レストランは博物館の建物の一部となっていて、天井も高くて広々。
今日は、お安い10.50€のランチを試します。
今までこのクラスのランチは、殆どやって来なかったのですが、これからはより多くの方向けに情報発信する意味から訪問UPしていきます。
ランチの値段は10・50€。 内容は前菜、メイン、デザートそれぞれ3品から一つ選ぶプリフィックスメニュー。
ドリンクは水1本もしくは、グラスワインかビールが一杯選択できます。
結構人気があるようで、予約のテーブルが幾つもありました。
ちなみに、客層は殆どが地元OL&サラリーマン。
一緒に持ってきたオリーブオイルとビネガーも、この値段のランチにしてはオシャレ。
トマトはクマトと言う、ちょっと黒いトマトでここ数年前よりスーパーで見かける様になりました。
下にはモッツアレーラチーズに、アクセントの黒オリーブ。
次に私のメインが出てきて、今日のお魚と言うことでメルルーサ。
二人で食べて
総額:26.05€(グラスワイン1杯追加、別途カフェ2杯含む)
ちなみに、ソファーもあってこちらでゆっくり食後のカフェも可能。
店は昔の王立造船所の建物だったところで、天井は高くバルセロナでも滅多にない造りで開放的。
またテーブル間のスペースも十分あって、街中のバルやカフェに比べると非常に快適。
サービスも、このクラスのランチとしては間違いなく合格点を付けて良いでしょう。。
料理について感想を述べると。。
パンはちゃんと温めてありました。
前菜のサラダも、ただの野菜の盛り合わせで自分でオリーブオイルとビネガーで味付けする街場バル方式では無く、ちゃんと味付けされて出て来ました。
ただ、レタスの切口が時間がたっていたのか少し赤くなっていましたが、何種類かの野菜を組み合わせたりして、それなりに工夫が見て取れます。
ポテトのクリームスープも、ソフトな味で悪くなく、メインのメルルーサ自体は少しボサボサしていましたが、ソースが美味しくて非常に満足感がありました。
ただしサバは、はっきり言ってイマイチ。
メルルーサもそうですが、調理して少し時間が経った食材、それが食べる私に直ぐに分かってしまう。
こちらのサバのソースは平凡だったせいもあり、メルルーサの様には残念ながら挽回できませんでした。
最後のデザートは、いつものセリフですがまあ・・スペインなので・・(笑
まとめると。。
細かい点を指摘しましたが、料理は完璧とは言わないまでも、この値段としては十分合格点を付けて良いかと思います。
店は静かで広く非常に快適、このエリアの穴場と言っても良く、ランブラス通りのツーリストメニューを食べて悲しい思いをするなら、ここまで数分歩けばそんな思いをしなくて済みます。
と言うわけで正直なところ結構気に入りました。。
もう2,3回食べてみて、問題なければお一人様にも使えそうなこの店、新たにランチのお勧めリストに入れようかと思います。
味わい:4.0 食材:3.7 技術:4.1 個性:3.9
雰囲気:4.7 ボリューム:4.2 コスト:4.3 サービス:4.2
満足度:73点
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