地元スペイン人がそれを契機にバルセロナの街が大きく変わったと言う、バルセロナオリンピック。
その中心となった、記念的スタジアムを紹介します。
はじめに
1992年に開催されたバルセロナオリンピック用に作られたスタジアム。
正式な呼び名は「Estadio Olímpico Lluís Companys」と言いますが2001年まではモンジュイックスタジアムと呼ばれていた事もあり、そちらの呼び名の方が市民には馴染みがあります。
収容人員56,000人、同じバルセロナ市内にあるカンプ・ノウスタジアムが約10万人の収容人員を誇る事もあり随分と地味な印象です。
ただし、このスタジアムで開催されたオリンピッピックが契機となってバルセロナ市が現在の様な近代化した街になったと言うのは、市民の誰もが認める事実で、そう言う意味では歴史的なスタジアムと言えます。
見るのは無料
スペイン広場かモンジュイックの丘に続く道沿いにあるスタジアム。
入口はいつも開いていて誰でも無料で見る事が出来ます。
とは言っても見学ツアーなど、ちゃんとしたものはありません。
ほとんど利用されていない
オリンピック終了後は、一時期あの中村俊輔選手が所属していた地元サッカーチームRCDエスパニョールがこのスタジアムをホームとして使っていましたが、新たに専用スタジアムを建設したこともあって引っ越しました。
サッカーがメインスポーツのバルセロナ、そのせいもあり現在はほとんど使われることなくひっそり。
メインスタンド
見た人の感想としては、思ったほど大きくない。
よくここで世界的な大イベント、オリンピックが開催されたと誰もが感じる様です。
時計台と聖火台
オリンピック開催中はここで炎がたかれていました。
売店とカフェテリア
スタジアムの中には売店とカフェテリアがあります。
売店では特にオリンピックにまつわる様な物は無く、いわゆるバルセロナのどこででも見るお土産物を売っているだけ。
その点では魅力に欠けます。
オリンピック動画
お勧め度:4点/20点 |
住所 | Paseo Olímpico, 17 【地図はこちら】 |
URL | http://www.bsmsa.cat/index.php?id=23 (市役所のHP) |
TEL | 934 26 20 89 |
開館時間 | 毎日 10:00~20:00(夏) 10:00~18:00(冬) |
最寄駅 | 地下鉄1/3号線Espanya(エスパーニャ) 駅から150番のバスで15分。 またはフニクラのバルク・モンジュイック駅から徒歩10分 |
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この記事を書いた人:カミムラ:生まれ京都府。1989年日本を離れバックパックをかついで海外へ。アジア、アフリカ、中南米、ヨーロッパを旅し1997年よりバルセロナに在住。 記事最終更新 2022.10.18 |
行き方
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