
バルセロナに、地元で「チョコレート通り」と呼ばれている場所があるのをご存じでしょうか。
はじめに
旧市街の一角に建つサンタ・マリア・デル・ピ教会。その正面の広場から延びる細い路地が、ペトリチョル通り(Carrer de Petritxol)です。
通りの幅はわずか3メートル、長さも約129メートル。ペトリチョルという、少し舌を噛みそうな名前のこの小さな通りには、昔からチョコレートを扱う店が集まっています。
なかでも有名なのが、濃厚なホットチョコレートと、それに浸して食べるチュロス。休日ともなると、甘い香りに誘われるように多くの人が訪れ、狭い通りは観光客や地元の家族連れでにぎわいます。

その代表格が、日本はもちろん、世界各国のガイドブックにも紹介されている、バルセロナ屈指の有名老舗「Granja La Pallaresa」です。
さらに、同じく長い歴史を持つ「Granja Dulcinea」も、この通りに店を構えています。こうした老舗のチョコレート店が並ぶことから、ペトリチョル通りは地元で別名「チョコレート通り」と呼ばれています。
ペトリチョル・チョコア

この通りの壁には、絵柄の入ったタイルや古い表札、小さなマリア像などが埋め込まれています。チョコレート店だけでなく、こうした細部を眺めながら歩けることから、ペトリチョル通りはバルセロナ旧市街のなかでも興味深い散策スポットの一つとして知られています。
今回紹介するのは、この通りに古くから店を構える「Petritxol-Xocoa(ペトリチョル・チョコア)」です。
通りの名前をそのまま屋号にしたこの店では、手作りのチョコレート製品を販売しているほか、店内にはカフェテリアも併設されています。買って持ち帰るだけでなく、その場でチョコレートやスイーツを味わうこともできます。
目を引くスイーツ

店の前を通る人が、思わず足を止めてしまうショーウインドー。そこには、色とりどりのチョコレートやクッキーが所狭しと並んでいます。
店内へ入ってみると、菓子の販売スペースは意外に小さく感じますが、商品の種類は豊富。チョコレートをはじめ、クッキーや焼き菓子など、持ち帰りに適した商品が数多く揃っています。
さらに、店の奥にはカフェスペースがあり、ドリンクと一緒に手作りケーキを味わうこともできます。旧市街観光の途中、甘いものを楽しみながらひと息つく場所としてもおすすめです。
オリジナルチョコ

店内に並ぶ持ち帰り用のチョコレートは、どれもかなりのビッグサイズ。そのなかでも、特にナッツ好きの人におすすめしたいのが「Rompepiños(ロンペピーニョス)」、約3ユーロです。
細長く砕いた地元産のアーモンドにカラメルを絡め、チョコレートで固めたもので、ミルクチョコレートとダークチョコレートの2種類があります。
実際に食べてみると、カラメルとアーモンドのカリッとした歯ごたえが心地よく、見た目以上に食べ応えがあります。ナッツとチョコレートの組み合わせが好きな人には、ぜひ試してほしい一品です。

スペインのお菓子は、日本のものに比べるとかなり甘め。この店のチョコレートも例外ではないので、甘いものが苦手な人は、比較的甘さを抑えたダークチョコレートを選ぶとよいでしょう。
なお、チョコレートの賞味期限は約1か月と比較的長く、日本へのお土産にも向いています。好みの商品を詰め合わせてラッピングしてもらうこともできるので、ちょっとしたプレゼントにも使えます。
お土産ならコレ

「お土産は、できるだけかさばらないものが一番」という人には、Xocoa自家製の板チョコがおすすめです。
ヨーグルト風味のホワイトチョコレートにフランボワーズを加えたものや、日本をイメージした抹茶チョコレート、砂糖不使用のタイプなど、種類も豊富。価格はそれぞれ約4ユーロです。
日本のチョコレートの値段に慣れていると、「板チョコにしては少し高い」と感じるかもしれません。ただ、好みのものを何枚か選び、写真のようにラッピングしてもらえば、見栄えもぐっと良くなります。かさばらず持ち帰りやすい、バルセロナらしいお土産としておすすめです。

チョコレートとレモンを組み合わせたものや、カラフルなマーブルチョコレートを散りばめたものなど、大判クッキーも種類豊富。価格は1枚2.10ユーロからです。
これなら店内で食べるより、街歩きを楽しみながら気軽にほおばりたくなりますね。
また、少し変わったところでは、部屋に甘い香りを漂わせるチョコレートの香りのお香やキャンドルもあります。食べ物以外のお土産を探している人には、こうした商品も面白いかもしれません。
チョコラーテ・コン・チュロス

店内のカフェでは、バルセロナの甘党の間でも評判の「チョコラーテ・コン・チュロス(Chocolate con churros)」を味わうことができます。
さらに、店で飲む濃厚なホットチョコレートを自宅でも楽しめる、粉末タイプの商品も販売されています。5杯分で約5ユーロなので、自宅用はもちろん、お土産にもおすすめです。
そのほかにも、オレンジピールをチョコレートで包んだものや、トリュフの詰め合わせ、アーモンドチョコレートなどが並びます。甘いものに目がない人なら、どれを選ぶか迷ってしまうでしょう。
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まとめ&アドバイス
Petritxol-Xocoaは、チョコレートやクッキーを買うだけでなく、店内のカフェでチョコラーテ・コン・チュロスや手作りケーキを楽しめる店です。
板チョコや大判クッキーはかさばりにくく、賞味期限も比較的長いため、日本へのお土産にも向いています。好みの商品を何点か選び、ラッピングしてもらえば、見栄えのするプレゼントにもなります。
ただし、スペインのお菓子は全体的に日本より甘め。この店の商品も例外ではないため、甘さが気になる人はダークチョコレートや砂糖不使用の商品を選ぶとよいでしょう。
価格は日本の一般的な板チョコやクッキーと比べると少し高めですが、ペトリチョル通りを歩いた記念や、バルセロナらしいお土産としてなら十分に楽しめます。
旧市街観光の途中、甘いものを食べながらひと休みしたい人にも、気軽に立ち寄りやすい一軒です。
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お勧め度:9点/20点 |
| 住所 | C/ Petrtixol, 11 【地図はこちら】 |
| URL | http://www.xocoa-bcn.com/ |
| Tel | 933 018 291 |
| 営業時間 | 9:30-21:00 年中無休 12月26日の午前中のみ休み |
| 最寄駅 | 地下鉄3号線Liceu駅から徒歩3分 |
| 記事は取材時点のものです。現在とは記事の内容が異なる場合もありますのでご了承ください。間違った情報、また有用新情報、分かり難い点や質問等ございましたら情報共有いたしますので、サイト内の「バルセロナ観光情報掲示板」に書き込んでください。 |
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@ | この記事を書いた人:アキモト 日本で社会人を経験後マドリッドへ大人の語学留学。海のあるバルセロナへ移住後、バルセロナウォーカーにて情報を発信しています。最終更新 2026.07.14 |
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