
一挙に数万の観衆が帰途につき大渋滞
試合後、タクシーでホテルへ帰りたいという方も多いでしょう。
カンプ・ノウは約10万人を収容する巨大スタジアムです。試合が終わると、数万人の観客が一斉に帰り始めるため、対戦カードによってはタクシーの激しい争奪戦になります。
日本人の感覚で遠慮しながら道端に立っているだけでは、積極的にタクシーを止める地元の人たちに次々と先を越され、いつまでたっても乗れないということにもなりかねません。
ここでは、試合後の混雑のなかでタクシーをうまく捕まえ、地元の人たちに競り勝つための方法を紹介します。
一番近い乗り場
スタジアムから近く、比較的多くのタクシーが集まる乗り場は、ディアゴナル通り沿いにある**グランド・ハイアット・バルセロナ(Grand Hyatt Barcelona)**の前です。
普段は簡単に拾えますが……

試合中のタクシー乗り場は、このように何台ものタクシーが停まっていて、普段なら簡単に乗ることができます。
ところが、試合が終了すると状況は一変します。まず、ホテル前の道路(地図のオレンジ色の線)は一時的に全面駐停車禁止となるため、この場所でタクシーを拾うことはできません。
臨時のタクシー乗り場が設けられます

試合終了後は、地図の①付近が臨時のタクシー乗り場になります。
ただし、多くの観客が一斉に集まるため、ここでもタクシーを捕まえられないことがあります。その場合は、写真の正面方向へ通りを歩いていきましょう。タクシーがやって来る方向へ少し戻ることで、ほかの人より先に拾える可能性が高くなります。
考え方は「流しそうめん」と同じです。川下で待っているより、川上へ移動したほうが、そうめん――つまりタクシーを先に捕まえられるというわけです。
もう一つの方法は、スタジアムからディアゴナル大通りへ延びるマルティ・イ・フランケス通り(Carrer de Martí i Franquès)との交差点、地図の③付近まで歩くことです。この通りには、郊外から観戦に来たファンを乗せる大型バスが数多く停まっているので、場所はすぐに分かります。
基本的には、まず①の臨時乗り場へ向かい、そこで捕まらなければ③の方向へ歩きます。途中で空車のタクシーが来たら、手を挙げて止めるという方法がよいでしょう。
なお、バルセロナのタクシーは、車両上部のランプが緑色に点灯していれば空車です。
裏ワザ――機先を制す!

もう一つの裏ワザは、ホテル前のディアゴナル大通りを渡り、地図の矢印付近で、市内中心部からやって来るタクシーを先に拾う方法です。
試合終了の時間帯には、帰宅する観客を狙って多くのタクシーが市内中心部側からやって来ます。そのため、タクシーが③や①の乗り場へ到着する前に、信号待ちで停まったところを捕まえてしまおうという作戦です。
この場所では市内中心部とは反対方向を向いたタクシーに乗ることになりますが、すぐ先にロータリーがあり、そこでUターンできます。遠回りにはならないため、所要時間や料金もほとんど変わりません。
混雑した乗り場で待つよりも、タクシーが到着する手前へ先回りする。まさに、機先を制する方法です。
まとめ&注意事項
タクシーの捕まえやすさは、試合の条件によって大きく変わります。
◎ 不人気カードで観客が少ない試合なら、比較的簡単にタクシーを拾えます。一方、クラシコなど満席になる好カードでは、試合後の争奪戦も激しくなります。
◎ 最も難しいのは、21時開始など終了時刻が遅い試合です。反対に、夕方に始まり20時ごろまでに終わる試合なら、タクシーは比較的捕まえやすいでしょう。
◎ 雨の日はタクシーを利用する人が一気に増えるため、晴れた日よりも格段に難しくなります。
◎ 市内のホテルまでの料金は、行き先、渋滞、所要時間、深夜・休日などの条件によって変わります。試合後は周辺道路が混雑するため、通常より高くなることも想定しておきましょう。
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@ | この記事を書いた人:アキモト 日本で社会人を経験後マドリッドへ大人の語学留学。海のあるバルセロナへ移住後、バルセロナウォーカーにて情報を発信しています。最終更新 2026.07.18 |
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