日本のガイドブックにも載っていて私も準お勧めとしているバルです。 ところで近年随分良くなりましたが、この辺りは昔十数年前までは、あの悪名高い首絞め強盗のメッカとも言える治安の悪い所でした。ちなみに首絞め強盗はもう過去の話で、現在はバルセロナから消えて無くなりましたのでご安心ください |
旧市街のランブラス通り沿いにはロクな店が無いのですが、そんな中にあって通りから少し入りますがここは優秀店です。 |
店の奥には小さなテラスがありますが、テーブルは無く光の取り入れだけとなっています。 席はこんな感じで少しのテーブル席と |
あとはカウンター。 |
さて、今日もお昼から一杯キュッといきます。 3.50€/杯 |
この店はオープンキッチンがウリ。ただしここ以外に裏でも料理を作っているのは「Cal Pep」と同じ。 |
一品目。 メニューに生牡蠣があったので、すかさず注文 3.40€/個 |
付いてきたパンは、まずまずのお味。 |
ところで面白いのがレモンがガーゼで包んであって、絞った時にあらぬ方向に飛ぶのを防いでいます。これは素晴らしいアイデア! |
素材になりますが、美味いちぃ~~。 |
相方が頼んだ海老コロッケ 2.60€ |
私はこれ、ミニアメリカンドッグと言う感じでしょうか。 1.65€ |
切ると中にチストーラ(バスク地方産のソーセージ)が入っています。 |
ところで目の前にいるキッチンのお兄さん、全身刺青まみれで首まで真っ黒け。 日本だとこれは、アウトなんでしょうね。 |
豆と蛍イカの炒め煮 16.85€ |
蛍イカの出汁と玉ねぎの甘さが良い感じで豆に絡んでいますが |
それ以上にアクセントになっていたのでがこれ、パンセッタ(ベーコン) |
この店の定番料理のBonbon イベリコ 9.80€ |
イベリコ豚トロと、これまたイベリコ豚の皮揚げがセットになっています。 |
〆はコルタード。 1.45€ |
2人で軽く食べて 合計:66.20€ (グラスワイン5杯、カフェ2杯含む) |
【総評】
カウンターをメインにした造りのバルはオープンキッチンになっていて、動きと活気があり悪くありません。 サービスについては特に問題は無いのですが、最初の料理が結構待たされた挙句に後から来た客の方に先に料理が出てムカッと来て、思い切り文句を言ったらその後はテンポよく料理が出てきました。 人間お腹が空くと狂暴になります(笑) ちなみにマネージャー、何処かで見たと思ったら以前「Paco Meralgo」で働いていたお兄さんでした。 |
さて料理について述べると。。 まず素材になりますが生牡蠣は濃厚な味で◎ 海老コロッケもまずまず、アメリカンドッグ風のチストーラ特にどうと言うもではありませんが1.65€の値段ならこれでよしとします。サンパウ豆と蛍イカの炒め煮はパンセッタが良いアクセントになっていますが、もう少し味にパンチが欲しいところ。最後のボンボンでイベリコにも同じことが言え、印象に残る料理かと言うとあと一歩。 |
まとめると。。 料理は現在の流れの創作タパスの本道を行っていると思いますし、レベル的にもこれで十分合格点です。 ただ、そうは言ってもなんだかこじんまりと無難にまとめた感があり、料理全体的にパンチ無く、この店の個性と言う様なものが感じられません。少しぐらいハズレの料理があったとしても、印象に残る料理が一品あれば私はそれで満足できるのですが、また次回に期待しましょう。 |
【地図&行き方】 |
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By | オフィスHILL 2015.9.1 作成 | 記事は訪問時点のものです。料金、営業時間等は頻繁に変わります。現在とは記事の内容が異なる場合もありますのでご了承ください。間違った情報や有用新情報、分かり難い点や質問等ございましたらこちらよりご連絡ください。 |
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