ピカソ美術館のあるボルン地区はオシャレなショップを初め、バルやレストランが立ち並び、近年ツーリストに人気の地区となっています。この地区の中心になるのがサンタ・マリア・ダ・マル教会。その横の路地を進むと、この老舗のCasa Gispert(カサ・ジスペルト)が待っています。
教会裏にたたずむ、老舗乾物屋さんのカサ・ジスペルトを紹介します。
はじめに
ピカソ美術館のあるボルン地区はオシャレなショップを初め、バルやレストランが立ち並び、近年ツーリストに人気の地区となっています。この地区の中心になるのがサンタ・マリア・ダ・マル教会。その横の路地を進むと、この老舗のCasa Gispert(カサ・ジスペルト)が待っています。
創業は1851年、当時の海は現在より内陸のサンタ・マリア・ダ・マル教会近くまであったと言いますが、その港に中南米から運ばれて来るコーヒーやナッツ類の輸入販売を始めたのがこの店の始まり。
尚、大手商社がコーヒーを独占的に扱う現在はナッツ類並びにドライフルーツ、更にセレクト商品の販売にシフトして観光客に人気店として賑わっています。
店内
さて、この店に入ってまず最初に感じるのは、店内一杯に広がるローストされたナッツや乾燥フルーツの芳香。奥にはナッツ、ドライフルーツの量り売りをメインに、更には壁一面を覆い尽くす棚には、スペイン国内各地から取り寄せた厳選商品が所狭しと並びます。
製法へのこだわり
バルセロナにはこの店以外にもナッツを売る店は多くありますが、創業時から使い続けている自家製ロースト窯にこだわっているのはここだけ。じっくり時間を掛けて作られる香ばしいナッツは、火力の強いCina(和名:パーキソニア)の木と、芳香を付ける意味で少量のオリーブの薪木を混ぜて使うと言うこだわりよう。
ちなみに、1999年にはフランスで行われた食品コンクールで1位、欧州最高のナッツの評価を得ました。
店のキラ星商品☆彡
紹介した昔ながらのローストにこだわったナッツ類の出来上がりが左上。地元スペイン人は量り売りで買っていき、お土産にするのにも便利な袋詰めもあります。
全部で8種類おどあるナッツ中でも、この店がお勧めする一番は写真下のアーモンドとヘイゼルナッツ。「これがこの店のエストレージャ(星)と」自慢するだけあって、他では買えない一品です。
セレクト商品
ナッツ以外の売れ筋としては箱に入って店内にずらりと並ぶドライフルーツ。その中でもマラガ産の干しブドウは種が入っていて少々食べずらいのですが甘味があって人気です。
また、スペイン各地から選りすぐり取り寄せたオリーブオイル、缶詰類、パエリヤ用のお米にサフラン、煮込み料理などの風味付けに用いられる自家製のブーケガルニ、更にスペインの伝統お菓子やチョコレートなどのセレクトした商品も扱っています。
当サイトのお勧め
アーモンド、ヘイゼルナッツ
まず最初にお勧めするのは、もちろんナッツ類。日本にお土産に持って帰るのでしたらこの袋詰めがお手頃です。サイズは大と小がありますが、小袋の方が使いやすく良いでしょう。
値段は1袋に125グラム入っていて左のヘイゼルナッツ4.10€そして右の皮むきアーモンド4.40€。どちらもビールのお共にピッタリ!
カルキニョーリス
バルセロナを代表する伝統菓子はイタリアのビスコッティに似た焼き菓子です。色々な種類がありますが、その中でもピスタッチョ入りが一押し。
元々、当サイトのバルセロナ食べ歩きブログの中で日本の方へ初めて紹介しましたが、その後日本の各旅行ガイドブックのお土産リストにも入り、日本人旅行者の方々から大好評を得ました。
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お勧め度:18点/20点 |
住所 | Carrer Avinyó, 7 【地図はこちら】 |
URL | http://www.casagispert.com/en/ |
Tel | 933 19 75 35 |
営業時間 | 10.00-14.00、16.00-20.00 定休日:日曜日 11月17日から12月24日は10.00-20.00の昼休み無しの通し営業 |
最寄駅 | 地下鉄4号線JaumeⅠ駅から徒歩6分 |
記事は取材時点のものです。現在とは記事の内容が異なる場合もありますのでご了承ください。間違った情報、また有用新情報、分かり難い点や質問等ございましたら情報共有いたしますので、サイト内の「バルセロナ観光情報掲示板」に書き込んでください。 |
@ | この記事を書いた人:アキモト 日本で社会人を経験後マドリッドへ大人の語学留学。海のあるバルセロナへ移住後、バルセロナウォーカーにて情報を発信しています。最終更新 2022.09.24 |
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