談話の場としても利用されていたと言われています。そして当時の習慣では、若い男女が二人きりになることを好ましく思わない風潮がありました。

そのため、一人掛けのベンチには付き添いの女中が座り、若い男女を見守っていたという説が残されています。真偽はともかく、こうしたエピソードを聞きながら眺めると、この暖炉の部屋が単なる展示空間ではなく、かつて実際に人々が生活していた場所であることを実感できます。

 

窓とサロンを分ける扉

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「暖炉の部屋」を抜けると、今度はバトリョ家のサロンへと入ります。ここは来客を迎えたり、家族がくつろいだりするための、この住居で最も重要な空間の一つでした。

グラシア通りに面した大きな窓の外には、「骨」とも形容される独特なバルコニーの柱が見えます。また、ガウディは室内にできるだけ多くの自然光を取り込むため、大胆な開口部を設けました。

窓には水玉模様の丸いステンドグラスがはめ込まれていますが、これは海の泡や飛沫をイメージしたものと言われています。

実際に太陽の光が差し込むと、ステンドグラスを通った光が室内に反射し、まるで海面がきらめいているかのような幻想的な雰囲気を作り出します。

海をテーマにしたカサ・バトリョの世界観を最も分かりやすく感じられる場所の一つと言えるでしょう。

 

ところで、このサロンの左右にある扉に注目してみてください。普段はそれぞれ独立した部屋として使われていましたが、必要に応じてアコーディオン式の扉を全開にすることで、一つの大空間へと変えることができます。

親しい友人や来客を招いたパーティー、あるいは様々な社交の場として利用するための工夫でした。

日本でも昔の農家や旧家では、冠婚葬祭の際に襖を開け放って大広間として使うことがありましたが、それとよく似た発想です。

また、「あくびの家」と呼ばれるほど巨大な窓にも、ガウディならではの工夫が隠されています。普段は閉じられているため気付きませんが、実はこの窓は開閉可能です。

しかも左右に開くのではなく、上へ持ち上げる仕組みになっています。近付いてよく見ると、窓の両脇には開閉用のケーブルが取り付けられているので、見学の際はぜひ探してみてください。

ところで、なぜこのサロンは建物の中でも最も目立つグラシア通り側に配置されているのでしょうか。

もちろん採光のためでもありますが、それだけではありません。当時のパセジ・ダ・グラシアは、バルセロナの富裕層たちが競うように豪華な邸宅を建てた場所でした。

そこを行き交う人々に向けて、自らの成功や社会的地位を示すこともまた重要な意味を持っていたのです。その意味で、このサロンは単なる応接間ではなく、バトリョ家の豊かさやステータスを象徴する空間でもありました。

もっとも、その一方でガウディ自身は次第にこうした価値観から距離を置くようになっていきます。

晩年の彼は、「私の親友たちは死んでしまい、私には家族も客もいないし、財産もなにもない。だから私はサグラダ・ファミリアに完全に没頭できるんだ」という言葉を残しています。

豪華な住宅を設計しながらも、ガウディ自身が目指していた人生は、依頼主であるブルジョアたちとはまったく異なる方向にあったのかもしれません。

実際、晩年になると彼は富裕層向け住宅の仕事から徐々に離れ、サグラダ・ファミリアへ人生のほとんどを捧げることになります。

 

CIMG8869 「サグラダファミリア」★★★★★
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ダイニング

友人や来客を迎える社交の場として使われていたグラシア通り側のサロン。

それに対して、このダイニングルームは建物の最も奥に位置していることもあり、外の喧騒とは無縁の空間でした。

ここはバトリョ家が家族だけで食事を楽しむための、文字通り完全なプライベートスペースだったのです。また、この部屋は廊下を介して使用人のエリアともつながっており、料理の配膳がしやすいように設計されています。さらに、ちょっとした休憩や昼寝にも利用できるよう、二つの寝室が両脇に配置されていました。

さて、このダイニングルームでまず目を引くのが、大きな窓です。ガウディは可能な限り自然光を取り入れることを重視しており、この部屋にもたっぷりと太陽の光が差し込むよう工夫されています。

そして、もう一つの見どころが、中央に立つ二本一組のモザイク柱です。淡いパステルカラーで彩られたその姿は、とても100年以上前のデザインとは思えません。

この独特な柱は、スペイン南部グラナダにあるアルハンブラ宮殿の「ライオンの間」から着想を得たと言われています。

イスラム建築の繊細な装飾と、ガウディ独自の色彩感覚が融合した、カサ・バトリョを代表する美しい空間の一つです。

 

次に注目したいのが、天井中央にある独特な装飾です。これは一般に「ミルククラウン」と呼ばれるもので、牛乳に一滴の雫を落とした際にできる王冠状の水しぶきをモチーフにしたデザインです。

ガウディはその形を上下逆さまにして天井装飾へ取り入れました。

住居として使われていた当時は、この装飾の中心から照明器具が吊り下げられており、部屋全体を照らしていました。

よく見ると、まるで水面に落ちた雫がその瞬間に凍り付いたかのようにも見えます。自然界に存在する形を建築の中へ取り込むことを好んだガウディらしいデザインであり、海をテーマとしたカサ・バトリョの世界観にもよく調和しています。

 

http://i1.wp.com/kamimura.com/wp-content/uploads/2020/07/milkulura.jpg 米国のエジャートンがストロボを数千分の1秒単位という高速で制御することによりミルククラウンの撮影に世界で初めて成功したのが1931年。
ガウディがカサバトリョを作ったのが1904年ですから驚くべきはその27年前には誰もが見逃してしまう様な日常のほんの一瞬の現象にガウディは既に気付いていて、建築デザインに大胆に取り入れていたと言うことです。

 

テラス

ダイニングルームを抜けると、中庭に面したテラスへ出ます。

カサ・バトリョと言えば正面ファサードの華やかさが有名ですが、このテラスも見逃せない見どころの一つです。

正面側に比べると壁面装飾は比較的控えめですが、建物最上部に施されたトレンカディスにはガウディらしさが存分に表れています。特に波打つような形状は、ガウディの代表作の一つであるグエル公園のベンチを思わせます。

また、テラス出入口の左右にあるガラスで覆われた青い池のような開口部にも注目してください。これは装飾ではなく、その下にある地下室へ自然光を取り入れるための天窓です。

ガウディは建物の隅々まで太陽の光を届けることに強いこだわりを持っており、このような場所にも採光の工夫が見られます。

さらに、その周囲にはグエル公園でも使用された円形タイルや、青、緑、赤など色鮮やかなトレンカディスがふんだんに使われています。

正面ファサードほど有名ではありませんが、こうした細部を眺めていると、ガウディが建物の裏側にまで一切妥協しなかったことがよく分かります

 

破砕タイルと呼ばれるトレンカディスですが、ここではガウディは陶器のタイルだけにこだわらず、ガラス片も大胆に使用しています。

そのため、太陽の光が当たると表面がキラキラと反射し、まるで海面や海中の泡を見ているかのような幻想的な輝きを生み出します。

特にこの部分は、青や水色を基調とした色彩と円形タイルの組み合わせによって、海をテーマとしたカサ・バトリョの世界観が最もよく表れている場所の一つと言えるでしょう。

 

IMG_2489 【グエル公園】★★★★★
 ガウディの大スポンサーでもあり、理解者でもあったグエル伯爵が計画した…

 

海底の吹き抜け

建物中央にある吹き抜け(パティオ)は、海底や海中洞窟をイメージして造られています。自然光を建物の奥まで届ける役割を持つことから、「光庭」とも呼ばれています。

四方の壁面には、ガウディ・ブルーとも呼ばれる青を基調としたタイルが貼られています。ところどころにはカメオのように浮き上がった立体的なタイルも使われていて、それらは斜め45度の角度で配置されています。

しかし、この空間で本当に注目していただきたいのは色の変化です。一見すると吹き抜け全体が同じ青色で統一されているように見えますが、実際には階によってタイルの色が異なっています。

太陽光が最も強く差し込む上層部には光を吸収しやすい濃い青色を、逆に光が届きにくい下層部には反射率の高い白っぽい青色を使用し、その色合いを5段階に変化させているのです。

その結果、どの階から見ても吹き抜け全体が均一な青色に見えるという不思議な視覚効果が生まれています。

単に美しいだけではなく、採光という実用性まで計算されているところに、ガウディの設計思想を見ることができます。

 

 

【光を均等に届ける工夫】


また、窓にも注目してみてください。吹き抜けに面した採光窓は、上階ほど小さく、逆に下階へ行くほど大きく造られています。これは各階に差し込む日差しを均等化するための工夫です。

最上階は太陽に近いため光が十分に入りますが、そのままでは下層階が暗くなってしまいます。そこで上階の窓を小さく、下階の窓を大きくすることで、建物全体にできるだけ均一な明るさをもたらしているのです。

さらに、この工夫によって上階に熱がこもり過ぎるという問題も緩和されました。

美しい青いタイルばかりに目が行きがちですが、実はこのパティオはガウディの優れた採光・換気技術を見ることができる場所でもあります。なお、この手法は後に建設されたカサ・ミラでも応用されており、パティオに面した窓を見ると同じ考え方が採り入れられていることが分かります。

また、窓に注目すると明り採りの窓は上の階ほど小さく、逆に下の階になるほど大きくすることにより、部屋に射し込む日差しの均等化を同時におこなっています。

これにより、それまで上階の部屋の温度が夏季に上がり過ぎる問題を解決しました。尚、この手法はこの後に建設されたカサ・ミラ、そのパテイオに面した窓でも応用されています

 

【海底空間を生み出す仕掛け】

パティオ一面の壁に貼られたコバルトブルーのタイル。これだけでも海を十分に表していますが、ガウディはそれに飽き足らず階段のガラスのパネルに工夫をこらしました。

それは表面に敢えて凹凸あるガラスを用いることによって、その向こうの背景となるタイルの青が揺らぎ、まるで目の前にほんとうの海があるようなそんな錯覚を与えてくれます。

更に窓をよく見ると、その幾つかは上下のサイズが違うのに気づきますがこれは窓に2つの機能を持たせたもので、上の大きい方が採光、そして下の小さな方が換気用となっていて、光以外にも換気と熱の循環まで綿密に計算し尽くされたものです。

 

屋根裏

もともとカサ・バトリョには屋根裏部屋はありませんでした。現在見学できるこの空間は、ガウディが改築の際に新たに付け加えたものです。

その役割は大きく二つありました。一つは使用人たちのための作業スペースや物置として利用すること。そしてもう一つが、夏の暑さや冬の寒さから住居部分を守るための断熱空間としての役目です。

現在で言うところの断熱材や空調設備が無かった時代、ガウディは建物そのものの構造によって快適な室内環境を作ろうと考えていました。

また、この屋根裏部屋は柱をほとんど使わず、ラジョーラ(Rajola)と呼ばれるカタルーニャ産の薄いレンガを積み上げた連続アーチによって構成されています。

この構造はカタルーニャ地方の伝統建築から着想を得たもので、後に建設されたカサ・ミラの屋根裏でも同様のカテナリーアーチを見ることができます。

ただし、両者には大きな違いがあります。カサ・ミラの屋根裏がレンガそのものを見せる構造であるのに対し、カサ・バトリョではレンガの表面を漆喰で覆い、空間全体を純白に仕上げています。

そのため本来は暗くなりがちな屋根裏部屋でありながら、不思議なほど明るく軽やかな印象を受けます。

また、この規則正しく並ぶアーチを見ていると、まるで巨大な動物の肋骨の中に入り込んだようにも見えます。海をテーマとした建物らしく、人によってはクジラの腹の中を歩いているように感じるかもしれません。

 

【カテナリーアーチとは】

ロープや鎖の両端を持って垂らしたときに自然にできる曲線を「カテナリー曲線」と呼びます。

この曲線を上下逆さまにすると、構造全体に力が均等に伝わるため非常に安定したアーチとなります。そのため現在でも橋梁や大型建築物などで利用される、力学的に非常に合理的な形として知られています。

では、コンピューターも無かった100年以上前にガウディはどのようにしてこの曲線を求めたのでしょうか。

まず、アーチの起点となる2点を決め、その間にロープを張ります。次に、アーチの高さを決め、垂れ下がったロープの頂点が希望する位置に来るよう長さを調整します。すると重力によって自然に理想的なカテナリー曲線が生まれます。

ガウディはその後ろに板を置き、出来上がった曲線をなぞって板へ写し取りました。

そして、その形に板を切り抜いて上下を反転させることで、職人たちがレンガを積み上げるための型枠として利用したのです。つまりガウディは、数学の計算によってではなく、ロープそのものに答えを出させていたと言えます。

分かりやすく解説・実験した動画もぜひご覧ください。

なお、ガウディはこのカサ・バトリョだけでなく、カサ・ミラの屋根裏、サグラダ・ファミリアの身廊、コロニア・グエル教会など、多くの作品でカテナリーアーチを採用しています。

その理由は構造的に安定しているだけではありません。視覚的にも美しく、レンガ積みで施工しやすく、さらに経済的でもあったからです。

ガウディは奇抜な建築家と思われがちですが、その一方で非常に合理的な建築家でもありました。

 

DSCF1094 【コロニア・グエル教会】 ★★★★☆
ガウディが10年の歳月費やし、カテリーナアーチを極限まで極めた最高傑作と名高い.… 
casamila0 【カサ・ミラ】★★★★★
すぐ近くの世界遺産はカサ・バトリョと共にバルセロナを代表する建築物。

 

屋上

最後に見学ルートの終点となる屋上へ出ます。ここでの見どころの一つが、建物正面からも見えている独特な屋根です。

グラシア通り側の屋根には大きなうろこ状のタイルが並び、その姿はドラゴンの背中を連想させます。

一方、反対側にはオレンジ色の細かなモザイクタイルが使われていて、こちらは爬虫類の腹部を思わせるデザインとなっています。そのため、この屋根全体を一匹の巨大なドラゴンに見立てる解釈も広く知られています。

もう一つの見どころが、屋上に並ぶ27本の煙突です。煙突は4つのグループにまとめられ、それぞれが有機的な曲線を描いています。

波のようにも見え、あるいは群生するキノコのようにも見えるその姿は、一見しただけでは煙突とは思えません。さらに表面には色鮮やかなトレンカディスが施され、実用設備でありながら一つの彫刻作品のような存在感を放っています。

もっとも、ガウディにとっては装飾と機能は別々のものではありませんでした。この煙突も単なる飾りではなく、風の流れを考慮して設計された換気設備であり、美しさと実用性を同時に実現しています。

こうして屋上まで見終えると、カサ・バトリョが単なる豪華な邸宅ではなく、建物全体が一つの生命体のように設計された作品であることがよく分かります。

以上で見学は終了です。見学時間の目安は約1時間ですが、オーディオガイドを聞きながらじっくり見て回る場合は1時間半ほどみておくと良いでしょう。

 

【煙突に込めた意味】

ガウディ建築の特徴の一つが、その独創的な煙突です。本来なら煙突は建物の中でも目立たない脇役の存在ですが、ガウディはそこにも徹底的にこだわりました。

実際、カサ・バトリョだけでなく、カサ・ミラやグエル邸などでも煙突は建物を象徴する重要なデザイン要素となっています。

ところで、なぜここまで煙突にこだわったのでしょうか。一説には、中世ヨーロッパでは魔物や悪霊が煙突から家の中へ侵入すると考えられていたため、それを防ぐ意味があったとも言われています。

そのためガウディは、煙突を武器のように鋭くしたり、開口部を覆ったりすることで、家を守る象徴として表現したという説があります。

例えばカサ・ミラの屋上に並ぶ煙突群は、まるで兜を被った兵士のようにも見えます。また、このカサ・バトリョの煙突も先端が尖り、横にはカバーが設けられていて、外から開口部が見えにくい構造となっています。

もっとも、ガウディ自身がその意味について明確に語った記録は残されていません。

実際には魔除けというよりも、雨風を防ぎながら煙を効率よく排出するための機能的な工夫だった可能性もあります。

いずれにしても、普通の建築家なら目立たない設備として処理する煙突を、屋上の主役にまで引き上げてしまったところに、ガウディらしさを見ることができます。

casamila0 【カサ・ミラ】★★★★★
ガウディが54歳の時に設計し1905年から1907年にかけて実業家のペレ・ミラと.…
IMG_2489 【グエル公園】 ★★★★★
 ガウディの大スポンサーでもあり、理解者でもあったグエル伯爵が計画した…
IMG_0126 【グエル邸】★★★★☆
アントニ・ガウディの良き親友であり、最大のパトロンであった実業家エウセビ.…
201501140624364fb 【カサ・ビセンス】★★★☆☆
ガウデイの初期の作品で他との違いは、直線的な構造の煙突が見れ…

 

新設アトラクション

どちらも最新の映像技術を利用した体験型展示で、特にガウディ・キューブは建築見学というよりもアトラクションに近い内容となっています。

好みは分かれるかもしれませんが、ガウディ建築を現代的な映像演出とともに楽しみたい方には面白い展示と言えるでしょう。

ただし、その一方で建築好きの方や建築関係者の中には、「本来の建築そのものを見せれば十分なのではないか」という否定的な意見もあります。

 

また、近年追加された日本人建築家・隈研吾氏デザインの階段についても、歴史的建築との調和という観点から賛否が分かれています。

実際のところ、こうした新しい展示や演出を評価するかどうかは人それぞれでしょう。

ただ一つ言えるのは、現在のカサ・バトリョは単なる世界遺産の公開ではなく、歴史的建築と最新の体験型展示を融合させた新しいスタイルの観光施設へと変化しつつあるということです。

 

ライトアップ

サグラダ・ファミリアほどの派手さや演出はありませんが、カサ・バトリョも夜になるとライトアップされます。

点灯時間は日没後から深夜1時頃まで。パセジ・ダ・グラシアという便利な立地にあるため、ショッピングの帰りや夕食後に気軽に立ち寄ることができます。

また、サン・ジョルディの日(4月23日)やクリスマスシーズンなどには、期間限定の特別装飾やイベントが行われることもあります。もちろん地元の方や、何度もバルセロナを訪れている方にとっては、そうした特別仕様のカサ・バトリョを見るのも楽しみの一つでしょう。

ただ、旅行で初めて訪れる方であれば、まずはガウディが設計した本来の姿を見たいと思うかもしれません。特に建築そのものをじっくり観察したい方や、写真を残したい方は、イベント期間を避けて訪れた方がオリジナルのカサ・バトリョを楽しめるでしょう。

 

見どころムービー

カサバトリョの主な見どころを集めてフォトムービーを作ってみました。

 

アクセス一覧

カサ・バトリョ、主要観光スポット間のアクセス一覧を実際に地下鉄に乗って歩いて移動した完全動画解説。

【カサ・バトリョ ➡ サグラダ・ファミリア】
【カサ・バトリョ ➡ カサ・ミラ】
【カサ・バトリョ ➡ カタルーニャ音楽堂】

 

 

まとめ&アドバイス

数あるガウディ作品の中でも、完成度という点ではカサ・バトリョは間違いなくトップクラスの建築です。

サグラダ・ファミリアほどのスケール感はありませんが、細部まで徹底してデザインされた空間は見応え十分。バルセロナを代表する必見スポットの一つであることに疑う余地はありません。

唯一の欠点を挙げるとすれば、やはり入場料の高さでしょう。カサ・バトリョは民間企業によって運営されているため、もともと入場料は比較的高めに設定されていました。

もっとも、近年はサグラダ・ファミリアをはじめ他の主要観光施設も次々と値上げされており、残念ながらこれが現在のバルセロナの観光相場と考えるしかありません。

さて、入場チケットにはいくつか種類がありますが、どのチケットも事前予約と入場時間の指定が必要です。

個人的には、一番シンプルなBlueチケットで十分楽しめると思います。

一方で、「せっかく来たのだから全部見たい」「チケット選びで悩みたくない」という方であれば、最上位クラスのGoldチケットを選んでしまうのも一つの方法です。

なお、最近ではさらに上位のPlatinum(プラチナ)チケットも販売されていますが、Goldとの大きな違いはキャンセルや日時変更が可能になる点です。

純粋な見学内容に関しては大きな差はありませんので、一般的な観光であればBlueかGold、そのどちらかを選んでおけば十分でしょう。

 


お勧め度:19点/20点
★★★★★(4.75)


 

住所 Passeig de Gracias 43 地図はこちら】
URL https://www.casabatllo.es/en/
電話 93 216 03 06
時間 基本は365日年中無休 9:00-22:00 (最終入場は21:00)
但し、事情により早めにクローズになる日もあるので事前にHP、または入り口で確認
料金 公式サイトにてご確認ください。
最寄り駅 パセジ・ダ・グラシア駅
3 号線から徒歩約1分、 4 号線もしくは 2 号線から徒歩約7分
所要時間 1時間15分

 

 


記事は取材時点のものです。現在とは記事の内容が異なる場合もありますのでご了承ください。間違った情報、また有用新情報、分かり難い点や質問等ございましたら情報共有いたしますので、サイト内の「バルセロナ観光情報掲示板」に書き込んでください。

この記事を書いた人:カミムラ:生まれ京都府。1989年日本を離れバックパックをかついで海外へ。アジア、アフリカ、中南米、ヨーロッパを旅し1997年よりバルセロナに在住。。 記事最終更新 2026.06.01

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