日本人建築家による、バルセロナ・オリンピックの屋内競技場をここで紹介します。
概要
1992年に開催されたバルセロナ・オリンピックの屋内競技場です。収容人員17,000人を誇り、設計は日本人建築家の磯崎新氏。オリンピック開催の際はメイン会場の一つとなり、体操競技やハンドボール決勝、バレーボール決勝が開催されました。
尚、現在はスポーツ競技以外にも、大物人気歌手などのコンサート、展示会その他多目的ホールとして使用されています。建物のシンボルともなっている屋根は、日本で考案されたバンタードーム構法によるもので地上部で構造体を組み、それをジャッキアップして最終形状までせり上げて完成させました。
また、前の広場には磯崎新夫人の宮脇あいこさん作の「うつろい」と言う名のオブジェが置かれています。尚、隣にはスペイン人の著名な建築家サンティアゴ・カラトラバのモンジュイックタワーが建ち並んでいます。
屋根
日本の寺の大伽藍を彷彿させる、独特の雰囲気。
屋根2
屋根は金属網と、何と陶器製瓦で造れています。
中
2003年にはここに仮設プールが設置、世界水泳が開催され全盛期だった日本の北島選手が平泳ぎで優勝しました。
ぐねぐね
前に建つオブジェ「うつろい」。
お勧め度:6点/20点 |
住所 | Paseo Olimpico, 5 【詳しい行き方 】 【地図はこちら】 |
URL | 無し |
最寄駅 | 地下鉄3,1号線Plaza Espanya(プラサ・エスパーニャ) 駅からバス5分 |
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この記事を書いた人:カミムラ:生まれ京都府。1989年日本を離れバックパックをかついで海外へ。アジア、アフリカ、中南米、ヨーロッパを旅し1997年よりバルセロナに在住。 記事最終更新 2022.09.26 |
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