前世期に開催された万博時のテーマパーク、スペイン村をここで紹介します。
はじめに
美術館、博物館が集中するモンジュイック地区にあるこのテーマパークは、1929年のバルセロナ万博に合わせて作られました。
テーマはその名前のごとく、スペイン国内各地方の建物を集めて一堂に会したものです。
日本にもこの手のテーマパークは全国に幾つもありますが、ここの特徴として造られたのが前世期の86年前。
それ故に日本の張りぼてのような安っぽさがなく、実際に各地にある本物の様な雰囲気を醸し出しているところです。
またこのスペイン村ではコンサートや祝祭日は子供向けのイベントなどもあり、家族連れが簡単に行けるスポットとして人気。
アビラノ城壁(入口)
マドリッドから近場観光の定番の一つアビラの城壁、世界遺産にも指定さているその城壁を再現した門が入り口で、なかなかの迫力。
尚、入場券は入り口門の右手にあります。
東京ドームと同面積
敷地面積は実に49,00㎡の広さを誇り、それはちょうど東京ドームとほぼ同じ。
その中には117もの建物が建って、中は各地方を代表する民芸品などがお土産として売られています。
クラフトショップ
民芸品のお土産物以外にクラフトショップもあり、実際に手作りで作られているところが見る事ができます。
セニョーラが黙々と刺繍を作っているところが見学でき、また店内では作品の販売しているので気に入った物があればお土産に買うのも良いですよ。
アンダルシアからアラゴンまで
このスペイン村の中で目を引くのが、アラゴン州のムデハル様式のUteboの塔はこのテーマパークのシンボル。
また南スペインアンダルシアの白い家を再現した小道はまるで本物と見間違うほどです。
また、この通りの奥にはフラメンコのタブラオがあります。
【タブラオデカルメン】 ★★★★☆ このタブラオの特典は有料のスペイン村に無料で入れ、ショーの開始時間まで… |
人気の吹きガラス
大人にも子供にも人気の吹きガラスの工房。
制作に様子が詳しく見れて、飽きっぽい子供たちもこれには興味深々。
作品は横にある売店でわりとリーズナブル価格で購入できます。
マヨール広場
マヨール広場を囲むようにレストランがずらりと並び食事場所にも困りませんし、季節の良い時のテラスでの食事は非常に快適。
また日曜日は色々なイベントがあり、この日は大きなビニールプールが出来ていて子供達が大喜びで遊んでいました。
お勧め度:10点/20点 |
住所 | Av Francesc Ferrer i Guardia, 13 【地図はこちら】 |
URL | https://www.poble-espanyol.com/en WEB入場チケット購入 |
TEL | 935 08 63 00 |
開館時間 | 9:00~20:00(月) 9:00~0:00(火・水・木・日曜・祭日) 9:00~03:00(金) 9:00~04:00(土) |
料金 | 一般:12.60€、 子供:4~12歳6.30€ 学生:10.50€ シニア:9.00€ 4歳以下無料 |
最寄駅 | 地下鉄 1,3号線Plaza Espanya(スペイン広場)駅 より徒歩約15 分 【駅から徒歩での詳しい行き方】 |
記事は取材時点のものです。現在とは記事の内容が異なる場合もありますのでご了承ください。間違った情報、また有用新情報、分かり難い点や質問等ございましたら情報共有いたしますので、サイト内の「バルセロナ観光情報掲示板」に書き込んでください。
この記事を書いた人:カミムラ:生まれ京都府。1989年日本を離れバックパックをかついで海外へ。アジア、アフリカ、中南米、ヨーロッパを旅し1997年よりバルセロナに在住。 記事最終更新 2022.11.06 |
その他の子供向け施設
【動物園】★☆☆☆☆ シウダデーヤ公園の大部分を占めるバルセロナ動物園は…. |
【テイビダボ遊園地】★☆☆☆☆ バルセロナでも見晴らしの良い場所はグエル公園を初めモンジュイックなど…. |
ピックアップ記事。
観光記事一覧
基本情報記事一覧
レストラン記事一覧
ショッピング記事一覧
エンターテイメント記事一覧
【サッカー情報】 バルサ。世界屈指の人気チームを中心に解説します。 |
【フラメンコ情報】 本場アンダルシアに負けず劣らずのレベルの高いフラメンコがここでも見れます。 |