バルセロナに来られる方の殆どがボケリア(サンジョセップ市場)へ行かれると思いますが、それ以外にも市内には幾つか市場があります。その中の一つコンセプシ市場にやって来ました。 このサイトでお勧めしているレストラン「Embat」「El Tunel d’en Marc Palou」はすぐこの近く。
市場前の花屋の横を進むと市場の入口。
入った所にあるバル。
これまで何度来ていますが
いつも軽く一杯飲むだけですが、今日はお昼時に来たので料理を試してみます。
昔ながらの家族経営。そして客は地元スペイン人だけと言う観光客には無縁のバル。↑熊
地元バルらしく店はシンプルそのもので、好みにも寄るのでしょうが最近のオシャレでクールと言えば聞こえは良いですが、全く個性を感じないバルよりはまだ私的には、この方がマシ。
テーブルセッティングは見ての通り、これぞ地元100%バルです(笑
ドリンクはいつものガス入り水のVichyと白ワイン。
白とは名ばかりの得体のしれない安ワインは、醤油色(笑
年齢的にはお兄さんですが、見た目はどう見てもオッサン。
熊五郎の風貌のオーナー息子は見かけに寄らず親切で、オマケでツマミにこれをくれました。
ちなみにこの店はセットメニューは無く一品料理となります。 また紙のメニューは無く「今日はこれとこれがあるよどうする?」と口頭での説明。その中から取り敢えず牛とじゃが芋の煮込みを頼みました。
スペインにしては、わりと薄味。
肉は柔らかく煮れていまいした。
次はヒヨコ豆のサラダ。
ツナとゆで卵も入っていて、地元バルで良く見かける料理です。
今度はアーティチョクの煮物。
生ハムが入って味のアクセントになっています。
そろそろ、アーティチョークの季節も終わりですね。
〆はカフェ(コルタード)
これがレシートですが… さっぱり分からん!(笑
2人で食べて
総額:18.40€ (水1本、ワイン白3杯、カフェ2杯含む)
市場は改修工事を経て近代的な建物ですが、店は昔ながら場末のバルの雰囲気がプンプン。サービスに関してはこの手のバルなので、いちいち語る事は無いのですが、外国人の私にも地元客と全く同じように接してくれます。ちなみに観光都市化がどんどん進む現在、こちらがスペイン語で話しているも関わらず、妙に英語を使いたがる最近のバルセロナのレストラン&バル。そんな中、最初から最後までコテコテのスペイン語は、なんとなくホッとします。
さて、料理について述べると。。
それはズバリ家庭料理の延長。
味付けはわりとソフトで、もう少しパンチがあっても良いような気もします。ただし料理に使うオリーブオイルの量も多過ぎる事もなく適量。それでもそれなりに味が付いているので、まあこれで悪くないでしょう。
まとめ。。
特に特徴がある店ではありませんが、ボケリア観光市場で食べるより落ち着きます。
日本から来られる観光客の方で地元の店に行きたいと言う人が多いのですが、さすがにスペイン語が解らないと、この店はちょっと厳しそうです。
お勧め度
★★★★☆ (3.8星)
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