スペイン広場から見ると、まるで宮殿の様に見えるのがカタルーニャ美術館。この巨大な美術館を徹底解説します。 概要 国立カタルーニャ博物館(MNAC)は、1929年に開催されたバルセロナ万博の政府館として作られた建物を利用する形で、万博後の1934年に美術館としてオープン。 1992年バルセロナオリンピックの際に、大ホール、ラ・グラン・サラ・オバルがリニュアールオープンされると共に、1995年よりロマネスク様式の美術品の展示が開始され...
2024年夏 最新版 カタルーニャ美術館 =世界最大のロマネスク美術コレクション=
2024年夏 ジローナ Girona =石畳の細い路地を中世へタイムスリップ=
バルセロナから電車で一時間程にあるジローナ県の中心都市のジローナ。 日本人はあまり行く人はいませんが、ヨーロッパ人旅行者には絶大な人気を誇る街。 こんかいは、ここで主な見どころをご案内します。 概要 さて、ジローナの歴史は、この地に最初に住み着いたイベリア人から始まります。 その後にローマ人が定住の地・ゲルンダ(Gerunda)を築きましたが、時代とともに街は衰退してイスラム勢力に支配される時代が続きますが、中世ヨーロ...
2024年夏 最新版 完全解説 ラ・ボケリア市場 =バルセロナ一番人気の市場=
ランブラス通り沿いにあるサンジョセップ市場はバルセロナを代表する市場で、更に立地の良さも手伝い観光客にも超人気スポットとして大変な賑わいを見せています。 尚、日本のガイドブックではサンジョセップ市場と紹介されていてそれは確かに正式名ですが、一般的にはボケリア、地元の言葉で『胃袋』を意味する通称の方が親まれており、地元スペイン人にサンジョセップ市場と聞いても何のことか? と逆に聞き返されたりします。 歴史と現在 この市場...
2024年夏 最新版 完全解説 ピカソ美術館 =バルセロナで一番人気の美術館=
スペインが生んだ偉大な芸術家パブロ・ピカソ。キュービズムに代表される難解な作品が多い中、子供の頃から晩年までのピカソ作品の変化と成長が時代系列で見れるこの美術館を徹底解説していきます。 バルセロナとピカソ スペインが生んだ偉大な芸術家パブロ・ピカソ。1881年にアンダルシアのマラガに生まれたピカソは、その生涯において一万点を超える油絵とデッサン、更に10万点にも及ぶ版画、数百点の彫刻や陶器作品を製作するなど、非常に多作な芸術家としても知られ、そ...