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Nectari 4

nectari (6)
サンツ中央駅の近くはグルメ無縁の地域で殆ど来る事は無いのですが、今日はこの地区唯一のミシュラン一つ星レストランにやって来ました。

 

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ずいぶんご無沙汰していて、前回は来た後に星が付きました

 

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星が付いたからと言って特に変わった事も無く

 

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以前と全く同じでこのテーブルセッテイングも、そしてシエフのご両親がサービスしているのも同じ。ところで言い訳になりますが暗い店内、そしてテーブルの中心にスポットライトが当たって今日は写真が上手く撮れませんでした。

 

nectari (9)
まず飲み物はCAVAと、ビールは黒ビール。こちらではトスターダと言います。

 

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おつまみにチップス。 味は特にどうと言う事もありません。

 

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おつまみ②

 

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鱈の皮を揚げた物です。 チップスよりはマシかな。

 

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お通し。 レンゲの上に載って出て来ました。

 

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三種類あった中でこれが美味しい。

 

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パンは4種類試しました。 ハッキリ言ってどれもイマイチ。

 

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バターの代わりのオリーブオイルは三種選べて、これはトレド産。

 

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お通し②

 

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サイコロ大のサーモンの上にケシ

 

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私の前菜、tupinambur日本語で言うとキクイモのクリームスープ。

 

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これはイケます。

 

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相方はエビの

 

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ラビオリは

 

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エビが思ったより固い。

 

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私のメインは肉にしました。

 

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ブルゴス産の牛に豪快に掛かった黒トリフは匂いがプンプン。

 

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付け合わせに紅芋が付いてきました。

 

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相方は魚。

 

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こちらではサンペドロ、日本で言うところのマトウ鯛。日本ではこの魚、食材としては評価が低いですが、こちらではなぜか高評価。

 

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口直しのデザートは見ての通り、みかんのシャーベットですが。。。華が無いなあ

 

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デザートはマックのハンバーガーをイメージ。

 

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ホワイトチョコの外皮を割って食べます。

 

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私は今日は紅茶。

 

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プチフールで終わり。

 

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2 人で食べて
総額:186.01€ (赤1本、CAVA1杯、ビール1杯、水1本含む)

souhyou
店はハッキリ言って狭く、そのため照明を落としそれなりの雰囲気を出すようにしていますが、ミシュランの星付きレストランとしては少々貧弱。サービスはシエフのご両親がされていますが、これまた星付きレストランとしては満足しうるレベルではありません。

さて料理について述べると。。
つまみのチップス、これは出す意味が無い物でしたが、バカラオの皮のスナックはまずまず。レンゲに載って出てきたお通しについては、合格点。続いて出てきたサーモンは皿に描いたソースも含めてありきたりで印象に残らず。 前菜キクイモを使ったクリムスープはフォアグラ入りにトリフも効かせてこれは絶妙、今日食べた中で一番で◎。ただし海老のラビオリは身が固い上に、中に詰めてあったキノコも単調。今は無き三ツ星の「Can Fabes」で食べた同じ料理と比べると、それは雲泥の差。次にメインの肉、焼きはレアで頼みましたが完全に肉が冷えていて興醒め、また上に無造作に山盛掛かったトリフはこれが星付で出すものなの?と疑問に思えるもので繊細さ無きに等し。更に付け合わせの紅芋、彩の面白さこそありますが、ただのそれだけと言うのでは寂しく、メインの魚は悪く言うと焼いただけ。突き合わせのポテトがこれまた何の工夫も無いのにはガックリ。デザートはマックのハンバーガーセットをパロった物でしたが、遊び心だけで全く身がない一品。ついでに言うと自家製パン、こんな美味しくないものならわざわざ焼く意味なんてありません。

まとめると。。。
一体どうしたのでしょう??
星が付いたにも関わらず以前よりレベルが落ちています。たまたま運悪く今日がハズレの日だと言うことでしょうか? それなら良いのですが、正直言うとそうじゃ無いように感じます。料理に以前のような勢いが無いと言うか、ほんとのところ何も魅力を感じない。初めからこんな料理だと分かっていたら、他に行く所だってあった訳で無駄に200€も捨てる事はなかったのに。。。
ところで、この店の最大の問題を一つを上げておきたいと思いますがそれはサービス。シエフのご両親がされているのですが、はっきり言って素人。初訪問時から気になっていた事ですが、以前は星が付いていたわけでもないから「まあいいや..」で済ましていました。ただ現在は仮にもバルセロナに何百、千とあるレストランの中から選ばれた店なのですから、こんなんじゃ駄目。現状は素人が自己流でやって、それでサービスが本当に出来ているつもりでいますが、一度、他の店に働きに行ってちゃんとサービスの基本を勉強して来ないと、これではお話になりません。家族経営、親だからシエフは言えなのか知りませんが、もしそうなら星付きレストランの経営者としては失格でしょう。

ちなみに、今回でこの店をお勧めからいったん外すことにします。今日は出来が悪かったそれを理由に? では無くて、当分はこの店に以前の様な魅力が戻る事は無いだろうと直観的にそう感じたからです。

最後に。。
今日は相方の誕生日にも関わらず、なんとも無念な思いで店を後にしました。

 

味わい:3.5 食材:3.8  技術:3.7 個性:3.9
雰囲気:3.9 ボリューム:4.0 コスト:3.8  サービス:2.0

満足度:59点


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Bubo ボルン本店

bubohonn (9)
先日グラシア通りにある支店の記事をUPしましたが、このボルン地区に用事があって来たそのついでに1号店(本店)にも寄って見ました。

 

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本店と言っても、ハッキリ言って狭い店。

 

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開店した当時はケーキ等を売っているだけだったのですが、途中カフェスペースを増設したこともあり、店が一段と狭くなりました。

 

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支店2軒を含めて同じ所で作っているので、どこも同じ。

 

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マカロンはお土産にいけそうですね。

 

bubohonn (4)
これもお土産にいけます。ただこのチョコまるで「カカオサンパカ」のと見分けが付きませんが(笑

 

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今日も一つ試してみます。カフェ1.70€  ケーキ4.40€

 

bubohonn (2)
ところで、この横に貼り付けてあるチョコ、これが邪魔で結構食べにくかった。。

1人で軽くお茶して
総額:6.10 €

souhyou
店の造りは旧市街の古い建物を今風にオシャレに改装していまが、それは割とシンプル。あと冒頭にも述べましたがとにかく狭い。サービスについてはお店のお姉さん達は普通で特に問題無し。

食べたケーキについて述べると。。
アーモンドクリームが美味しかったのですが、横にチョコが貼り付けてあって何ともたべにくく改良の余地あり。全体の出来としては、まずまず、良いんじゃないでしょうか。

気になった事をまとめると。。。
狭い店にカフェスペースを無理やり作ったせいで、とても快適と言いかねます。また椅子が高過ぎてテーブルの下に足が入らないので、なんとも座り心地がわるく正直言って立って食べてる方がまだまし。と言う訳で、とてもここで食べるのをお勧めできませ。ゆっくりするなら、グラシア通りにある支店にいくのが一番でしょう。

ところで最近は支店も2店に増え、この本店のすぐ横にバル、そしてケータリング事業、パーテイのバンケッテトもやって、更には中東のクウェートに出店する等、拡大路線まっしぐらですが、足が入らないテーブルと椅子って何なんでしょうね?。まあ事業拡大も良いのですが。。。

お勧め度
★★★★☆


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N

Caelum

caelum (1)
今日は旧市街にやって来ました。 辺りを歩くのは大体殆どが観光客。 ちなみに、今はまだ知れていますが夏は凄くてツーリストだらけとなります。

 

caelum (2)
ここが、ガイドブックでも紹介されている伝統お菓子を売ってるお店です。

 

caelum (5)
中へ入るとこんな感じ、割と小さな店。

 

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売っているお菓子の中でも、一番有名なのが修道院で作られているお菓子。

 

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ちなみに、こんなケーキもあって

 

caelum (4)
わあ~、何だか甘そう。

 

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まず飲み物、今日は紅茶にすることにします。 ちなみに結構なお値段でカフェ・コンレチエが2.35€と近所のバルより1€も高い。

 

caelum (9)
紅茶は3.20€しますが、量が多いのでその分の元は取れます(笑

 

caelum (10)
この店で一番有名なお菓子と言えばPOLVOLN  1.10€
あと一つは、お店のお兄さんのお勧めのYEMA  1.30€

 

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紙を開くとと出てきたのがPOLVORON。修道女の方達が作っておられるそうです。

 

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手でつかむと、直ぐ壊れるお菓子。だからポルボルン?と言うのかな?

 

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こちらはYEMA.。 スペイン語で卵の黄身と言う意味で

 

caelum (13)
割って中を見ると確かに黄身。

 

caelum (15)
今時、手書きってまさか脱税? なんて事ないですよね(笑)
でも日付も入って無いですよね、これ。

 

2人で軽くお茶して
総額:8.80 €

souhyou
店の造りは旧市街の歴史ある建物にも関わらず、何だか中途半端な内装。好みにも寄るのでしょうが白を基調にしたそれは私にはイマイチ。またカフェテリアのサービスのお兄さんは、ハッキリ言って素人レベル。ところで修道女の人も働いていると聞いたのですが、この日は普通のおばさんでした。

食べたお菓子について述べると。。。
POLVORONは甘すぎると言う事はないですが、かと言って何の印象も残らず。YEMAはその名の通り卵の黄身の味そのもので、それはかなり濃厚なお味。日本人なら「これは食べれない!」と言う人って、たぶん多いんじゃないのかな。。。

まとめると。。。
伝統菓子それも修道院で作られていると言われると、厳かな気にならなくもありません。ただし味に関してはハッキリ言って田舎の温泉街で売られているお土産饅頭と何ら変わらず。あと値段も決して安いと思えません。 比べること自体が無意味な事かも知れませんが、最近食べた才能ある若手パティシエ達が日々切磋琢磨の競争の中で考えながら作っているスイーツに比べると、味に関する努力は無きに等しく、昨日、先週、先月、去年、10年、100・と同じ事をただただ繰り返しながら作っているだけ。
と言うとそれは辛口すぎるでしょうか?

実際のところこの店に地元の人が買いに来ることは無く、来るのは外人観光客ばかり。 もちろん伝統を守るのも良いですが、今のこの時代を生きているスペイン人達にも美味しい本当に買いたいと思われる物を作るのも重要じゃないのでしょうか。また店内にかなりの音量で響くジャズ、そんな罰当たり音楽をかけるより、モンセラートの少年合唱団の歌声なんかをかける方が良いと思うのは私だけ?

〆の感想としては伝統並びに修道院と言う名の元、過大評価されている店。
と言うのが私の結論です。

★★☆☆☆


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La Plassohla 1

plassphla (1)
元は警察署だったところを、なんと改装してホテルにした言うのが何ともスペインらしいのですが。
そのホテル内にあるレストランへ久しぶりにやって来ました。

 

plassphla (2)
中はこんな感じで、いつものMOC。 モダンでオシャレおいてクールな店内。 ただ全面大きなガラス窓に加えて天井が高いのでその分開放感は他店に無いものがあります。

 

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いつもこの店で食べるランチの定食。16€

 

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テーブルセッテイングはこんな感じで、この値段にしてはまずまず。

 

plassphla (8)
ワンドリンク込みで私は花粉で喉がイガイガするので、スッキリさすべく今日はビール(笑
相方は白にしました。

 

plassphla (13)
パンは以前、布の袋に入って出て来ましたが変わった様です。

 

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では、私の前菜から紹介しますと

 

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マグロとホタテのタルタル。

 

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あと、キューリも入っていました。

 

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相方は野菜のエスカベッシュ。

 

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野菜は人参と

 

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カリフラワーなんかが入っています。

 

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続いて私のメインは

 

plassphla (17)
子豚のオーブン焼き、上は洋ナシで下のピューレもそう。 ちなみに、これは2€プラス。

 

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さて、皮を横にずらして中を見ると、なんと肉が解されています。

 

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相方の魚は、お馴染みのメルルーサ。

 

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緑のソース、上にはアスパラ。

 

plassphla (21)
メルルーサはホント、お昼の定食の大様ですね。 まあ、なんと言っても安いですからでしょうが。

 

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最後のデザート、私はアイスにしました。

 

plassphla (23)
バニラ、チョコ、ヨーグルトは自家製とのこと。

 

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相方もアイスですが、こは山羊のミルクで作っていいます。

 

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そろそろイチゴの季節ですね。 ああ~日本の美味しいイチゴが食べた~い~

 

plassphla (26)
今日は、この後もう一軒カフェテリアの取材に行くのでカフェを飲まずに〆。

 

2人で食べて
総額:37.70 € (追加で白1杯含む)

souhyou
店の造りはお昼の定食としてはこれで十分。全面ガラス張りの窓からは十分に光が入り天井も高くて開放感があります。サービスは客が少なかったせいか、少しダレていた様に感じましたが、と言って最後まで特にストレスも感じず。

料理について述べると。。。
前菜のマグロとホタテのタルタルは非常にしっかりした仕事で、オリーブオイルを使った味付けは文句無し。 野菜のエスカベッシュはマリネにバルサミコを使っていましたが、これまた絶妙な味付け。
メインの子豚はこの値段で、ここまでやるか?と言う料理で感動。 ただし魚はソースにパンチが無く、見た目程には無く割りと平凡。
デザートはすっきり系で悪くなく、あと忘れていましたが、パンはもう少し中にしっとり感が欲しいところでしたが、焼きたてで悪くはない。

まとめると。。。
以前から私のお勧めランチとなっている店ですが、サイト移行の際に記事が全て消失。今回新しく記事UPするのに久しぶりに来たのですが、予想を超える料理の出来。 それは以前より確実にレベルUPしていました。この値段のランチとしては、バルセロナでもべストの一つと言って過言ではありません。 今更ながらですが、このランチを日本の皆さんに初めて紹介し広めた私。よくやったと褒めてあげたい。

ところで、2週間前に店の名前が変わったそうです。
(旧)Ohla Gastronomic Bar →(新)La Plassohla

味わい:4.6 食材:4.4  技術:4.5 個性:4.3
雰囲気:4.0 ボリューム:3.9 コスト:5.0  サービス:3.9

満足度:82点


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