
オリンピックスタジアムから徒歩2分にある博物館、別名サマランチ記念館を簡単に紹介します。
目次
はじめに
オリンピック&スポーツ博物館は、モンジュイックのオリンピックスタジアムから徒歩約2分の場所にある博物館です。
バルセロナ五輪に関する展示を中心に、オリンピックの歴史やさまざまなスポーツに関する資料を紹介しています。規模はそれほど大きくありませんが、オリンピックスタジアムを見学するついでに立ち寄りやすい場所です。
この博物館は、地元バルセロナ出身で元IOC会長を務めたフアン・アントニオ・サマランチの功績を称え、2007年に開館しました。そのため、別名「サマランチ記念館」として紹介されることもあります。
正式名称は、Museu Olímpic i de l’Esport Joan Antoni Samaranch。日本語にすると、「ジョアン・アントニ・サマランチ オリンピック・スポーツ博物館」といった意味になります。
静かな博物館
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オリンピック&スポーツ博物館は、オリンピックスタジアムのすぐ近くにありますが、館内は比較的静かで落ち着いた雰囲気です。
入場料は比較的手頃で、オーディオガイドも別料金で借りることができます。ただし、日本語には対応していません。料金は変更されることがあるため、訪問前に公式サイトまたは現地受付で確認してください。
通路を下りて行くと

館内は吹き抜けになっており、その周囲の通路に沿って展示が並んでいます。2階から1階へ、展示を見ながら下っていく造りです。
大規模な博物館というより、スタジアム見学のついでに短時間で立ち寄る小さめの展示施設と考えるとよいでしょう。
懐かしい名選手たちの展示
館内には、オリンピックや世界のスポーツ史に名を残した選手たちに関する展示もあります。
懐かしいコマネチ
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体操では、オリンピック史上初めて10点満点を記録したナディア・コマネチの展示があります。現在でも伝説的な体操選手として知られており、当時を知る世代には懐かしく感じられるかもしれません。展示には、コマネチ選手や地元バルセロナ出身の選手たちの手形なども並んでいます。
マイケルジョーダン
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また、バスケットボールでは、マイケル・ジョーダンやモハメド・アリなど、スポーツに詳しくない人でも名前を聞いたことがあるような有名選手の展示もあります。
大規模な展示ではありませんが、昔テレビで見た選手や、どこかで聞いたことのある名前を見つけながら歩くと、少し懐かしい気分で楽しめるコーナーです。
スペインの伝統球技の展示

館内には、スペイン北部バスク地方に伝わる伝統球技、ハイアライ の展示もあります。
ハイアライは、壁に向かってボールを打ち合う競技で、長く湾曲した籠のような道具を使うのが特徴です。写真の展示でも、その独特な道具やボール、ヘルメットなどを見ることができます。
日本ではあまり馴染みのないスポーツですが、スペインやバスク地方のスポーツ文化を知るうえでは、なかなか面白い展示です。詳しく知りたい方は、「ハイアライ」または「バスク・ペロタ」で調べてみるとよいでしょう。
サッカーファンなら気になる展示も

館内には、サッカーファンなら思わず足を止めたくなる展示もあります。
こちらは、バルサで一世を風靡したロナウジーニョのスパイク。サイン入りで展示されており、当時のバルサを知っている方には懐かしく感じられるのではないでしょうか。
スポーツ博物館らしく、オリンピック競技だけでなく、サッカーやバスケットボールなど、幅広いスポーツに関する資料が並んでいます。こうした有名選手ゆかりの品を探しながら見て回るのも、この博物館の楽しみ方のひとつです。
ちなみに、こういうものを鑑定番組に持って行くと、一体いくらの値段が付くのでしょうか。少し気になりますね。
モータースポツの展示
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下の階へ進んでいくと、モニターでスポーツ映像が流れるエリアがあり、その横にはF1レーシングカーの実物も展示されています。
実際の車体を間近で見ることができるだけでなく、ハンドル周りなど一部に触れることもできます。普段テレビで見ているF1マシンも、実物を前にするとかなり印象が違います。
特に驚くのが、ハンドルの小ささです。ボタンやスイッチがぎっしり詰まった特殊な形をしており、普通の車とはまったく違う世界の乗り物だということがよく分かります。
オリンピック競技だけでなく、こうしたモータースポーツの展示もあるので、車やレースが好きな方なら意外と楽しめるコーナーです。
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地元の英雄サマランチ会長

館内には、この博物館の名前にもなっているフアン・アントニオ・サマランチに関する展示コーナーがあります。
サマランチはバルセロナ出身の元IOC会長で、1992年バルセロナ・オリンピックの開催にも大きく関わった人物です。地元では、バルセロナにオリンピックをもたらした功労者として知られています。

展示コーナーには、彼の功績を紹介する資料のほか、各国から贈られた勲章や記念品などが並んでいます。中には、天皇陛下から贈られた杯も展示されており、日本とのつながりを感じさせる品も見ることができます。
博物館の正式名称にサマランチの名前が入っている理由も、このコーナーを見るとよく分かります。
本物のメダルも見れます
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館内には、これまでのオリンピックで使われたメダルの展示もあります。写真のように、実際の金・銀・銅メダルを間近で見ることができるのは、オリンピック博物館らしい見どころのひとつです。
また、歴代オリンピックの公式ポスターも展示されています。大会ごとにデザインや色使いが異なり、それぞれの時代の雰囲気や開催都市の個性が感じられます。
メダルやポスターを見ていると、単なるスポーツ大会というだけでなく、オリンピックがその時代の空気や文化を映すイベントでもあることが分かります。
まとめ&アドバイス
オリンピック&スポーツ博物館は、モンジュイックのオリンピックスタジアム近くにある小さめの博物館です。展示内容は、オリンピックの歴史、名選手、メダル、スポーツ用品、モータースポーツなど幅広く、短時間でさっと見て回ることができます。
ただし、日本人旅行者が限られた滞在時間の中で、わざわざこの博物館だけを目的に訪れる場所かと言われると、正直そこまでではないと思います。ガウディ建築や旧市街、美術館など、初めてのバルセロナで優先したい見どころは他にもたくさんあります。
一方で、1992年のバルセロナ・オリンピックをリアルタイムで見ていた方、当時の感動を覚えている方にとっては、少し懐かしい気持ちで楽しめる博物館です。歴代のメダルやポスター、名選手の展示を見ていると、あの時代の空気を思い出す方もいるかもしれません。
すぐ隣にはオリンピックスタジアムもあるので、スタジアム見学と合わせて訪れるなら、立ち寄る価値はあります。大きな博物館ではないため、時間をかけてじっくり見るというより、モンジュイック散策の途中にサクッと見学するくらいがちょうどよいでしょう。
オリンピックやスポーツが好きな方、特に1992年バルセロナ五輪に思い入れのある方には、候補に入れてもよい博物館です。
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お勧め度:7点/20点 |
| 住所 | Av.de L’Estadi 60 【地図はこちら】 |
| URL | http://www.museuolimpicbcn.cat/cat/home.asp |
| TEL | 932 925 379 |
| 開館時間 | 火~土曜日 10:00~20:00(10月~3月は18:00まで)日・祝 10:00~14:30 休館日:月曜日、1/1, 5/1, 12/25,26 |
| 料金 | 公式サイトにてご確認ください。 |
| 最寄駅 | 最寄駅: 地下鉄1/3号線Plaza Espana(スペイン広場) 駅から150番のバスで15分。 またはフニクラのバルク・モンジュイック駅から徒歩10分 |
記事は取材時点のものです。現在とは記事の内容が異なる場合もありますのでご了承ください。間違った情報、また有用新情報、分かり難い点や質問等ございましたら情報共有いたしますので、サイト内の「バルセロナ観光情報掲示板」に書き込んでください。
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この記事を書いた人:カミムラ:生まれ京都府。1989年日本を離れバックパックをかついで海外へ。アジア、アフリカ、中南米、ヨーロッパを旅し1997年よりバルセロナに在住。 記事最終更新 2026.06.30 |
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