地元銀行の美術館、カイシャ・フォルムを紹介します。
概要
モデルニスモの著名な建築家の一人プッチ・イ・カダファルクの設計で1911年に建てられました紡 績工場「カサ・ラモナ」が繊維産業の衰退により閉鎖。
その後、長らく廃墟となっていましたが2002年になって地元の最大手銀行「La Caixa」によって文化センターとして生まれ変わりました。
その際エントランス部分は、バルセロナオリンピックの屋内競技場サンジョルディ・スポーツ館を設計した日本の建築家・磯崎新氏が担当し、当時話題となりま した。
今は期間限定で色々な展示やイベントが開催されています。
エントランス By 磯崎新
レンガ造りの部分が昔の紡績工場あとで、前方にある白いエントランス部分は日本人の建築家・磯崎新氏が新たにデザインしました。
展示は期間限定で5つ
地下一階が美術館の入り口。外観から想像がつかない近代的なレセプション、これもも磯崎新氏の手によるもの。
館内には①②③④⑤の5つの展示室。
それぞれがテーマごとの期間限定展示となっています。詳しくは美術館のHPでご確認下さい。
展示室
展示室①は、美術館入り口と同じ地下にあり無料で見る事が出来ますが、そのほかの展示室②③④⑤はエスカレーターで上がった上階にあり有料。
展示室③
展示室②は、この日は展示の入れ替え作業のためお休み。展示室③は、デザイン家具の展示となっていました。
展示室④
次の展示室④は写真展。何人かの写真家の作品が展示されていました。
また、展示室⑤は移民をテーマにした、これもまた写真展。ちなみに、それぞれの展示には何の関連性もありません。
屋上
@
美術館の屋上からは、プッチ・イ・カダファルクが設計した紡 績工場の全景を見ることができます。
更にカタルーニャ美術館も向こうに眺めることも出来るのでお勧め。
@
お勧め度:5点/20点 |
住所 | Av. Francesc Ferrer i Guardia, 6-8 【地図はこちら】 |
URL | http://obrasocial.lacaixa.e…. |
TEL | 93 476 86 00 |
開館時間 | 毎日10:00~20:00 |
料金 | 一般4€、 |
最寄駅 | 地下鉄 1,3号線Plaza Espanya(スペイン広場)駅 より徒歩約7分 【駅から徒歩での詳しい行き方】 |
所要時間 | 1~1時間半 |
記事は取材時点のものです。現在とは記事の内容が異なる場合もありますのでご了承ください。間違った情報、また有用新情報、分かり難い点や質問等ございましたら情報共有いたしますので、サイト内の「バルセロナ観光情報掲示板」に書き込んでください。 |
@ | この記事を書いた人:アキモト 日本で社会人を経験後マドリッドへ大人の語学留学。海のあるバルセロナへ移住後、バルセロナウォーカーにて情報を発信しています。最終更新 2022.10.29 |
ピックアップ記事。
観光記事一覧
基本情報記事一覧
レストラン記事一覧
ショッピング記事一覧
エンターテイメント記事一覧
【サッカー情報】 バルサ。世界屈指の人気チームを中心に解説します。 |
【フラメンコ情報】 本場アンダルシアに負けず劣らずのレベルの高いフラメンコがここでも見れます。 |