コロンブスの塔(Mirador de Clon)は、カタルーニャ広場からランブラス通りを降りてくると、終点に高くそびえ立つ塔が見えて
カタルーニャ広場からランブラス通りを下ってくると、終点に高くそびえ立つ塔 Mirador de Clon(コロンブスの塔)が見えてきます。塔の高さは60mで、その頂点に立っているのがアメリカ大陸を発見したイタリア人のクリストファー・コロンブス。この塔をここでは詳しく解説していきます。
はじめに
1882年にカタルーニャ地方とアメリカの交易を記念して建てられたこの塔が、完成したのは着工から6年後の1888年。ちょうどバルセロナ世界万国博覧会の年。
有名な話ですが「西へ向かえば、必ずインドにたどり着く!」と信じていたコロンブス。像の彼が、右手で指しているのが、まさにバルセロナから見た新大陸の方向です。
日本ではあまり知られていませんが、航海旅行を出資したのは当時のスペインのイサベル女王。1492年に新大陸を発見した後には、女王に謁見するためバルセロナへやって来ています。と言う訳でバルセロナとは縁がある人物なのです。
塔へのアクセス
海側の入口から地下に降りると、左と右にワインの販売を兼ねたインフォメーションがあり、どちらでもエレベーターのチケットが6ユーロ(往復)購入できます。尚、公式サイトからオンラインで買うと10%の割引。
バルセロナで最初に設置された、由緒あるエレベーターは左右にある2つのチケット売り場の間にある細い通路の奥。乗る人も少ないせいかエレベーターボーイ(?)が休憩でいなかったりするときもありますがすぐに戻ってきます。
360度のパノラマを楽しんだ後は、またエレベーターで降りるのですが、ただ待ってるだけではエレベーターは上がってきません。最初に昇ってきたときに説明されたボタンを押してエレベーターを呼んでください。すると下から迎えのエレベーターが上がってきます。
展望台からの眺め
4人乗りの小さなエレベーターで塔に登ると、そこにはバルセロナを見渡せる絶景が待っています。モンジュイックの丘を眺めれば、カタルーニャ美術館やオリンピックの聖火台まで肉眼ではっきり見え、更に真下を見下ろせば、ポルトベイの港そしてその先には地中海が望めます。
二つの教会
そして近くにあるカテドラルの斜塔。更に先に見えるのが、サグラダファミリアの塔、新旧二つの教会の塔が一度に見えるのはバルセロナでもここだけ。
塔の下を見ると
塔の下には8匹のライオンや新大陸発見に関わった人物らの像が、さまざまな彫刻家によって造り上げられ、また台座の下には、コロンブスの歴史が青銅に刻まれています。
フォトムービー
お勧め度:7点/20点 |
住所 | Plaza Portal de la Pau 【地図はこちら】 |
URL | http://www.barcelonaturisme.com/wv3/es/page/617/mirador-de-colom.html |
料金 | 一般6ユーロ、子供(4~12歳)・66歳以上4ユーロ |
営業時間 | 8:30-20:30 (閉館)1/1、12/25 |
最寄駅 | 地下鉄 L3 号線Drassanes(ドラサナス)駅から徒歩約2分 |
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@ | この記事を書いた人:アキモト 日本で社会人を経験後マドリッドへ大人の語学留学。海のあるバルセロナへ移住後、バルセロナウォーカーにて情報を発信しています。最終更新 2022.09.14 |
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