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ショッピングは、観光や食事と並ぶ旅の楽しみの一つです。
以前は、スペインでしか手に入らない服や小物を探すことも、海外旅行の大きな魅力でした。しかし現在では、ZARA、MANGO、Desigualなど、スペイン発のブランドも日本で購入できるようになっています。
それでも、現地の店舗を訪れてみると、日本とは品揃えが少し違うことに気づきます。同じブランドでも、スペインでしか見かけない商品や、日本では扱われていない色やデザインが並んでいることがあります。実際に手に取って選べることも、現地で買い物をする楽しさの一つでしょう。
また、条件を満たせば免税手続きを利用できる場合があります。
ただし、バルセロナでの買い物は、営業時間や返品・交換、免税手続きなど、日本とは勝手が違うところもあります。ここでは、旅行中の買い物で知っておきたい基本的なことを紹介します。
目次
まず営業日と営業時間を確認
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| バルセロナ発祥のブランドDesigual | 日曜を除く10:00~20:30が一般的 |
バルセロナのショップは、月曜から土曜の10時頃から20時30分、または21時頃まで営業するところが一般的です。ただし、営業時間は店によって異なり、デパートや大型店はもう少し遅くまで開いている場合があります。たとえばカタルーニャ広場のエル・コルテ・イングレスは、通常、月曜から土曜の9時から21時30分まで営業しています。
日曜と祝日は休業する店が多いものの、例外もあります。バルセロナ中心部の観光地区では、例年5月15日から9月15日まで、日曜・祝日も12時から20時まで営業できる制度があります。ただし、対象地域にあるすべての店が必ず開くわけではありません。
また、年間に数日、日曜・祝日の特別営業日が設けられます。反対に、祝日や店舗の都合で通常と異なる時間になることもあるため、目的の店が決まっている場合は、公式サイトでその日の営業時間を確認しておくと安心です。
港にあるマレマグナムは例外的に日曜も営業しており、ショップは通常、毎日10時から21時または22時まで開いています。
買い物を旅の予定に入れるなら、できれば月曜から土曜に時間を取っておくのが確実です。週末を含む旅行では、土曜日までに買い物を済ませ、日曜日を観光に充てると予定が組みやすいでしょう。
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エル・コルテ・イングレスの旅行者向け10%還元
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| バルセロナ以外のマドリッド、セビーヤなどにあるエル・コルテ・イングレスでも使えます | |
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| 超便利なカタルーニャ広場店 | 一階の奥にある「TOURIST INFORMATION DESK」 |
エル・コルテ・イングレスでは、スペイン国外に居住する18歳以上の旅行者を対象に、購入額の10%がカードに還元されるサービスがあります。
カタルーニャ広場店では、地上階にある「旅行者向けインフォメーション(Punto de Información al Turista)」で、パスポートなどの顔写真付き身分証明書を提示して申し込みます。
ただし、最初の買い物がその場で10%引きになるわけではありません。最初の購入額の10%がカードに加算され、その金額を次回以降の買い物に利用する仕組みです。カードに貯まった金額は、最初の購入から5日間有効です。
利用例
| 1回目 | 2回目 | 3回目 | 4回目 | |
|---|---|---|---|---|
| 買い物額 | 100€ | 50€ | 100€ | 20€ |
| 前回までの還元額 | 0€ | 10€ | 5€ | 10€ |
| 実際の支払額 | 100€ | 40€ | 95€ | 10€ |
このように、買い物を何度かする予定がある人には利用価値があります。一方、一度しか買い物をしない場合は、還元された金額を使えないまま終わることがあります。
また、すべての商品が対象ではありません。スーパー、家電、書籍、家具、レストラン、カフェなどは対象外で、ブランドによっても利用できない場合があります。申し込みの際に、対象商品を確認しておきましょう。
カードはスペイン国内のエル・コルテ・イングレスのデパートで利用できますが、利用条件は変更される可能性があります。最新の条件は店内の旅行者向けインフォメーションで確認してください。
服や靴は購入前に試着する
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| 日本でも売ってるブランドでも試着しましょう | 試着室(probador) |
試着室(probador)が混んでいても、服はできるだけ試着してから購入しましょう。
同じサイズ表示でも、ブランドやデザインによって実際の大きさや着心地は異なります。また、スペインの服には胸元が大きく開いたものや、日本で着慣れた服とはシルエットが違うものもあります。正面だけでなく、横や後ろからも確認しておくと安心です。
靴も、片方だけで判断せず、必ず両足を履いて少し歩いてみましょう。同じサイズでも左右で履き心地が異なる場合があります。カンペールなど、日本でも知られているブランドであっても、試着せずに購入するのはおすすめしません
。
試着中も荷物から目を離さない
試着室では、バッグや貴重品を必ず自分の目の届く場所に置いてください。カーテンの外や入口近くに荷物を置くのは危険です。
服の試着中にカーテンの隙間からバッグを盗まれたり、靴を履いている間に横へ置いたバッグを持ち去られたりする被害も実際に起きています。
靴を試す際も、バッグは足元に置くのではなく、膝の上や身体に触れる位置に置くなど、常に意識しておきましょう。
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購入前に商品の状態を確認
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スペインのショップでは、陳列されている商品をそのまま購入することも多く、日本のように会計時に店員が細かく状態を確認してくれるとは限りません。
試着を繰り返した服には、汚れやほつれ、ボタンの緩みなどが見つかることがあります。また、会計の際に奥から新しい商品を出してもらえるとは限らず、手に取った商品がそのまま袋に入れられる場合もあります。
購入を決める前に、次の点を自分で確認しておきましょう。
- シミや汚れがないか
- 生地に穴やほつれがないか
- ボタンやファスナーに問題がないか
- 靴や小物に傷がないか
- 左右の商品やサイズが揃っているか
気になるところがあれば、支払いの前に店員へ伝え、別の商品がないか尋ねてください。購入後に気づくよりも、その場で確認するほうが手間がかかりません。
返品・交換に備えてレシートを保管

十分に考えて購入しても、ホテルへ戻ってから、
「もう一つ上のサイズにすればよかった」「別のデザインのほうがよかった」と思うことがあります。
返品や交換に対応している店では、商品とレシートを持参すれば手続きができます。ただし、期限や条件は店によって異なります。タグを外さず、商品を未使用の状態に保ち、レシートは旅行が終わるまで捨てないようにしましょう。
ZARAでは、実店舗で購入した商品は購入日から30日以内で、元の状態とタグが保たれていれば、スペイン国内のZARA店舗で返品できます。MANGOも通常は購入日から30日以内で、国内の店舗へ商品とレシートを持参すれば返品・交換が可能です。ただし、一部の商品には短い期限や対象外の品目があります。
クレジットカードで購入した商品の返金は、原則として購入時と同じ支払い方法に戻されます。念のため、支払いに使用したカードも持参すると安心です。
免税書類は購入時に受け取る
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| 免税の出来る店には | こんなTAX FREEの表示があります |
日本などEU域外に居住している旅行者は、スペインで購入した商品をEUの外へ持ち出す場合、支払った付加価値税(IVA)の一部について払い戻しを受けられます。現在は最低購入金額の決まりはありません。
免税を希望する場合は、会計の際に、Tax free, please.と伝え、パスポートを提示して、電子免税書類 DER(Documento Electrónico de Reembolso) を発行してもらいます。書類は後からではなく、購入時に依頼するのが基本です。パスポートだけで居住地を確認できない場合は、居住許可証などを求められることがあります。
受け取った書類は、EUから出国する際、最後に利用するEU域内の空港や国境で認証します。スペインから直接日本へ帰国する場合は、空港に設置されたDIVA端末で手続きします。購入した商品を提示するよう求められることもあるため、免税手続きが終わるまでは預け荷物に入れないほうが安全です。商品は購入後3か月以内にEU域外へ持ち出す必要があります。
なお、IVAの税率分がそのまま全額戻るとは限りません。返金代行会社を利用する場合は手数料が差し引かれます。
エル・コルテ・イングレスの場合
エル・コルテ・イングレスでは、館内の各売り場でもらったレシートをまとめて、旅行者向けインフォメーションへ持参して免税書類を作成してもらいます。
カタルーニャ広場店の「Punto de Información al Turista」は、現在は**地上階(PB)**にあります。館内の配置は変更されることがあるため、見つからない場合は店員に「Tax free desk」と尋ねるとよいでしょう。
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【コルテイングレス免税オフイス】 デパートで購入した商品の免税は、地下二階にあるこの事務所へ行って手続きします。 |
まとめ
バルセロナで買い物を予定している場合は、まず営業日と営業時間を確認しておきましょう。日曜・祝日は休業する店が多いものの、夏季の観光地区や特別営業日には、中心部でも営業する店があります。ただし、すべての店舗が開くわけではないため、目的の店が決まっている場合は公式サイトで確認しておくのが確実です。
港にあるショッピングセンター「マレマグナム」は、日曜・祝日を含め年間を通して営業しているため、ほかの店が閉まっている日の選択肢になります。現在は通常、ショップが毎日10時から22時まで営業しています。ただし、市内中心部の商店街とは品揃えが異なるため、特定の商品を探している場合は、入っている店舗を事前に確認しておきましょう。
服や靴は、購入前に試着し、汚れや傷、ほつれなどがないか自分でも確認してください。会計時に店員が細かく検品してくれるとは限りません。レシートとタグは、返品や交換の可能性がなくなるまで保管しておきましょう。
エル・コルテ・イングレスでは、EU域外から訪れた旅行者を対象に、対象商品の購入額の10%を次回以降の買い物に使えるカードへ還元するサービスがあります。最初の買い物が10%引きになるわけではなく、還元額の有効期間も短いため、滞在中に複数回買い物をする人向きです。
また、対象となる買い物では免税手続きも利用できます。エル・コルテ・イングレスには複数のブランドがまとまっているため、短い滞在中に商品を比較したい場合には便利です。還元や免税の対象外となる商品もあるので、購入前に旅行者向けインフォメーションで確認してください。
| 記事は取材時点のものです。現在とは記事の内容が異なる場合もありますのでご了承ください。間違った情報、また有用新情報、分かり難い点や質問等ございましたら情報共有いたしますので、サイト内の「バルセロナ観光情報掲示板」に書き込んでください。 |
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@ | この記事を書いた人:アキモト 日本で社会人を経験後マドリッドへ大人の語学留学。海のあるバルセロナへ移住後、バルセロナウォーカーにて情報を発信しています。最終更新 2026.07.17 |
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