
ここでは、バルセロナ市内からナイトバスを利用して空港へ行く方法を紹介します。
はじめに
バルセロナ空港を早朝に出発する便を利用する場合、一般的にはタクシーで空港へ向かいます。ただし、時間帯によっては、市内から空港行きのナイトバスを利用することもできます。
バスはバルセロナ中心部のカタルーニャ広場から出発します。市の中心にあたる広場なので場所は分かりやすく、宿泊先によっては徒歩や地下鉄でアクセスできます。
費用を抑えて旅行する若い方やバックパッカーから、ナイトバスでの行き方を尋ねられることが多いため、ここでは実際の利用方法を順に説明します。
ただし、深夜から早朝にかけて荷物を持って移動することになるため、体力面や安全面を考えると、積極的におすすめできる方法ではありません。その点を理解したうえで、移動手段の一つとしてお読みください。
![]() |
【カタルーニャ広場】 バルセロナのへそ、市の中心に位置して空港バスの発着点としても… |
![]() |
【エル・コルテイングレス】 スペインを代表するデパート。日本へのお土産探しの定番店となっていて… |
バスは2ルート
![]() |
![]() |
| 第1ターミナル(T-1) 行きの N17バス | 第2ターミナル(T-2)行の N16 バス |
バルセロナ空港行きのナイトバスには、N16とN17の2路線があります。N16は第2ターミナル、N17は第1ターミナルへ向かいます。
どちらのバスも、始発はバルセロナ中心部のカタルーニャ広場です。運行時刻は以下のとおりです。
| 時刻表(始発 カタルーニャ広場バス停) | |
![]() |
|
| 第1ターミナル(T-1)行きのN17バス | 第2ターミナル(T-2)行きのN16バス |
第1ターミナル行きのN17は23時から翌朝5時まで、第2ターミナル行きのN16は23時30分から翌朝5時10分まで運行しています。どちらも運行間隔は約20分です。
朝5時以降は通常の空港バスも運行を開始します。ナイトバスに比べて停車するバス停が少なく、所要時間はおよそ半分です。
バス停の位置
バス停の名称は「カタルーニャ広場」となっていますが、実際には広場から少し離れた場所にあります。
地図上では、カタルーニャ広場の左側にある通りを少し入ったところです。広場から歩いていくと、手前に第1ターミナル行きのN17、その少し先に第2ターミナル行きのN16のバス停があります。
深夜のバス停

バルセロナ中心部のカタルーニャ広場ということもあり、深夜でも周辺にはある程度人がいます。ただし、酔っている人や挙動の気になる人を見かけることもあり、日中とは雰囲気が異なります。特に荷物を持って待つ際は、周囲に注意しておいたほうがよいでしょう。
バスの乗客は、空港へ向かう旅行者や空港で働く職員がほとんどです。そのため、乗車後の車内については、特に不安を感じることはありません。
所要時間約50~60分

深夜は道路が空いていますが、途中で自動車道を降り、周辺の街を経由しながら空港へ向かいます。そのため、通常の空港バスと比べると所要時間は約2倍で、空港までは1時間ほどかかります。

早朝便は比較的運賃が安いこともあり、チェックインカウンターが混雑していることがあります(左写真)。手続きに時間がかかる場合もあるため、空港には余裕をもって到着するようにしましょう。
なお、乗車する際はバスの路線番号と行き先を十分に確認してください。万が一乗り間違えて別のターミナルに到着した場合は、第1ターミナルと第2ターミナルを結ぶ無料のシャトルバスを利用できます。
動画解説
まとめ&アドバイス
平日の朝6時台や7時台に出発する早朝便では、通常の空港バスや鉄道の運行開始を待っていると間に合わないことがあります。そのような時間帯に、タクシーを使わず空港へ向かう方法の一つがナイトバスです。
最大の利点は、交通費をかなり抑えられることです。ただし、移動には時間がかかります。ホテルからカタルーニャ広場までの移動や乗り換え、空港でのチェックイン時間まで考えると、便によっては出発時刻の3時間半から4時間ほど前にホテルを出なければなりません。
長所
- 交通費を安く抑えられる
短所
- タクシーに比べて移動にかなり時間がかかる
- スーツケースなどの大きな荷物があると負担が大きい
- 深夜のバス停で待つため、安全面に注意が必要
- 深夜2時や3時にホテルを出る場合、十分な睡眠を取りにくい
ナイトバスの利点は、何といっても料金の安さです。一方で、それ以外の面では負担の多い移動方法といえます。
空港バスとは異なり、ナイトバスは通常の路線バスなので、スーツケース専用の荷物置き場はありません。大きなスーツケースやバックパックがある場合は、乗降口付近で荷物のそばに立ったまま移動することもあります。早朝便を利用する前の移動としては、想像以上に体力を使います。
もう一つ考えておかなければならないのが、深夜に宿泊先からカタルーニャ広場まで、どのように移動するかという点です。
検証時は、ホテル近くのバス停から別のナイトバスに乗ってカタルーニャ広場へ向かい、そこから少し離れた空港行きのバス停まで歩きました。しかし、深夜の人通りがほとんどない場所でバスを待つことは、安全な方法とはいえません。
カタルーニャ広場周辺には深夜でも人がいますが、酔っている人や挙動の気になる人を見かけることもあり、日中とは雰囲気が大きく異なります。特に一人で旅行している方や、深夜の移動に慣れていない方には、積極的におすすめできません。
結論として、ナイトバスが向いているのは、多少の時間や労力がかかっても、とにかく交通費を抑えたい方です。大きな荷物が少なく、深夜の移動にも慣れていて、長時間のフライト前でも体力に余裕があることが前提になります。
それ以外の方は、前日にホテルのフロントでタクシーを予約しておくのが、最も安心で確実です。
旅行の最後だからこそ、余計な疲労やトラブルを避け、バルセロナでの楽しかった思い出をそのまま持ち帰ってほしいと思います。少し費用はかかりますが、安全性や快適さまで含めて考えれば、早朝便ではタクシーを利用する価値は十分にあります。
記事は取材時点のものです。現在とは記事の内容が異なる場合もありますのでご了承ください。間違った情報、また有用新情報、分かり難い点や質問等ございましたら情報共有いたしますので、サイト内の「バルセロナ観光情報掲示板」に書き込んでください。
![]() |
この記事を書いた人:カミムラ:生まれ京都府。1989年日本を離れバックパックをかついで海外へ。アジア、アフリカ、中南米、ヨーロッパを旅し1997年よりバルセロナに在住。 記事最終更新 2026.07.16 |
【関連記事】
ピックアップ記事
観光記事一覧
基本情報記事一覧
レストラン記事一覧
ショッピング記事一覧
エンターテイメント記事一覧
![]() |
【サッカー情報】 メッシー、を擁するバルサ。世界屈指の人気チームを中心に解説します。 |
![]() |
【フラメンコ情報】 本場アンダルシアに負けず劣らずのレベルの高いフラメンコがここでも見れます。 |
![]() |
【バルセロナのイベント情報】 コンサートを初め、お祭り、スポーツ、サッカー等のイベント情報まずはココでチエック! |
















































