ローマ遺跡の残る世界遺産の町タラゴナへ電車で行く場合、2通りの行き方がありますが、ここではスペインが誇る高速鉄道AVEで行く方法を解説します。
はじめに
①RENFE(国鉄)の高速列車AVEまたはAVANTとタクシーを利用する
→予算はあるから時間を有効に使いたい人、滞在中に高速列車に乗ってみたい人向き
②RENFEの快速または特急を利用する
→できれば節約したい人、のんびり海を眺めながら移動したい人向き
ここでは①のAVEまたはAVANTとタクシーを利用した行き方について解説します。タラゴナまでの高速列車は、RENFEのサンツ駅(Estacio Sants)から出ます。サンツ駅からタラゴナまでは、高速鉄道でノンストップで31~36分。おすすめは、朝9:10発のAVANT(高速中距離線)で、所要35分、料金は20€弱とお値打ちです。
サンツ駅から出発
左:サンツ駅の高速列車(AVE、AVANT、ALVIA)の改札です。
ここで荷物のX線検査を受けます。右:X線検査の後、タラゴナ行きの列車のホーム入り口に行き、チケットのチェックを受けます。
乗車
左:エスカレーターを降りてホームに出ます。自分の乗る車両を確認します。
右:車内はこんな感じで全席指定です。自分のシートを探しましょう。
タラゴナ到着
左:タラゴナ駅に到着、改札に向かいます。
右:改札を出たら、右側の出口を出たところにタクシー乗り場があります。
タクシー乗り場へ
左:タクシー乗り場への出口 右:タクシー乗り場
高速列車AVEやAVANTが停まるのは、タラゴナ市内から10kmほど離れたカンプ・デ・タラゴナCamp de Tarragona駅です。
快速や特急が停まるタラゴナTarragona駅とは別ですので注意しましょう。
タクシーに乗ったらタラゴナ市内まで直行してもいいですが、せっかくですから途中の高速沿いにあるラス・ファレラス水道橋に立ち寄ってみてはいかがでしょうか。
水道橋は、タラゴナ市内からだとアクセスが面倒ですが、ここからなら通り道です。
「ポント・デル・ディアブレPont del Diable(ラス・ファレラス水道橋の別名で“悪魔の橋”の意味)に寄ってからタラゴナに行きたい」とドライバーに言ってください。
ローマ時代の水道橋
タクシー代は、ラス・ファレラス水道橋での待ち時間によって若干変わります。
水道橋をさっと見て写真を撮るだけだったら、全部で40ユーロくらいでしょう。
旧市街の北、考古学の道の入り口にあたる「ポルタル・デル・ロセルPortal del Roser:ロセル門」で下してもらうと、そこからすぐに旧市街に入ることができます。
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この記事を書いた人:カミムラ:生まれ京都府。1989年日本を離れバックパックをかついで海外へ。アジア、アフリカ、中南米、ヨーロッパを旅し1997年よりバルセロナに在住。 記事最終更新 2022.11.01 |
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