バルセロナで唯一と言えるデパート「エル・コルテ・イングレス」の最上階にあるレストランへやって来ました。
こちらはカフェテリア。
あと、ビュッフエのレストランもこの奥にあります。
今日は、せっかくなので見晴らし良いレストランで食べる事にします。
眼下にはバルセロナの中心へそと言えるカタルーニャ広場。
テーブルセッテインングは、なんだか地味。
ところで見晴らしは良いのですが、日差しが強くて今日はサングラスをしての食事となりました(笑
メニューはカタルーニャ語と英語と・・
なぜかロシア語(笑
ドリンクは今日は大人しく水にします。
パンには珍しくバルセロナには珍しくバターが付いてきました。
ちなみにパンは2個で5€。 う、不味い…
最初に出てきたお通しは生ハムのコカ。
続きまして..
前菜に頼んだのは、焼き野菜。 14.95€
焼き野菜の上には豪快に生ハムが載っています。
続いて私のメイン。
牛ヒレ肉のグリルにフォアグラ、ソースは赤ワイン。 24.95€
結構なボリューム。
焼き加減はレアで。
ちなみに、とても柔らかいお肉でした。
相方は魚に。
バカラオ(鱈)の照り焼きにアリオリ。 23.50ユーロ
なんだか今は懐かし料理。
中はこんな感じで下にはほうれん草。
カフェは飲まず、これにておしまい。
2人で食べて
総額:72.45 €程(水2本含む)
【総評】
店の造りは日本のデパート上階にあるレストランと同じなわけですが、垢ぬけしないそれはまるで30年前の日本を見ている様。サービスについてはデパートの正社員と思しきスタッフは経験値も高く、こなれていて悪くはありません。
料理についてざっと述べると。。
まずパンですが、5€も取るのならもう少しマシな物が出せないものか。お通しもタダとは言え子供騙にしか過ぎず、こんな物をわざわざ出す必要などありません。
次に前菜の15ユーロ野菜のグリル、原価率の低い物ならそれはそれなりに、少しは野菜の旨みぐらいは感じさせて欲しい。また上にわざとらしく載っている生ハム、これではあまりに芸が無さ過ぎ。
メインの肉料理は肉質自体は軟らかくて良い感じ。ですが肝心の味は水ぽく、フォアグラと合わせ更にたっぷりソースを付ける事で、辛うじて食べれた程度。最後のバカラオとアリオリの魚料理、今時まだこんな料理を出しているとは….。
まとめ。。。
一言で言うと料理は今から一昔30、40年前に流行った料理。
バルセロナの中心の一等地、最高の場所でこんな時代遅れな料理がよくも未だに生き残っていたとは感心します。
日本人観光客の方が、お土産を買いに必ず訪れる定番のデパート。
便利な場所ですから、もしかしたらお勧めできる店ならいいなあと希望を持って試しにやって来ましたが、まさかの古代料理。
眺めが良い以外に、何をどう褒めていいのやら分からず。分かっている事と言えば一つだけ「また、くだらぬ物を食べてしまった」。
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