
目次
はじめに
インターネットが普及した今、日本の家族や友人への連絡はスマホひとつで済んでしまいます。
正直なところ、郵便は通信手段としては、ほとんど役目を終えたと言ってよいかもしれません。
それでも、旅先から届く一枚の絵葉書には、メールやLINEとは違う味わいがあります。
バルセロナで買った絵葉書に短いメッセージを書き、日本に届くのは1週間後か、10日後か。
その少し遅れて届く感じも、今ではかえって旅らしい楽しみのひとつです。
ここでは、バルセロナから日本へ絵葉書や手紙を送る方法、また小包を送る場合に旅行者が使いやすい郵便局について紹介します。
簡単に切手買うなら近くのタバコ屋

切手は郵便局でも購入できますが、街中の郵便局は数が限られ、窓口で順番待ちになることも多いので、旅行者には少し面倒です。
そこで便利なのが、街中にあるタバコ屋さん。スペイン語では ESTANCO(エスタンコ) と呼ばれ、タバコの販売だけでなく、切手を扱っている店もあります。
目印は、茶色と黄色の看板。「TABACO」や「ESTANCO」と書かれているので、街歩きの途中でも比較的見つけやすいです。
絵葉書を出したいだけなら、まず近くのエスタンコで切手が買えるか聞いてみるのが一番簡単です。
切手の買い方
店で日本までの切手の買い方ですが、最近は英語も通じる様になったので片言で大丈夫と思います。ただ、不安な方はスペイン語を以下のような感じで紙に書いて行くと良いかと思います。
1 sello de 1.75 euros por favor.
(1.75€の切手1枚下さい)
複数なら最初の丸に数字を入れればOK。
◎ sellos de 1.50euros por favor.

日本まで絵葉書や手紙を送る切手を買う場合は、店で “Japón” と伝えれば基本的に通じます。
最近は英語が通じる店も増えているので、片言でも大丈夫だと思いますが、不安な方は以下のように紙に書いて見せると安心です。
1 sello para Japón, por favor.
日本までの切手を1枚ください。
複数枚ほしい場合は、最初の数字を変えればOKです。
3 sellos para Japón, por favor.
日本までの切手を3枚ください。
ただし、エスタンコによっては日本向けの料金ぴったりの切手がないこともあります。
その場合は、少額の切手を2〜3枚組み合わせて、必要な料金分にしてくれます。
絵葉書の場合は、切手を何枚も貼ると書くスペースが狭くなるので、先に切手を貼る場所を空けてからメッセージを書くのがおすすめです。
郵便ポストは黄色

スペインの郵便ポストは、基本的に黄色です。
以前のガイドブックなどには、箱型のポストで、投函口が国内向けと海外向けに分かれていると書かれていることもありますが、バルセロナ市内で現在よく見かけるのは、黄色い円筒形のポストです。
投函口も特に国内・海外で分かれていないので、日本宛ての絵葉書もそのまま入れれば大丈夫です。
形は少し、昔の日本の丸い郵便ポストにも似ています。今では覚えている人も少ないかもしれませんね。
空港のポストが便利

バルセロナ滞在中にポストが見つからなかった、あるいは投函する時間がなかったという方は、最後に空港で投函するという方法もあります。
どうせ郵便より人間の方が先に日本に着くのですから、絵葉書を急いで出す必要はありません。
日本行きの便の多くが利用する第1ターミナルにも郵便ポストがあります。
以前は免税手続きオフィスの近くにありましたが、空港内の配置は変わることもあるので、見つからない場合はインフォメーションで確認してみてください。
旅の最後、空港で少し時間が余った時に投函するのも、絵葉書らしい締めくくりになります。
絵葉書はスペースに注意

日本まで絵葉書を送る場合、料金ぴったりの切手がないこともあり、少額の切手を2枚、3枚と組み合わせて貼る場合があります。
ここでよくある失敗が、先にメッセージをびっしり書いてしまい、あとから切手を貼るスペースがなくなること。
特にスペインの切手は、日本の切手より大きめのものもあり、複数枚貼ると意外に場所を取ります。
そのため、絵葉書を書く時は、まず切手を貼る場所を空けておくのがおすすめです。
できれば、先に切手を貼ってからメッセージを書くか、切手を絵葉書の上に置いて、残りのスペースを確認してから書くと安心です。
封書の場合

封筒で手紙を送る場合は、写真の記入例を参考にしてください。
日本の住所や名前は、漢字で書いても基本的に大丈夫です。
ただし、宛先の国名 “Japón” だけは、郵便局の人がすぐ分かるように大きく、できれば赤ペンなどで目立つように書いておくと安心です。
また、航空便で送ることが分かるように、封筒の表に “Por avión” と書いておきましょう。
通常、差出人の住所と名前は封筒の左上に書きますが、旅行中の場合はホテル住所などを書いてもあまり意味がありません。
そのため、差出人欄は空欄でも構いません。心配な方は、封筒の裏に自分の名前だけを書いておけば十分です。日本語でもローマ字でも大丈夫です。
日本の住所をローマ字表記にしたい場合は、以下の住所変換サイトを使うと便利です。郵便番号と番地、建物名を入力するだけで、英語表記に変換できます。

お住まいの郵便番号を入れ、その後に番地・建物名を入れるだけ!
http://judress.tsukuenoue.com/
荷物を送るなら中央郵便局が分かりやすい

日本へ小包を送る場合、バルセロナ市内の郵便局から発送することができます。
ただ、街中の小さな郵便局は混んでいることが多く、窓口で待たされることもあります。また、場所によってはスペイン語でのやり取りが中心になるため、旅行者には少しハードルが高いかもしれません。
その点、旅行者に分かりやすいのが、ゴシック地区の海側にある中央郵便局です。建物も大きく、窓口の数も多いため、小さな郵便局より利用しやすい印象があります。
また、インフォメーションで箱や送り状について相談できるので、初めて日本へ荷物を送る方には安心です。
分からないことがあれば、まずインフォメーションで「日本へ荷物を送りたい」と伝えるとよいでしょう。
歴史を感じる建物


まずはインフォメーションへ


中央郵便局に着いたら、まずインフォメーションで相談すると分かりやすいです。
切手や封筒、小包用の箱、送り状などについて、ここで案内してもらえます。小包を送りたい場合も、最初に「日本へ荷物を送りたい」と伝えれば、必要な用紙や手順を教えてくれます。
旅行者の利用も多い郵便局なので、街中の小さな郵便局よりは相談しやすい印象です。英語で対応してもらえることもありますが、心配な方は、送り先の国名や送りたい物を紙に書いて見せると安心です。
箱も用意されています

小包を送る場合、中央郵便局では発送用の箱も購入できます。
サイズはいくつかあり、送る荷物に合わせて選べます。以前はワイン用の専用箱なども見かけましたが、在庫や種類はその時によって変わるので、必要な方はインフォメーションで確認してください。
箱を持参していない場合でも、郵便局で箱を購入し、その場で荷造りして送ることができます。
番号を取りましょう

荷物を箱詰めし、送り状の記入が終わったら、順番待ちの番号札を取ります。
郵便局内に番号札を発行する機械があるので、小包発送に該当するボタンを押して番号を取ります。自分の番号が窓口上の電光掲示板に表示されたら、指定された窓口へ行って手続きをします。
もし送り状を書いている途中で番号が呼ばれてしまった場合は、慌てる必要はありません。書き終えてから、もう一度番号札を取り直せば大丈夫です。
スペインの国際郵送料
国際郵便の料金は、手紙・絵葉書・小包ともに、行き先や重さ、発送方法によって変わります。また料金改定もあるため、この記事では具体的な金額は記載しません。
日本まで絵葉書や手紙を送る場合は、郵便局やエスタンコで「Japón」と伝え、その時点の料金分の切手を購入してください。
小包を送る場合は、発送方法や重さ、荷物のサイズによって料金が大きく変わります。料金を知りたい場合は、スペイン郵便 Correos の公式サイトにある料金計算ページを利用するのが確実です。
小包には、到着までの日数や料金の違いによって、いくつかの発送方法があります。急ぎでなければ通常の国際小包、早く届けたい場合は優先便やEMSなどが選択肢になります。
ただし、発送方法の名称や条件は変更されることがあるため、実際に送る前に必ず郵便局の窓口、またはCorreos公式サイトで最新情報を確認してください。
![]() |
【小包料金計算】 日本までの小包の送料の計算ができるスペイン郵便のオフィシャルサイト、英語にも…。 |
送り状の書き方
小包を送る場合は、郵便局で送り状を記入します。
送り状の書式は変わることがありますが、基本的に書く内容は大きく変わりません。
分からない項目があれば、無理に全部埋めようとせず、インフォメーションや窓口で確認しましょう。
覚えておくと便利なスペイン語は以下です。
Remitente
差出人。旅行中の場合は、宿泊ホテルの名前や住所、自分の名前、電話番号、メールアドレスなどを記入します。
Destinatario
受取人。日本の送り先の名前、住所、郵便番号、電話番号を記入します。
País
国名。日本宛ての場合は Japón、または Japan と分かりやすく書きます。
Teléfono
電話番号。日本の電話番号を書く場合は、国番号を付けて +81 から書くと分かりやすいです。
例:090-1234-5678 → +81-90-1234-5678
Email
メールアドレス。連絡が必要な場合に使われることがあります。
Paquete
小包。荷物を送る場合は、この項目にチェックします。
Contenido del envío
荷物の内容。書類、贈り物、商品など、送る物の種類を選びます。
Regalo
贈り物。お土産などを送る場合は、この項目にチェックします。
Descripción detallada del contenido
荷物の中身の詳細。例えば、books(本)、clothes(衣類)、souvenirs(土産物)など、できるだけ具体的に書きます。
Valor
荷物のおおよその金額。正確な購入価格でなくても、だいたいの金額を記入します。
Peso
重さ。窓口で量るので、分からなければ空欄でも構いません。
Cantidad
数量。中身が何個あるかを記入します。
Firma
署名。最後にサインします。
送り状はすべて完璧に書こうとしなくても大丈夫です。
特に初めて小包を送る場合は、まず分かるところだけ記入し、不明な部分はインフォメーションや窓口で確認するのが安心です。
また、荷物には保険を付けられる場合もあります。高価な物を送る場合は、窓口で確認してください。
最寄り地下鉄から
最寄駅は地下鉄L4(黄色ライン)のJaumeⅠ(ジャウメ・プリメ)駅。そこからは目の前の大通Via Layetanaを海に向かってと徒歩4分、右手にあります。
まとめ&アドバイス
スマホやメールで簡単に連絡できる今、郵便は近況を伝える手段としては、ほとんど役目を終えたと言ってよいかもしれません。
ただ、だからこそ旅先から届く一枚の絵葉書には、今でも少し特別な味わいがあります。すぐには届かない。忘れた頃に日本へ届く。手書きの文字が残る。その不便さが、今の時代にはかえって面白いところです。
バルセロナから絵葉書を出すなら、切手は郵便局や街中のエスタンコで購入できます。エスタンコはタバコ屋のことで、街中でも比較的見つけやすいですが、昼休みや日曜休業の店もあるので、時間には少し余裕を持っておくと安心です。近くの店は、ホテルのフロントで聞くと早いでしょう。
また、日本まで送る切手は複数枚になることもあります。絵葉書にメッセージをびっしり書いてしまうと、あとから切手を貼る場所がなくなることがあるので、先に切手のスペースを確認してから書くのがおすすめです。
絵葉書そのものは、サグラダ・ファミリア周辺や旧市街のお土産物屋などで簡単に見つかります。最近は以前ほど需要がないせいか、安く売られていることもあります。気に入った絵柄を見つけたら、旅の途中で一枚買っておくとよいでしょう。
小包を日本へ送る場合は、市内の郵便局から発送できます。ただし、街中の小さな郵便局は混んでいたり、スペイン語でのやり取りが中心だったりすることもあります。その点、ゴシック地区の海側にある中央郵便局は建物も大きく、旅行者には比較的分かりやすい選択肢です。
小包を送る流れは、まずインフォメーションで「日本へ荷物を送りたい」と伝え、箱や送り状について相談します。送り状には、差出人、受取人、荷物の内容、おおよその金額、数量などを記入します。荷物の中身は、books、clothes、souvenirs など、あらかじめ英語で書けるようにしておくとスムーズです。
料金や発送方法は、重さ、サイズ、到着日数によって変わります。また、制度や名称も変更されることがあるため、具体的な料金はこの記事では記載しません。実際に送る前に、必ずCorreosの公式サイト、または郵便局の窓口で最新情報を確認してください。
帰国時にスーツケースに入りきらない荷物を郵送する場合は、日本到着時の別送品申告が必要になることがあります。高価な物や大量の荷物を送る場合は、事前に日本の税関の案内も確認しておくと安心です。
郵便は、早くて便利な手段ではありません。それでも、旅先で一枚の絵葉書を書いたり、持ち帰れない荷物を自分宛てに送ったりする場面では、今でも十分に使い道があります。急がず、少し余裕を持って利用するのが、スペインの郵便との上手な付き合い方です。
| 住所 | Plaça d’Antonio López, s/n 【地図はこちら】 |
| URL | http://www.correos.es/ss/Satellite/site/pagina-inicio/info |
| TEL | 902 19 71 97 |
| 営業時間 | 月曜日 8時30分~21時30分 火曜日 8時30分~21時30分 水曜日 8時30分~21時30分 木曜日 8時30分~21時30分 金曜日 8時30分~21時30分 土曜日 8時30分~14時00分 日曜日 定休日 |
| 最寄駅 | 地下鉄 L4 Jaume Ⅰ(ジャウメ・プリメ)駅から徒歩約4分 |
記事は取材時点のものです。現在とは記事の内容が異なる場合もありますのでご了承ください。間違った情報、また有用新情報、分かり難い点や質問等ございましたら情報共有いたしますので、サイト内の「バルセロナ観光情報掲示板」に書き込んでください。
![]() |
この記事を書いた人:カミムラ:生まれ京都府。1989年日本を離れバックパックをかついで海外へ。アジア、アフリカ、中南米、ヨーロッパを旅し1997年よりバルセロナに在住。 記事最終更新 2026.07.09 |
ピックアップ記事。
観光記事一覧
基本情報記事一覧
レストラン記事一覧
ショッピング記事一覧
エンターテイメント記事一覧
![]() |
【サッカー情報】 バルサ。世界屈指の人気チームを中心に解説します。 |
![]() |
【フラメンコ情報】 本場アンダルシアに負けず劣らずのレベルの高いフラメンコがここでも見れます。 |


























































