通称「札幌アニキ」。
在住日本人の間で北海道の生き字引と呼ばれている、肉好きの知人お勧めレストランにやってきました。
店は、地元スペイン人向けと言う感じでシックな造り。
一階席に少しテーブルがありますが
メインとなるのは、この地下の席で結構なキャパ。
メニューを見ると、俗に言うところのブラセリア(炭火焼)レストランの定番物が並びます。
アニキのお勧めは、この中のエントレコット(リブロース) 18.50€
さて、まずはビールを一杯。 2.90€
地元バルセロナで一番ポピュラーなブランドです。
お通しのオリーブ。
小さい方が地元カタルーニャでよく食べれるアルベッキーナ種ですが、味がイマイチでした。
パンはオリーブオイルがたっぷり掛って出て来ました。良いオイルを使っていで◎
前菜としてハーフポーションで頼んだカタツムリ。9.60€
ソースは2種類あって、アリオリは昔ながらのヘビーな感じな物。あと一つはトマトベースのソース、これは結構気に入りました。
カタツムリを楊枝で引っ張り出してアリオリを付けてパクリ。
ところでスペインではカタツムリは魚か肉のどちらかと言うと、肉に分類されます。
ちなみに、虫ではありませんヨ!(笑
ひよこ豆とブティファラ、良く見る料理は9.90€
ブティファラを味のアクセントにひよこ豆と炒めた料理です。
今日はリオハのこれにしました。17.50€
普通の地元の客を相手にしている店のせいか、ワインリストはどこでも見かける物ばかり。
こだわりも何も無い退屈なリストと言ってしまうと辛口過ぎるでしょうか?。
さて、出て来ました!
これが肉好きの「札幌アニキ」の超お勧めステーキ。18.50€
焼き加減はいつものレア。
これが一番素材、肉の美味しさを感じられると私は思っています。
ちなみに、前菜は相方とそれぞれの料理をシエア。
この肉もそするつもりだったのですが、思ったほど肉が大きくなかったのでもう一枚追加しました。
〆はコルタード。2.30€
2人で食べて
総額:100.98€程(ビール2本、ワイン赤1本、水1本、カフェ2杯含む)
【総評】
店は地元スペイン人の中流年配層が好みそうなシックな造り。まあ少し個性に欠ける気もしますが変にモダンでオシャレな店よりは好感が持てます。サービスは全員スペイン人。近年、移民のウエイターが全盛のバルセロナ、特に差別している訳ではありませんが私にはやはりスペイン人、冗談の通じる陽気なノリが落ち着きます。あと、みんな若いながらもしっかり仕事ができていました。
食べた料理についてざっと述べると。。
まず地元の定番のアルベッキーナ種のオリーブはイマイチ。
たかがお通しなのかも知れませんが、もう少し選んで美味しい物を出さないと最初の印象で損をしてしまいます。さて料理ですが前菜のカタツムリは、今まで食べた中で一番固くそれはまるでゴムの様。その食感自体は嫌いでは無いのですが、カタツムリを炒める時にハーブを効かすとかの工夫も見られず、味自体が付けたアリオリソースそれだけになってしまっているのは残念。もう一つの前菜、ひよこ豆とブティファラは最近よく見かける料理ですがお上品過ぎると言うのか、味に関しては一体何が言いたいのか分からず、ただ2つの食材に火を通しただけ料理。とここまで、褒めるところが無かったのですが最後のエントレコット、これだけは期待に違わず絶品。絶妙な甘みがあり久しぶりに食べた満足感高い肉でした。
まとめ。。
料理自体は特徴無く、値段も特に安くも無くお勧めする理由はどこにもありません。
ただし知人のお勧めの肉は確かに美味しく、肉好きの方でしたらこれだけは間違いなくお勧めできます。ちなみに店の雰囲気は悪くなく、サービスも合格点、そして美味しい肉がある訳ですから、後は前菜を中心とした他の料理をもう少しレベルアップすれば、きっと魅力あるレストランになると思います。
頑張って欲しいですね。
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By | オフィスHILL 2015.5.25 |
記事は訪問時点のものです。料金、営業時間等は頻繁に変わります。現在とは記事の内容が異なる場合もありますのでご了承ください。 |
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