ローマ遺跡の残る世界遺産の町タラゴナへ電車で行く場合2通りの行き方がありますが、ここでは在来線で行く方法を解説します。
はじめに
ローマ遺跡の残る世界遺産の町タラゴナへ電車で行く場合、2通りの行き方があります。
①RENFE(国鉄)の高速鉄道AVEとタクシーを利用する
→予算はあるから時間を有効に使いたい人、滞在中にAVEに乗ってみたい人向き
②RENFEの快速または特急を利用する
→できれば節約したい人、のんびり海を眺めながら移動したい人向き
ここでは②の電車を利用した行き方について解説します。
タラゴナまでの列車は、サンツ駅(Estacio Sants)から出ます。
パセジ・ダ・グラシア駅(Estacio Passeig de Gracia)に停車するものもあります。
RENFEのサイト(時刻と料金はこちらから)
http://www.renfe.com/EN/viajeros/horarios.html
今回は、パセジ・ダ・グラシア駅から出発してみましょう。
サンツ駅からの出発はこちらの記事を参考にして下さい。
パセジ・ダ・グラシア駅
ガウディのカサ・バトリョのはす向かい、バーバリーのショップの前の入り口から地下に降ります。
左:手前に自動券売機、右奥に窓口があります。
今日は自動券売機で購入してみます。
右:タラゴナ行きのチケットは左の紫色の券売機で買います。
自動券売機での買い方は、サンツ駅でも同じです
まず画面右下の言語ボタンで英語を選択します。
駅名がずらりとでてきますが、タラゴナがありません。黄色で囲んだ「次ページボタン」をタッチ。
「TARRAGONA タラゴナ」を選択、「OUTBOUND (片道)」を選択して、「Continue」(往復を買う場合は「IDA Y REGRESO (往復)」を選択します)
今から乗れるタラゴナ行の列車の一覧が出るので、希望の列車を選択し「Continue」(往復の場合は、帰りのタラゴナ発の列車一覧が次ページに出るので帰りの列車を選択して「Continue」)
「+」を押して必要な枚数を入力し「Continue」
チケットが画面上に出るので、確認して「Pay」(往復の場合は画面右側の欄に復路のチケットも出ます)
合計金額が表示されるので、モニターの右側のお金を入れるところに入金します。
下のポケットからチケットとお釣りを取って、終了です。
改札を通りホームヘ
ホームは2つしかないので分かり易い | 1番ホームがタラゴナ方面行 |
パセジ・ダ・グラシア駅では、タラゴナ行きの列車は1番線から出ます。
大きな駅のわりにホームの幅はなぜか狭い | 色んな電車が入って来ます |
パセジ・ダ・グラシア駅の1番線ホーム、線路を挟んだ向かいが2番線ホーム。
まず、モニターでチェック。この日乗る列車は8:56発マドリッド行きです。タラゴナは終点ではないので要注意。
タラゴナ到着
自販機によってチケットが形が違う事も | タラゴナ駅には改札が無く素通り |
この日のチケット。1時間10分後に時間通りタラゴナに無事到着しました。
壁を巻くように作られた階段 | 広場が『地中海のバルコニー』 |
街の中心へは駅の建物を出たら右方向に進み、まっすぐ行くと写真のような階段が見えてきますのでその階段を上ります。
階段を上って海沿いにさらに進むと、大きな銅像の立つ広場に出ます。
ここが「地中海のバルコニー」と呼ばれる見所の一つ。
左(北西)に伸びる大通りはタラゴナのメイン通りの「Rambla Nova」通りです。
地中海のバルコニーを先に進むと、眼下に円形競技場が見えてきます。
注意点
●タラゴナ行きの列車は、特急、快速などがあり、所要時間と料金が異なります。
片道8€、所要1時間45分の快速から、ノンストップの特急だと所要50分で20€を越えるものまであります。
●曜日によって列車のダイヤは変わります。
●タラゴナが終点ではないので、途中下車になります。うっかり乗り過ごさないように注意してください。
●進行方向に向かって左側の席に座ると午前中は眩しいですが地中海の眺めも楽しめます。
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@ | この記事を書いた人:アキモト 日本で社会人を経験後マドリッドへ大人の語学留学。海のあるバルセロナへ移住後、バルセロナウォーカーにて情報を発信しています。最終更新 2022.11.01 |
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