カテドラルの横にあるピンチョスバルです。ちなみにピンチョスはあの下のパン、あれでお腹一杯になるので、私はあまり好きでありません。
ピンチョスは観光の途中、時間を節約したいときに食べるのには、確かに良いのですが、結局は食事と言う感じがしなくて、食べた後の満足感が低いものです。ところで、この店の前を通るといつも一杯の人、かなりの人気店。今日は知人が日本から遊びに来たので、案内ついでに試してみる事にします。
店の中はこんな感じ、今風のオシャレな造り。
サービスの人達は黒服で決めていてクール。 と言っても、まあよく見かけるパターンですが。
カウンターには、こんな感じでピンチョスが並んでいます。
ピンチョは1個1.70€と言う事で、バルセロナの標準的な値段。 ワインは、ピンチョスバルらしく白が中心になっています。
さて、まずは今日もビールを一杯。 2.20€
最初に、揚げ物のピンチョスを試してみます。
海老フライ
味噌入りのエビの頭に、マッシュルームは初めて見る組み合せで面白い。
コロッケ
ミニハンバガー。肉の代わりにモルシーヨ、あとピーマンにチーズ。
焼き野菜のマリネの上にアンチョビ。
バカラオ(鱈)ゆで卵にピーマン、上から掛かっているのが、すりおろしたトマト。
生ベーコン。
楊枝立があって、食べた楊枝をこの中に入れます。 最後にこの本数を数えてもらって精算。 さて週末なので、ジョランダはこのあと2軒目へGO! 今日も呑むぞ〜〜! (^O^)/
3人で軽く食べて
総額:21.90€ (内訳:ピンチョス9個ビール三杯)
店の造りは冒頭にも述べましたがオシャレでモダン。他のピンチョスバルと比べて明るく雰囲気は良い方だと思います。サービスに付いては自分で好きなピンチョス取る、いわゆるビュッフェ形式の様なものですから、特に語ることもありません。
今日食べたピンチョスについて述べると。。
ハッキリ言って美味しくなかった。
揚げ物系は海老の頭とマッシュルーム以外はどれもイマイチ。
モルシーヨを使ったミニハンバーガーも、アイデアだけ。
定番のアンチョビと焼き野菜も、他で食べる平均点以下。
バカラオそしてベーコン共に全く印象にも残らずと言う感じで予想外の結果でにビックリ。 訪れたのが金曜の夜9時なので、そんな時間までお昼の売れ残りを出していたとは考えにくいのですが、もしかしてそうなの? こんなレベルなら、名前を変えて多店舗チエーン展開する「Sagardiグループ」店に、何も考えず適当に入った方がまだましでした。
たまたま運が悪かったのか知れませんが、私が改めて来ることはもう無い事だけは確かです。
味わい:3.8 食材:3.8 技術:3.8 個性:3.8
雰囲気:4.0 ボリューム:3.9 コスト:4.0 サービス:3.9
満足度:61点
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