成長とと
バルセロナの数ある市場の中でも、別名グルメ市場と呼ばれるニノット市場。
日本のガイドブックには殆ど載っていない、この市場をここで紹介します。
はじめに
1892年に開設された市場は、まだその頃は屋根のない青空市場でしたがバルセロの都市の成長とともに大きくなり、40年後の1933年には現在の市場の原型となる屋根付きの建物ができました。
そして更に時が過ぎ、2009年に大規模な改修工事を経て現在の形なります。
さて、この市場ですがバルセロナに他のに数ある市場の中でも異彩を放っていて、最近オープンしたサンアントニ市場とは真逆。
それは、買い物客以外にも観光客に来てもらおうという意図のようです。
最寄りは地下鉄
最寄りの地下鉄駅はL5(青のライン)のHospital Clinic。駅に着いたら Sortida Villarroel の出口を目指し進みます。
地上に出ると目の前に病院があるので、その前の道を海側に下って行くと約5分ほどで市場。
近代的な市場
青が魚屋、赤が肉屋、緑が八百屋、紫がハムチーズ、黄色がレストラン・バルと言うような構成..
近年、リニューアルオープンした市場と同じく、建物は昔の外観こそ保たれていますが中は非常に近代的。
中の通路の幅も十分に取られていて、非常にゆったりした造りとなっています。
また、市場の横の別棟には衣料品の店が軒を連ねています。
専門店の数々
魚、肉を始めスペインの食材が全てがそろう専門店。
また、近所に住むスペイン人達の社交場としても機能しています。
併設されたバル
冒頭に述べた通りこの市場の一番特徴はバル、レストラン食べて飲むところが多いこと。
バル、レストラン以外にも、魚や肉の専門店が横にサクっと食べれるバルを併設して簡単な食べ歩きもできます。
スーパも併設
市場の地下にはスペインで人気のメルカドーナ、かなりの大きさで上の市場は経営大変そうです。
ちなみにスーパーでは独自ブランドを中心にあらゆる食品、日用品が揃います。
訪問動画
まとめ&アドバイス
場所はバルセロナの中心から離れていて、更に地下鉄駅からも少し歩かなければなりません。
また周りには観光スポットは全く無く、観光客にとってその点ではアクセスが決して良いとは言い難いものがあります。
市場は観光客の増加が大問題となっているボケリア(サンジョセップ市場)に比べると、非常に落ち着いて静か。
ただその反面、特に平日に訪れると活気がなく市場としての魅力に欠けます。
もし行かれるのでしたら金曜、もしくは土曜日の午前中が活気がありベスト。
さて、この市場のウリであるレストラン、バルですが、正直なところ特にここでしか食べれない美味しいものがあるかと言えばそれは皆無。
特に魚、肉屋に併設されているバルは基本的には素人料理の延長と言えなくもありません。
また、市場だからと言って決して安いわけでは無く、トータルすると中途半端な感じが否めません。
結論。。。
市場としての活気、また食べる楽しみに乏しく日本から来る旅行者が時間を掛けてまでわざわざ行く必要は無いでしょう。
お勧め度:★★★☆☆ (3.0) |
住所 | Carrer de Mallorca, 133, 【地図はこちら】 |
URL | http://www.mercatdelninot.com/ |
TEL | 933 23 49 09 |
営業時間 | 8:00-21:15(月-土曜日) |
最寄駅 | 地下鉄 5 号線 Hospital Culinic駅(オスピタルクリニク)駅から徒歩約5分 |
記事は取材時点のものです。現在とは記事の内容が異なる場合もありますのでご了承ください。間違った情報、また有用新情報、分かり難い点や質問等ございましたら情報共有いたしますので、サイト内の「バルセロナ観光情報掲示板」に書き込んでください。 |
@ | この記事を書いた人:アキモト 日本で社会人を経験後マドリッドへ大人の語学留学。海のあるバルセロナへ移住後、バルセロナウォーカーにて情報を発信しています。最終更新 2022.11.01 |
ピックアップ記事。
観光記事一覧
基本情報記事一覧
レストラン記事一覧
ショッピング記事一覧
エンターテイメント記事一覧
【サッカー情報】 バルサ。世界屈指の人気チームを中心に解説します。 |
【フラメンコ情報】 本場アンダルシアに負けず劣らずのレベルの高いフラメンコがここでも見れます。 |