
空港からバルセロナ市内へ向かう方法はいくつかありますが、その中でも最も早く、楽で、確実なのがタクシーです。
道路が混雑していなければ、市内中心部までの所要時間はおよそ30分。
日本からの長時間のフライトを終えた直後は、できるだけ早くホテルに到着して荷物を置き、一息つきたいものです。
また、料金も日本のタクシーと比べればそれほど高額ではなく、特に2人以上で利用する場合は公共交通機関との価格差も小さくなります。
そのため、初めてバルセロナを訪れる方や、大きな荷物をお持ちの方には特にお勧めの移動手段と言えるでしょう。
ここでは、日本から到着する方の多くが利用するターミナル1(T1)から、バルセロナ市内までタクシーで移動する方法について解説していきます。
目次
料金、所要時間
バルセロナ市内までは、交通状況にもよりますが所要時間は約30〜45分です。
料金はメーター制となっていて、ホテルの場所や時間帯にもよりますが、市内中心部までの料金はおおよそ35〜45€程度を目安にしてください。
また、20:00〜8:00は夜間料金、土日祝日は休日料金が適用されるため、平日の昼間より若干高くなります。
なお、バルセロナ空港から乗車した場合は空港使用料が別途加算されます。そのため、車内の料金メーターに表示されている金額と、最終的に支払う金額が異なることがあります。
初めて利用される方の中には「余分に請求されたのでは?」と不安になる方もいますが、これは正規の追加料金ですので心配ありません。
運転手がメーターを使用している限り、通常は表示された料金に各種公定料金が加算されるだけです。
なお、渋滞や大きなイベント開催時には通常より時間がかかることもありますので、空港へ向かう際は余裕を持った移動をお勧めします。
空港から市内へ
順をおって、なるべく分かり易いように解説していきます。
空港到着

飛行機が空港に到着し、手荷物を受け取って到着ロビーへ出ると、まずはこんな景色が広がります。
ターミナル1(T1)は2009年に開業した比較的新しいターミナルで、全体的に明るく開放的な造りになっています。
また、飛行機と空港ビルを結ぶボーディングブリッジもガラス張りになっていて、近代的な雰囲気を感じられるでしょう。それでは、他の乗客の流れに沿って出口へ向かいます。
出発ロビーと到着ロビーは同じフロア

さて、ボーディングブリッジを抜けて空港ビルへ入ると、日本人旅行者が意外に驚く光景があります。
それは、到着した乗客と、これから飛行機に搭乗する乗客が同じフロアを利用していることです。
そのため、到着したばかりの旅行者と、出発を待つ人々がすれ違うことになります。日本の空港とは少し雰囲気が異なるので、初めての方は違和感を覚えるかもしれません。
なお、トイレはこの先にも何ヶ所かありますが、荷物受取所へ向かう途中にもありますので、必要な方はここで済ませておくと良いでしょう。
また、預け荷物がコンベアーに流れ始めるのは、飛行機の到着から平均して30分前後です。急いで移動しても待つことになる場合がほとんどですので、慌てる必要はありません。
出口の表示を進む

空港ビルの中を「Salida(出口)」や「Recogida de equipaje(手荷物受取所)」の表示に従って進みます。
途中にはカフェやレストラン、お土産店など様々なショップが並んでいますが、まずは荷物の受け取りが先ですので、そのまま先へ進んでください。
しばらく歩くと、預け荷物の受取所に到着します。ここからは、自分の荷物が出てくるベルトを確認して荷物を受け取ります。
荷物の受け取り

まず電光掲示板で、自分の乗ってきた飛行機の便名を探してください。便名の横には、荷物が出てくるベルト(Belt)の番号が表示されています。
指定されたベルトの前で待っていると、預け荷物が流れてきます。
ちなみに、同じ飛行機で到着した観光客の姿を覚えておくと便利です。万が一ベルト番号を見落としても、その人たちについて行けば大抵は同じ場所にたどり着けます。
なお、預け荷物がない方は、そのまま出口へ進んでください。
受取から税関へ

飛行場の混雑状況にもよりますが、預け荷物は飛行機到着後およそ20〜30分ほどでベルトコンベアーに流れてきます。
荷物が出てくるまで少し時間があるので、カートが必要な方は待っている間に用意しておくと良いでしょう。
荷物を受け取ったら、そのまま税関へ向かいます。なお、税関は通常ほとんど素通りで、止められる人はごくわずかです。
特に観光目的で来られる日本人旅行者が税関で呼び止められることは滅多にありませんので、心配する必要はありません。そのまま出口へ進んでください。
税関を扉を出たら

*上の画像は赤い矢印で右になっていますが現在は左に出た方が近いです。
到着ロビーからタクシー乗り場へ
預け荷物を受け取った後、税関を通って到着ロビーへ出ます。
到着ロビーには出迎えの人たちがたくさん待っていますが、そのまま正面の案内表示に従って進んでください。
空港バス(Aerobús)やタクシー(Taxi)の案内標識が各所に出ていますので、迷うことはまずありません。
しばらく進むと、タクシー乗り場へ向かう通路が見えてきます。通路には動く歩道が設置されていて、そのまま進むとタクシー乗り場のある階へ下りることができます。
黄色と黒のカラーリングの車両が順番に並んでいますので、必ずそちらを利用するようにしてください。
外に出ます

通路を進むと、動く歩道を利用してPlanta 0(日本で言う1階)へ下りることになります。その先がタクシー乗り場です。
動く歩道は写真のように傾斜が付いているため、カートにスーツケースを重ねて載せている方は荷物が滑り落ちないよう注意してください。
また、カートを利用していない場合でも、スーツケースが勝手に動かないよう軽く手を添えておくと安心です。
なお、この先は下りたところから空港施設の外となり、不特定多数の人が自由に出入りできる公道エリアになります。
ショルダーバッグや貴重品の入ったバッグは、この時点で必ず体の前に持ち替えるようにしてください。
特に長時間のフライト直後は気が緩みがちですが、空港を完全に離れるまでは荷物から目を離さないことをお勧めします。

動く歩道で下の階へ降りたら、そのまま前方へ進みます。
すると、蛍光色の黄色いジャケットを着た係員が立っていますので、その案内に従って進んでください。
更に先へ進むと、今度はタクシーを振り分ける係員がいて、空いている車両へ順番に案内してくれます。
利用者が自分で好きなタクシーを選ぶのではなく、係員が効率よく乗客を割り振る仕組みになっていますので、その指示に従って乗車しましょう。
荷物の積み込みは運転手が手伝ってくれることがほとんどですので、無理に自分で持ち上げる必要はありません。
解説動画
*:到着フロアーからエスカレーターで下りるのは、動画では出て右側ですか現在は左側のエスカレーターとなります。ただし、どちらから下りても下で、歩いて移動できます。
空港アクセス比較動画
まとめ&アドバイス
スーツケースなど大きな荷物を持って移動する場合、タクシーは最も便利で楽な移動手段です。
また、バルセロナのタクシー料金は日本と比べると比較的手頃で、市内観光やレストランへの移動などでも気軽に利用することができます。
バルセロナ到着日は、旅行全体の中でも特に重要な一日です。
長時間のフライトで疲れた状態で慣れない公共交通機関を利用するよりも、まずは安全かつ確実にホテルへ到着し、ゆっくり休むことをお勧めします。
なお、タクシー利用時の注意点や料金トラブルへの対処法については、下の関連記事「タクシー利用の注意点」を参考にしてください。
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@ | この記事を書いた人:カミムラ:生まれ京都府。1989年日本を離れバックパックをかついで海外へ。 |
| この記事を書いた人:カミムラ:生まれ京都府。1989年日本を離れバックパックをかついで海外へ。アジア、アフリカ、中南米、ヨーロッパを旅し1997年よりバルセロナに在住。 記事最終更新 2026.06.04 | ||
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