
最近のスマホやデジカメの充電器は、海外旅行でもそのまま使えるものが増えています。
とは言っても、日本とスペインでは、電圧、周波数、そしてコンセントプラグの形が違います。日本で普段使っている電化製品をそのまま持ってきても、バルセロナでは使えないものもあります。
特に注意したいのが、ドライヤー、ヘアアイロン、電気シェーバー、電気ケトルなどの電熱系の製品です。対応していないものを知らずに使うと、故障するだけでなく、コンセント部分が発熱したり、最悪の場合は発火する恐れもあります。
また、ホテルの部屋のヒューズが飛び、一時的に部屋やフロアの一部を停電させてしまうこともあります。
スマホの充電器なら大丈夫だろう、と思い込まず、まずは手持ちの電化製品がスペインの電圧に対応しているかを確認しておきましょう。
目次
電圧は230V・プラグはCタイプでほぼ対応
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| 日本に比べると大きく頑丈 | Cタイプへの変換プラグ |
スペインの電圧は230Vで、周波数は50Hzです。
日本の電圧は100Vなので、日本国内専用の電化製品をそのままスペインで使うことはできません。電圧を変える必要がある電化製品を使う場合は、変圧器が必要になります。
特に注意したいのは、ドライヤー、ヘアアイロン、電気ケトルなど、熱を発生させる電化製品です。これらは消費電力が大きいため、変圧器を使えば何でも大丈夫というものではありません。旅行用として海外対応のものを用意するか、ホテル備え付けのものを使うのが安全です。
一方、スマホ、デジカメ、ノートパソコンなどの充電器は、最近では海外対応のものが多くなっています。充電器本体に「INPUT: 100-240V」と書かれていれば、スペインでも基本的にそのまま使えます。ただし、プラグの形は日本と違うため、変換プラグは必要です。
スペインのコンセントは、旅行者向けにはCタイプの変換プラグを用意しておけば、ほとんどの場合で対応できます。正確に言うと、スペインの壁側コンセントは丸い穴が2つあるヨーロッパ式で、Fタイプのコンセントも一般的ですが、日本の電化製品を使う旅行者の場合は、Cタイプへの変換プラグがあればまず困ることはありません。
Cタイプへの変換プラグは、成田空港や関西空港などの空港でも買えますし、ダイソーなどの100円ショップ、家電量販店、ネット通販でも簡単に手に入ります。高価なものである必要はなく、スマホやカメラの充電程度なら、安い変換プラグでも十分です。
なお、ガイドブックなどには、スペインにはCタイプ以外のコンセントもあるように書かれていることがあります。確かに規格上はいくつかの説明が出てくることがありますが、旅行者がバルセロナやスペイン各地のホテル、アパート、レストランなどで実際に困ることはほとんどありません。
私自身、この20年ほどスペイン各地を見てきましたが、旅行者が通常使う場所で、Cタイプの変換プラグが使えず困ったという経験はほぼありません。古い情報に振り回されるより、まずはCタイプの変換プラグを1つ、できれば予備を含めて2つほど持ってくると安心です。
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| 充電器の裏面 | AC100-240V |
最近のスマホ、デジカメ、ノートパソコンなどの充電器は、ユニバーサル対応になっているものが多く、「INPUT: 100-240V」と表示されていれば、スペインでも基本的にそのまま使えます。
その場合、電圧を変えるための変圧器は必要なく、Cタイプの変換プラグを差し込むだけで充電できます。
ただし、すべての製品が海外対応というわけではありません。使用前には必ず、充電器本体や取扱説明書で対応電圧を確認してください。
便利グッズはこれ
スペインに来てからでも家電量販店や雑貨店で買えるものはありますが、日本語で説明を読みながら選べるわけではありません。旅行中に探し回る手間を考えると、必要なものは日本で事前に購入しておく方が安心です。
特に、変換プラグや変圧器は、日本出発前に自分の持っていく電化製品を確認したうえで準備しておきましょう。
変圧器

最近のスマホ、デジカメ、ノートパソコンなどの充電器は、ユニバーサル対応のものが多くなっています。充電器本体に「INPUT: 100-240V」と書かれていれば、スペインでも基本的にそのまま使えます。この場合、必要なのは変圧器ではなく、Cタイプへの変換プラグです。
ただし、すべての電化製品が海外対応というわけではありません。日本出発前に、必ず充電器本体や取扱説明書で対応電圧を確認してください。
もし「100V」とだけ表示されている場合は、スペインの230Vには対応していません。そのまま使うと故障や発熱の原因になるため、変圧器が必要になります。
変圧器を購入する場合は、使う機器に合った容量、つまり消費電力・ワット数に対応したものを選ぶ必要があります。容量が足りない変圧器を使うと、機器が正常に動かないだけでなく、変圧器自体が熱を持つこともあります。
特に、ドライヤー、ヘアアイロン、電気ケトルなど、熱を発生させる電化製品は消費電力が大きくなります。これらを日本から持ってくる場合は、安易に変圧器で対応しようとせず、海外対応モデルを用意するか、ホテル備え付けのものを使う方が安全です。
三又コンセント・複数口タップ

持ってくると意外に便利なのが、三又コンセントや複数口の電源タップです。
ホテルの部屋では、コンセントの差し込み口が少ないことがあります。特に古いホテルでは、ベッド周りにコンセントが一つしかない、スマホを充電したい場所に差し込み口がない、ということも珍しくありません。
スマホ、カメラ、モバイルバッテリー、パソコンなどを同時に充電したい場合、複数口のタップがあると便利です。
ただし、日本国内用の三又コンセントや電源タップを、そのままスペインで使うのはおすすめしません。日本の100円ショップなどで売られているものは、国内使用を前提にした125V対応のものが多く、スペインの230Vには対応していない場合があります。
購入する場合は、必ず「250V対応」または「海外対応」と表示されたものを選んでください。
一番安心なのは、Cタイプのプラグに対応した海外旅行用の複数口タップや、USBポート付きの海外対応充電器です。これなら、スマホやカメラなどをまとめて充電でき、変換プラグをいくつも用意する必要も少なくなります。
便利だからといって、電圧に対応していない日本国内用のタップを無理に使うのは避けましょう。
延長コード

ホテルの部屋では、コンセントの数が必要最低限しかないことがあります。また、差し込み口が机の下やベッドから離れた場所にあり、意外に使いにくいことも少なくありません。
そんな時に重宝するのが延長コードです。
スマホをベッドの近くで充電したい時、パソコンを机の上で使いたい時、カメラやモバイルバッテリーをまとめて充電したい時など、1〜2メートルほどの延長コードがあるとかなり便利です。
ただし、ここでも注意が必要です。日本国内用の延長コードや電源タップは、スペインの230Vに対応していない場合があります。購入する時は、必ず「250V対応」または「海外対応」と表示されたものを選んでください。
また、パソコン用の電源タップや延長コードの中には、「雷サージ付き」と書かれたものがあります。これは日本国内で使う分には便利な機能ですが、海外の電圧やコンセント環境ではトラブルの原因になることがあります。
実際に、こうした海外非対応のタップをスペインのコンセントに差したことで、ショートしたり、ホテルのブレーカーが落ちて停電してしまうことがあります。
そのため、スペイン旅行に持ってくる延長コードや電源タップは、シンプルな海外対応タイプを選ぶのが無難です。雷サージ付きなど、余計な機能が付いた日本国内専用のものは使わないようにしましょう。
プラグを忘れたら
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| 中国人経営の雑貨屋 | オールインワンのプラグ |
もし日本から変換プラグを持ってくるのを忘れた場合でも、バルセロナで買うことはできます。
街中にある雑貨店、特に中国系の方が経営している小さな店では、Cタイプへの変換プラグが1〜2ユーロほどで売られていることがあります。観光エリアの土産物店や一部の家電店でも見つかる場合があります。
ただし、こうした安い変換プラグは、品質にばらつきがあります。日本の100円ショップや家電量販店で売られているものと比べても、作りがかなり簡単なものもあります。スマホの充電程度なら使えることも多いですが、差し込みがゆるかったり、接触が悪かったりすることもあるので、できれば日本で事前に用意しておく方が安心です。
また、海外旅行が多い方なら、ユニバーサル変換プラグを一つ持っておくと便利です。これは、世界のさまざまなコンセント形状に対応できるタイプの変換プラグで、スペイン以外の国へ旅行する時にも使えます。
Amazonや楽天などで「ユニバーサル変換プラグ」と検索すると、1,000円前後から見つかります。頻繁に海外へ行く方は、Cタイプ専用の変換プラグとは別に、一つ持っておいてもよいでしょう。
ただし、ユニバーサル変換プラグも、あくまでもプラグの形を変えるためのものです。電圧を変えるものではありません。使う電化製品がスペインの230Vに対応しているかどうかは、必ず別に確認してください。
日本人の忘れ物N01

バルセロナで18年間ホテル業に携わった経験から言うと、日本人のお客様の忘れ物で圧倒的に多かったのが、実はこの変換プラグです。
高価なものではありませんが、次の移動先でも必ず必要になるものです。ホテルをチェックアウトする時には、変換プラグがコンセントに刺さったままになっていないか、必ず確認してください。
特にスマホやカメラを充電したまま、朝あわただしく出発する時に忘れがちです。充電器本体は外しても、変換プラグだけが壁のコンセントに残っている、ということがよくあります。
私自身がやっている方法を一つ紹介すると、延長コードの先に変換プラグを差し込み、セロテープなどで軽く固定しておく方法です。こうしておけば、変換プラグだけをコンセントに置き忘れることがありません。
しかも、延長コード側には日本のプラグをそのまま差し込めるので、スマホやカメラ、パソコンなどを使う時にも便利です。
変換プラグは安いものですし、一度買えば長く使えます。1個だけでなく、予備として2〜3個持ってくるとさらに安心です。
まとめ&アドバイス
バルセロナ旅行の電源対策は、難しく考える必要はありません。Cタイプの変換プラグを2〜3個、そして必要なら海外対応の延長コードや複数口タップを用意する。あとは、持っていく電化製品が230Vに対応しているかを日本出発前に確認する。これだけで、旅行中に困ることはほとんどありません。
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@ | この記事を書いた人:アキモト 日本で社会人を経験後マドリッドへ大人の語学留学。海のあるバルセロナへ移住後、バルセロナウォーカーにて情報を発信しています。最終更新 2026.07.09 |
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