
日本人旅行者のバルセロナ観光というと、どうしてもガウディ建築を中心に市内を見て回るコースになりがちです。
もちろん、サグラダ・ファミリアやカサ・バトリョは外せない見どころですが、夏のバルセロナにはもう一つ大きな魅力があります。
それがビーチです。実際、欧米から訪れる旅行者の中には、観光よりもビーチを楽しむことを目的にバルセロナへ来る人も少なくありません。昼間は海辺でのんびり過ごし、夕方から街歩きや食事を楽しむ。そんな過ごし方も、夏のバルセロナらしい旅の形です。
時間に少しでも余裕があるなら、旅程の中に半日だけでもビーチ時間を入れてみると、ガウディ建築を巡るだけの観光とはまったく違ったバルセロナを感じられるはずです。中でも、バルセロネータビーチは市内中心部からアクセスしやすく、地下鉄やバスを使えば気軽に行ける人気のビーチです。
今回は、バルセロナ市内から短時間で行けるバルセロネータビーチで、夏のバルセロナを楽しむための7つの方法を紹介します。
目次
地中海を楽しみ尽くす
バルセロネータビーチの魅力は、ただ海に入るだけではありません。砂浜で日光浴をしたり、海沿いの遊歩道を歩いたり、ビーチバーで一杯飲んだり、地中海を眺めながら食事をしたりと、楽しみ方はいろいろあります。
日本人旅行者の場合、ビーチというと「泳ぐ場所」と考えがちですが、バルセロナでは海辺そのものが一つの過ごし方になっています。
水着で寝転ぶ人、ジョギングをする人、友人とおしゃべりする人、夕方に散歩だけしに来る人。それぞれが思い思いに海辺の時間を楽しんでいます。
ここでは、そんなバルセロネータビーチをより楽しむためのポイントを紹介していきます。
1.チリンギート
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チリンギート(Chiringuito)とは、ビーチ沿いにある海の家のようなレストランやバルのことです。
バルセロネータビーチにも、海を眺めながら飲み物や軽い食事を楽しめるチリンギートがあります。日光浴に少し疲れたら、チリンギートで冷たい飲み物を一杯。太陽の下、心地よい海風に吹かれながら飲むビールやカバは、街中のバルで飲む一杯とはまた違ったおいしさがあります。
もちろん、飲み物だけでなく、サラダ、サンドイッチ、タパスなどの軽い食事もできるので、ビーチで長く過ごす時には便利な存在です。また、近くにトイレがあることも多いため、海辺で一日過ごす場合には、こうした施設を上手に利用すると快適です。
ただし、ビーチ沿いという場所柄、値段は街中のバルより高めになることがあります。雰囲気代も含めて、海を眺めながらゆっくり休憩する場所と考えるとよいでしょう。
2.ビーチバレー

バルセロネータビーチには、ビーチバレー用のネットがあちこちに設置されています。砂浜を歩いていると、地元の人や観光客が一緒になってビーチバレーを楽しんでいる光景をよく見かけます。
ボールやネットを持っていなくても、空いているタイミングで声をかければ、仲間に入れてもらえることもあります。
スペイン語なら「¿Puedo jugar?」、英語なら「Can I join?」と聞いてみるとよいでしょう。もちろん、すでに人数がそろっていたり、本気でプレーしているグループもあるので、無理に入ろうとする必要はありません。
ただ、ビーチでは街中よりも雰囲気がゆるく、初対面同士でも気軽に声をかけやすい空気があります。
地元の人や他の旅行者と一緒に体を動かせば、ただ海を眺めるだけとは違った、バルセロナの夏らしい時間を楽しめるでしょう。
3. パドルサーフィンに挑戦する

世界中で人気のスタンドアップパドルサーフィンも、バルセロネータビーチで楽しめるアクティビティの一つです。
大きなボードの上に立ち、パドルを使って海の上を進むスポーツですが、最初から上手に立てなくても大丈夫です。慣れないうちは何度も海に落ちるかもしれませんが、それも含めて楽しい体験になります。
ボードの上に座って海を眺めたり、少し沖へ出て波に揺られながら休んだり、慣れてくるとヨガのように体を動かしたりと、楽しみ方はいろいろあります。
海と一体になるような感覚を味わえるので、ただ砂浜で日光浴をするだけとは違った、夏のバルセロナらしい時間を過ごせます。
バルセロネータ周辺には、初心者向けのパドルサーフィン教室やボードのレンタルを行っているショップもあります。旅行中に少しアクティブな体験をしてみたい方には、おすすめの過ごし方です。
ただし、営業状況、料金、予約方法は時期によって変わることがあります。参加する場合は、事前に最新情報を確認しておくと安心です。
| 住所 | Calle Meer 39, 08003 BARCELONA 【地図はこちら】 |
| URL | www.molokaisupcenter.com/rebajas-paddle-surf/ |
| aloha@molokaisupcenter.com | |
| Tel | (+34) 932 214 868 , (+34) 654 082 099 |
| 営業時間 & 料金 |
月-土10:00〜14:00/15:30〜20:30 日11:00〜14:00/15:30〜20:30 2時間1人参加は100ユーロ , 2-5人参加は各50ユーロ (2名以上での参加がお得!)最寄駅 地下鉄4号線Barceloneta(バルセロネータ)駅から徒歩10分 |
4. シーフードを楽しむ
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ビーチまで来たら、やはり食べたくなるのがシーフードです。
バルセロネータ周辺には、魚介料理を出すレストランやバルが多く、海辺らしい食事を楽しむことができます。
中でも、ぜひ試してほしいのがマテ貝です。スペイン語では「ナバハス(Navajas)」と呼ばれ、細長い形をした少し不思議な見た目の貝です。
初めて見ると少し驚くかもしれませんが、ほどよい塩気と独特の食感があり、ビールや白ワインによく合います。
軽く焼いたマテ貝にレモンを絞ると、さっぱりとした味わいになり、暑い日のビーチ帰りにもぴったりです。パエリアだけでなく、こうしたシンプルな魚介料理をつまみながら海辺で過ごすのも、バルセロナらしい楽しみ方の一つです。
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【これだけは押さえたい!パエリア10カ条】 スペイン料理と言えばパエリア。美味しく食べるポイントを教えます。 |
5. 日光浴 & 居眠り

バルセロネータビーチでは、何もしない時間を楽しむのもおすすめです。砂浜にタオルを敷いて寝転がり、本を読んだり、海を眺めたり、そのままうとうと昼寝をしたり。
観光で歩き疲れた体を休めるには、これ以上ない場所です。
砂は比較的細かく、ビーチ全体も開放感があるので、晴れた日にのんびり過ごすにはぴったりです。ただし、夏のバルセロナの日差しはかなり強烈です。
短時間のつもりでも、気づかないうちに日焼けしすぎたり、体力を消耗したりすることがあります。日焼け止め、帽子、水分補給は忘れないようにしましょう。
日差しが心配な方は、ビーチパラソルやデッキチェアを利用するのも一つの方法です。チリンギートやビーチ周辺の施設で貸し出しをしていることがありますが、料金や利用方法は時期によって変わるため、現地で確認してください。
海に入らなくても、砂浜でのんびり過ごすだけで、夏のバルセロナらしい時間を十分に味わえます。
6.ルールを守って快適に

ビーチを楽しむ時は、現地のルールを守ることも大切です。まず確認したいのが、遊泳可能かどうかを示す旗です。
緑の旗が出ている時は遊泳可能。黄色の旗は注意が必要、赤い旗が出ている時は遊泳禁止です。日本の海水浴場と同じように、海の状態を知らせる目印なので、必ず確認してから海に入りましょう。
また、ビーチにはシャワーが設置されていますが、ここでシャンプーや石けんを使うことは禁止されています。あくまで海水や砂を軽く洗い流すためのものと考えてください。
さらに注意したいのが、ビーチから街へ戻る時の服装です。バルセロナでは、ビーチ帰りに上半身裸のまま街中を歩くことは禁止されています。
海辺では問題なくても、ビーチを離れてレストランや街中へ行く場合は、Tシャツやワンピースなどを着るようにしましょう。
ちょっとしたことですが、こうしたルールを知っておくと、現地で恥ずかしい思いをせず、快適にビーチを楽しめます。
7. 〆はビーチクラブ
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バルセロネータ周辺の海沿いには、夜になると雰囲気が変わるエリアもあります。
昼間はビーチで日光浴や海遊びを楽しみ、夕方からは海沿いのレストランで食事。さらに元気があれば、そのままビーチクラブやナイトスポットへ流れることもできます。
バルセロナのナイトライフは、日本の感覚からするとかなり遅めです。クラブが本格的に盛り上がるのは深夜1時以降ということも多く、早い時間に行くとまだ人が少ない場合があります。
そのため、夜まで楽しみたい方は、まずはゆっくり夕食を取り、その後に海沿いのクラブやバーをのぞいてみるとよいでしょう。
昼の開放的なビーチとはまた違い、夜の海沿いには少し大人の雰囲気があります。ただし、深夜の移動になるため、貴重品の管理や帰りの交通手段には十分注意してください。
〈 ビーチクラブ情報〉
PACHA BARCELONA ■公式ホームページ:http://www.pachabarcelona.es/
SHOKO■公式ホームページ:http://shoko.biz/en
まとめ&アドバイス
日本人旅行者にとって、海外のビーチで過ごすというのは、少しハードルが高く感じるかもしれません。
ガウディ建築を見て、美術館を巡り、レストランで食事をする。そうした観光に比べると、ビーチで水着になってのんびり過ごすというのは、なかなか旅程に入れにくいものです。
ただ、夏のバルセロナを知るうえで、ビーチはとても大事な場所です。泳がなくても、砂浜に座って海を眺めるだけでも十分です。少し歩いて、チリンギートで冷たい飲み物を一杯飲むだけでも、街中の観光とはまったく違うバルセロナを感じられます。
スペインには、日本のような「海の家」は基本的にありません。
そのため、ビーチへ行く場合は、ホテルであらかじめ水着を着て、その上に服を着て出かけるのが一般的です。あとはビーチタオル、日焼け止め、サングラス、水分補給用の飲み物、そしてチリンギートで一杯飲むための少しの現金を持って行けば十分です。
ビーチにはシャワーも設置されていますが、シャンプーや石けんの使用は禁止されています。海水や砂を軽く洗い流すためのものと考えてください。
砂を落としたら、服を着て、また地下鉄やバスでホテルへ戻る。これがバルセロナ流の気軽なビーチの楽しみ方です。
ただし、ビーチにも置き引きはいます。海に入る時や昼寝をする時は、荷物から目を離さないようにしてください。特にスマートフォン、財布、パスポートなどの貴重品は、できるだけ持って行かない、または最小限にするのがおすすめです。
バルセロネータビーチは、特別な準備をしなくても気軽に行ける市内ビーチです。半日だけでも旅程に入れてみると、ガウディ建築だけでは見えてこない、夏のバルセロナらしい開放感を味わえるでしょう。
| 記事は取材時点のものです。現在とは記事の内容が異なる場合もありますのでご了承ください。間違った情報、また有用新情報、分かり難い点や質問等ございましたら情報共有いたしますので、サイト内の「バルセロナ観光情報掲示板」に書き込んでください。 |
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@ | この記事を書いた人:アキモト 日本で社会人を経験後マドリッドへ大人の語学留学。海のあるバルセロナへ移住後、バルセロナウォーカーにて情報を発信しています。最終更新 2026.07.03 |
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