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バルセロナ グルメニュース  2015/3

これから不定期にですが、バルセロナのグルメに関してのニュースをお伝えします。

まあ、ニュースと言っても新聞でたまたま見たとか、街を歩いている時に見かけたとか、そんなレベルですが(笑


さて、最初のニュース①は・・

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もう既に知ってられる方も多いかと思いますが、日本のガイドブックにも載っていたあの、「La Dama」が閉店しました!

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建物はモデルニスモ建築で、入ったところはこんな感じで凄いインパクトのある店でした。

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ちなみに私の評価は、サービスは一流ですが料理は特筆するものは無しの低評価でしたが。過去訪問記事

さて、閉店理由については良く分からないのですが、私の知る限りでは地元の常連さんもいましたし、観光客も結構行っていましたので少し驚いています。
料理自体は私には全く興味の無い物でしたが、ウリのモデルニスモ建築と一流のサービスで、ターゲットの地元富裕層並びに高級レストランを望む観光客その両方の客層をしっかりと取り込んでいたので、よくある客入りの不振による閉店なのかそ点は疑問。 確かに2008年にスペインのバブル景気がはじけて、どのレストランも大変な事になったのですが、あれから7年も経ちましたし、近年の爆発的な観光客の増加もあってどこもかなり回復していますので、今なぜ??? と言うのが正直なところ。
私の勝手な推測ですが、経営者が株投資に失敗したとか、建物のオーナーとの賃貸契約の問題、どこかで聞いたような?(笑) なのでしょうか?

まあ良くは分からないのですが、だれも知る有名店が一軒消えたのは事実です。

 


ニュース②は。。。

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バルセロナ市内で初の三ツ星を狙っていると言われる「Lasarte」ですが、入っているホテル「Condes」の改装工事で凄い事になっています。店の前にはセメント袋、レンガ、鉄骨などの建築資材が積まれコンクリートミキサー車が停まり、歩くのも危険な状況です。
ただし、工事は昼しか出来ないので、夜だけ何とかひっそり営業しています。旅程の都合上どうしてもと言う方はしょうがないですが、バルセロナに住まれている方でした、この工事(今地下を掘り起こしている段階ですからまだかなり掛かりそうです)が終わってから訪問したほうが良さそうです。
ところで、工事現場の中で営業していますが大丈夫なのでしょうか?
工事のおじさんに、中を少し見せてもらいましたが店の裏が、まるでビーチで作る「砂の城崩し」状態でしたが。。。。

 


ニュースその③は、この店「Neichel」            出展:Obsevacion Gastoronomica2

 

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バルセロナで知る人ぞ知るJean-Louis Neichel氏が引退して、息子さんが店を継ぐ事になりました。
ところで今でこそグルメの街バルセロナ等と呼ばれていますが、長く20年以上お住まいの方でしたご存知と思いますが、昔はバルセロには地元伝統料理以外に、凝った料理なんて全くなかった。そんな、ある意味グルメ不毛都市だったバルセロナに、フランスから新風を吹き込み、市内で最初の星を取り、更に幾多の有望な料理人を育てたバルセロナの料理界の功労者でもあるネイチエル氏。
その引退は、ひとつの時代が終わったその象徴のような気がします。


と言う様なところが、今回のニュースです。
私個人的には、オーバーブッキング騒動とか色々ありましたがレストラン「Neichel」のニュースが一番でしょうか。 ネイチエルさん、お疲れ様でした。

 

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Mauri

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バルセロナを代表する昔からあるスイーツのお店の一軒。 ちなみに、撮りたくて撮った訳では無いのですが店の前に座るおじさん、もう殆ど見ない私自身も何年振りかに見る靴磨き。

 

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テラス席もありますが、雰囲気は無くその辺のバルと変わらず。

 

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食べた事は無いですが、お昼の定食が13€であります。

 

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店の中はこんな感じ。

 

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クロワッサン等の菓子パン類、ケーキ類は思った程ありません。

 

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中にはカフェスペースがあり、そこで所かまわずバンバン写真を撮りまくっていた韓国人の女の子。(笑

 

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では今日も試して見ます、まずはカフェ・コン・レチエ。 1.60€

 

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ちなみに注文すると、このカードをくれ 精算最後にレジでこれを見せます。

 

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この店を代表する、クレマカタラナのケーキ。 4.10€

 

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思ったほど甘くはありません。

 

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このトルテイーヤのサンドイッチは、これもこの店の名物。 2.35€
実際、常連さん達もこれを買っている人が何人もいました。

 

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紙を開けてみるとこんな感じで

 

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切ってみると、トルテーヤらしきものが。

 

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なんだか勢いがでて来て、追加注文をすることに(笑

 

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海老サンド。 2.80€

 

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最後にツナサラダのサンドで〆。 2.80€

 

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ところで、店にはこんなチョコのフィギュアを並べたレイアウトやら

 

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また、こんなのも飾ってありました。

 

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2 人で軽く食べて 総額:15.25€

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店の造りは昔ながらですが、座って落ち着いてよく見ると部分的に中途半端な改装があったり、天井の絵は所どこ剥がれかけていたり。また窓際のディスプレイは、チョコで作った取り止めもないテーマのレイアウトが並び、カフェの席は適当にテーブルを並べただけで、全体的に垢抜けしません。ただそれとは別にサービスに付いては、全員が女性のベテラン揃いでこなれてはいました。

さて、今日食べたものについてざっと述べると。。。
クレマカタラナのケーキは昔ながらの店なので、かなり甘いかと思いましたが大丈夫。ただ、お味に関しては特にどうと言う事も無く、次に食べたトルティーヤのサンドイッチ、まるで卵サンドの様。それは面白いと言えなくもないですが、まあその程度。海老のサンドは平凡過ぎて何が言いたいのか分からず、最後のツナサンドは水っぽくて、これでは全くお話にならない。

まとめると。。。
日本人がこの店で食べて、凄い美味しい!こんなの日本に無い!
・・・と言う様な物はどこにも見当たりません。
ただ、この店には結構なお金持ちのお婆さん達が来ていて、中には靴から鞄全身をプラダで固めていたりと、普段街中で見かけない人に遭えたりします。 と言う訳で靴磨きのおじさんが、この店の前にいたのもなるほど納得。

今日はなんだか辛口に書いてしまいましたが、昔からこの店が大好きなお年寄りには良い店だと思います。ただ特に思い入れの無い私が冷静な目で評価すると、値段は高くは無いですが味は平凡、また雰囲気はなんとも中途半端で、まあどうでも良いかな。

お勧め度:★★★★☆ (星3.7)

【近くの見どころ】
カサ・ミラ


 

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Norai Raval 2

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バルセロナを代表するマイナー博物館でもある海洋博物館。
前回、この博物館に併設されているレストランが、割りと良かったのでまたやって来ました。

 

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だいぶ暖かくなって来たバルセロナ。
あと少しで、このテラス席での食事も可能な季節となりますね、気持ちよさそう。

 

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レストランの中、昔の王立造船所を利用した博物館なので凄い天井が高く

 

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また大きな全面窓からは、光が降り注ぎ開放感抜群。
ちなみに、私が日本からのお一人様の旅行者にどうかと密かに考えている↑このテーブル席。

 

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平日も近くで働くサラリーマンん&OLで混みますが、この日は週末だったので更に混んでいました。

 

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ランチは平日は10.50ーロですが、週末の土日は16€となります。
今日はその違いを、試して見ます。

 

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前回と同じで可愛いテーブルマット。

 

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前回は無かったお通しにこんなのが出て来ました。かぼちゃのスープです。

 

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パンは、まあ普通。 前回見かけなかったサービスのお姉さんですが、なんだか投げるように置いていきました。

 

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ランチはワンドリンク込み。白をグラスで1杯とりあえあず、ただしこれでは私には少なすぎるので、あとでもう一杯お代わりしました。

 

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私の前菜は、シーザーサラダ。

 

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この容器、どうでもいいですが食べにくい。

 

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ちなみに、こんな大きなパルメザンチーズ入り。

 

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相方の前菜は、ヒヨコ豆とタコの煮物。

 

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手前の黄色いのは、アリオリソース。

 

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タコはスプーンで切れるほど柔らかく、とろ~り。

 

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私のメインは魚。今日のお魚とメニューに書いてありましたが、またもやメルルーサ。
安い定食の魚はどうしても、こうなってしまいますよね。

 

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でも、平日より5€高いだけあってアサリが3個入っていました♪

 

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肉もあったのですが「いまいちピンと来ない」
と言う様な事をほざいていた相方は、イカのフリートにしました。

 

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濃厚なソース。 ところで、隣で食べていたアメリカ人のご夫婦はイカの足を残していましたが? アメリカ人って皆そうなの?それとも内陸の州に住む人なのでしょうか?

 

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私のデザート、クリームのタルトレットに季節の果物。

 

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これって季節の果物なわけ? なんて気もしましたが。。。

 

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相方は、前回隣のテーブルの人が食べていて気になっていたと言う、これ。

 

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蓋をあけると、ただのヨーグルトに蜂蜜ですが

 

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結構、濃厚な味でしたね

 

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2 人で食べて
総額:35.10€ (ワイン2杯のお代わり含む)

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店の造りは元の王立造船所の建物をそのまま使っているだけあって、バルセロナでも他に例を見ない高い天井と広々とした空間。ただしその広すぎる空間ゆえに、本来私達がイメージするのレストランの雰囲気とは違い、少しばかり殺風景と言えなくもありません。
サービスに関しては、前回は全く問題ありませんでしたが、今回は若い女性スタッフが最低で印象が大きき変わりました。私達が店に着いた時から面倒くさそうな顔をするわ、パンの置き方も雑、ワインの注ぎはショボく、最後に精算したらカードとその控えを投げる(軽く)で、こんなの全く話になりません。ただ、男性スタッフは前回同様、皆きっちり仕事できてましたので、その子だけがダメだったわけですが。
ちなみに、これまで数百軒のレストランへ行っての感想でなのですが、女性より男性の方がサービスが良かったと思います、また一番良い印象が残っているは、オカマちゃん達。差別用語と取られるかも知れないですが、そうじゃなくて愛着を込めて、彼らはオシャレだし当たり前ですが物腰を柔らかく、サービスもしっかり出来ていて、男と女の良い所を取っていると言うと褒めすぎかもしれませんが、私の中では評価が圧倒的に高いのは間違いありません。。。
あれれ、話はなんだかそれてしまいました(笑

さて、料理について述べると。。
前回無かったお通し。カボチャのスープは、ただ水とカボチャの味しかしない汁で、こんなの出す意味が全くありません。前菜のシーザーサラダは容器が食べ難かった事を除けば合格点。もう一つのタコと豆の煮物は、付いていたアリオリソースは単純ですが目からウロコの組み合わせで、非常に美味しかった◎。メインのメルルーサは前回と同じ食材ですが、大きなあさりを3個奮発してくれたので合格(笑)。 イカのフリートは、少しイカが硬い様な気もしましたが量、ソース共にこのお値段のランチとしては合格。デザートは、いつもの様に特にコメントする事は無く平凡。

まとめると。。
バルセロナのどこもそうですが週末は割高で、ここも平日のランチより5.5€高いわけですが、その分食材にもそれが多少反映されていますし、16€と言う値段ならこの内容で問題無いと思います。今回はレベルの低い女の子によって点数は下がりましたが、他は全て満足できました。
たぶん大丈夫だとは思うのですが、あと一回平日のランチを確認するために食べに来て、それで問題なければお勧め店リストに加えます。次回も問題なくいって欲しいな~、と内心祈っています。

味わい:4.0 食材:4.0  技術:3.9 個性:3.7
雰囲気:4.2 ボリューム:4.0 コスト:4.2  サービス:1.3

満足度:70点

過去訪問記事

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Bilbao Berria

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カテドラルの横にあるピンチョスバルです。ちなみにピンチョスはあの下のパン、あれでお腹一杯になるので、私はあまり好きでありません。
ピンチョスは観光の途中、時間を節約したいときに食べるのには、確かに良いのですが、結局は食事と言う感じがしなくて、食べた後の満足感が低いものです。ところで、この店の前を通るといつも一杯の人、かなりの人気店。今日は知人が日本から遊びに来たので、案内ついでに試してみる事にします。

 

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店の中はこんな感じ、今風のオシャレな造り。

 

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サービスの人達は黒服で決めていてクール。 と言っても、まあよく見かけるパターンですが。

 

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カウンターには、こんな感じでピンチョスが並んでいます。

 

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ピンチョは1個1.70€と言う事で、バルセロナの標準的な値段。 ワインは、ピンチョスバルらしく白が中心になっています。

 

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さて、まずは今日もビールを一杯。 2.20€

 

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最初に、揚げ物のピンチョスを試してみます。

 

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海老フライ

 

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味噌入りのエビの頭に、マッシュルームは初めて見る組み合せで面白い。

 

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コロッケ

 

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ミニハンバガー。肉の代わりにモルシーヨ、あとピーマンにチーズ。

 

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焼き野菜のマリネの上にアンチョビ。

 

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バカラオ(鱈)ゆで卵にピーマン、上から掛かっているのが、すりおろしたトマト。

 

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生ベーコン。

 

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楊枝立があって、食べた楊枝をこの中に入れます。 最後にこの本数を数えてもらって精算。 さて週末なので、ジョランダはこのあと2軒目へGO! 今日も呑むぞ〜〜! (^O^)/

 

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3人で軽く食べて
総額:21.90€ (内訳:ピンチョス9個ビール三杯)

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店の造りは冒頭にも述べましたがオシャレでモダン。他のピンチョスバルと比べて明るく雰囲気は良い方だと思います。サービスに付いては自分で好きなピンチョス取る、いわゆるビュッフェ形式の様なものですから、特に語ることもありません。

今日食べたピンチョスについて述べると。。
ハッキリ言って美味しくなかった。
揚げ物系は海老の頭とマッシュルーム以外はどれもイマイチ。
モルシーヨを使ったミニハンバーガーも、アイデアだけ。
定番のアンチョビと焼き野菜も、他で食べる平均点以下。
バカラオそしてベーコン共に全く印象にも残らずと言う感じで予想外の結果でにビックリ。 訪れたのが金曜の夜9時なので、そんな時間までお昼の売れ残りを出していたとは考えにくいのですが、もしかしてそうなの? こんなレベルなら、名前を変えて多店舗チエーン展開する「Sagardiグループ」店に、何も考えず適当に入った方がまだましでした。
たまたま運が悪かったのか知れませんが、私が改めて来ることはもう無い事だけは確かです。

味わい:3.8 食材:3.8  技術:3.8 個性:3.8
雰囲気:4.0 ボリューム:3.9 コスト:4.0  サービス:3.9

満足度:61点

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