バルセロナに数ある市場の中で、一番海に近いバルセロネータ市場をここで紹介していきます。
はじめに
地中海に面する バルセロネータ地区は、市民の海水浴場としてよく知られています。
また、シーフードレストランが建ち並び特に夏はツーリーストに大人気。
近年観光化して面影はなくなってきていますが、この辺りは数十年前までは港湾労働者の人達が住む言わば下町地区でした。
さて、ここのに市場は 1884年に開設されたバルセロナでも歴史ある市場の一つです。
近年の大改修工事を経て今のモダンな建物へと変わったといえ、この地区に住む人達にとっては現在も重要な市場に変わりありません。
最寄駅からの行き方
最寄り駅、地下鉄Barceloneta駅(バルセロナネータ)に着いたら出口は一つしかないので、そのまま進み地上に出ます(写真左)。
すると海へ向か う大勢の人の流れがいつもあるので一緒に進んでください。
徒歩で4分程歩くとCarrer de la Maquinista通りがあり、そこを左に曲がって更に3分程歩くと市場の裏口に着きます。
たとえ曲がる道を間違っても、市場の敷地は前の広場も含 めると広大なのですぐ分かります。
近代的な市場
100年以上続く歴史ある市場ですが、近年大規模な改修工事が行われ中は近代的な造りとなっています。
また市場内の通路も広く、人の多いサンジョセップ市場に慣れた人にとっては歩きやすく、少しさびしく感じるかもしれません。
地元食材が並ぶ
スペイン人にとって切っても切れないハムを始め野菜、肉、魚などの店が並び。
ツーリストの多い地区にも関わらず、地元御用達で市場で観光客向けの商品で唯一見かけるのはテイクアウトの生ハムのみで、観光化はされていません。。
また、新鮮な魚や貝の他に、日本では見かけない少し怖い魚や、うさぎなんかもありスペイン人の食卓が垣間見れます。
雰囲気残る市場内のバル
バルセロナもどんどんお上品になって今はあまり見かけなくなりましたが、足下がゴミだらけという昔ながらのバル。
こう言うのを見るとなぜか落ち着くと言うのが、地元の年配スペイン人の人達。
スーパも併設
バルセロナの他の市場でも多く見かけますが、地元の最大手のスーパーが併設されています。
基本は市場の店と競合しないように、生鮮食品は無いのですが、それ以外の日用品なら何でも揃っていて買い物客にとって便利なようになっています。
レストラン多数
市場の中には昔ながらの雰囲気を残したバルがありますが、広場に面した部分には最近の流行りのオシャレなレストランもいくつかあります。
この手の地元向け市場としては、食事できる場所が充実しているのもこの市場の魅 力。
また、近くにはこのサイトでお勧めしている昔ながらの雰囲気を残した人気バルの「La Cova Fumada」や「Bar electricitat」などもあり、市場以外の楽しみも多い場所と言えます。
まとめ&アドバイス
基本的には生鮮食品を中心とした地元スペイン人用の市場です。
地中海に面し、夏は特にバルセロナでも屈指のツーリストエリアですがサンジュセップ市場の様に観光地化されず地元スペイン人の日常生活が垣間見られます。
滞在日程に余裕があり時間がある方は近くにお勧めできるレストランも多くあるので、途中に覗いてみるのも良いと思います。
お勧め度:★★★★☆ (3.7) |
住所 | Plaça de la Font 1 【地図はこちら】 |
URL | http://www.mercatdelabarceloneta.com/ |
TEL | 93 221 64 71 |
営業時間 | 7:00-15:00(月-木曜日)7:00-20:00(金曜日)7:00-15:00(土曜日) レストランは8:00-17:00, 20:00-24:00 (日曜夜はお休み) |
最寄駅 | 地下鉄4号線 Barceloneta駅(バルセロネータ)駅から徒歩約7分 |
記事は取材時点のものです。現在とは記事の内容が異なる場合もありますのでご了承ください。間違った情報、また有用新情報、分かり難い点や質問等ございましたら情報共有いたしますので、サイト内の「バルセロナ観光情報掲示板」に書き込んでください。 |
@ | この記事を書いた人:アキモト 日本で社会人を経験後マドリッドへ大人の語学留学。海のあるバルセロナへ移住後、バルセロナウォーカーにて情報を発信しています。最終更新 2022.11.01 |
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