毎週木曜日、カテドラル前の広場で開催されるアンティーク市を紹介します。
はじめに
スペイン人のその殆どがカトリック教徒ですが、その中心的存在と言えるカテドラル。
バルセロナで最も格式が高い大聖堂の広場前には、寒い冬でも、暑い夏でも毎週木曜日にアンティーク市が立ちます。
カテドラルの周りには店舗を構えているアンティークショップもありますが、慣れない私達にはちょっと敷居が高く感じてしまうもの。
しかし、このアンティーク市は露店なので皆に門戸は開かれている。
少し興味のある初心者には気軽に見て回れるので、観光のついでに覗いて見てください。
並ぶ骨董の数々
スペインの陶器の代表と言えるリャドロ。
その中には現在はもう作られることが無くなった、レアな作品などが見つかるかも。
また、懐かしいレコードはクラシックからスペインらしいフラメンコギター音楽までジャンルは問わず。
鍵は100年以上前の物から私が今使っているのと同じような鍵もあるのでいつからアンティークと呼べるようになるのかわからないですが、見ているだけでも飽きません。
銀食器や紙幣
子供のころの版画を思いだす | 古い証券や切手 |
昔どこかの家庭で使われていた銀食器。更に定番の古切手はもちろんのこと、紙幣や今は存在しない会社の株券なども。
特に株券は買っても何に使うのか分かりませんが、額にいれたら使えない証券も素敵なインテリアに変身。
木の板(木版)に文章や絵を彫って版を作る木版印刷の木組みは、小学校の図工の時間に作った版画を思いだします
カトリック由来の物
毎日家で黒マリア様を拝めます | 壁にかけるキリスト像 |
クロスのペンダントはカトリックの国だからこそ、綺麗だけど、なにか物語がありそうでちょっと怖いものがあります。
あと、カタルーニャ州の守護聖人・黒マリア様もそうですが、宗教がらみの十字架物が多いのは、さすがカトリックの国と言うところですね。
心の目で見極め
古いものを大切に継承していくヨーロッパ人はァンテイークを非常に好みます
そして、それぞれが辿ってきた運命に想像を巡らせるのも1つの楽しみ。
じっくり見ながらこの中からお宝を探しだすことはもちろん、お店の人との駆け引きも普通のショッピングとは違い醍醐味があります。
「なんでも鑑定団」に出てくるような掘り出し物を見つけられるような知識も持っている人なんて少数派。
目利きに自信のない私達は、自分の直感で気に入った物を買いましょう。
掘り出し物を探すより、本当のところ、それが一番大事なことかもしれません。
お勧め度:8点/20点 |
住所 | Plaça Nova 【地図はこちら】 |
URL | 無し |
営業日 | 毎週木曜 *毎年12月はクリスマス市により開催されません。 |
営業時間 | 9:00~20:00 |
最寄駅 | 地下鉄 4号 線 Uruqunaona,もしくはJaumeⅠ 地下鉄 3号 線Liceuそれぞれの駅から徒歩10分ほど。 |
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@ | この記事を書いた人:アキモト 日本で社会人を経験後マドリッドへ大人の語学留学。海のあるバルセロナへ移住後、バルセロナウォーカーにて情報を発信しています。最終更新 2022.12.06 |
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