日本のガイドブックにも紹介されている、老舗のブラセリア(炭焼き料理)。
店は昔から変わらず田舎風。
ただ椅子がプラスチックと言うのが、なんだかな~ (笑
ブラセリアと言うのはどこも、こんな焼き台があってそこで肉も野菜もパンまで全部一緒に焼いてしまう豪快調理。
さて、今日はネギ焼き定食(カルソターダ)を食べに来ました。 お値段は全部入って26€。
まず飲み物。
樽出しのワインがポロンと言われる瓶に入って一つと水が1本付いて来ます。
カフェと、写真を撮り忘れましたがCAVAも一杯付いて来ます。
一人
26€ポッキリ
店の造りは田舎の農家をイメージした物で、最近オシャレな店だらけになったバルセロナではある意味貴重。
ただ椅子がちゃちなプラスチックだったりするのですが、それは庶民の店なのでご愛嬌とします。
サービスはベテランもいて結構こなれていて、それに関しては全く問題無し。
さて、料理について簡単に述べると・・
市内で食べるならこんな物かと言うところですが、今日は店に着いた時には既にネギが焼きあがっていてそれを焼き台の脇に置いて温めていたせいか、なんだか中が異様に熱くて不自然なカルソッツでした。
ロメスコソースは固さ(粘り)味共に合格点の範囲。
メインの肉は少し少ない様な気もしますが、日本人には適量でこれより少しでも多いとハッキリ言って食べきれません。
ただ付き合わせの豆が水っぽかったのがそれがイマイチでした。
最後のデザートのクレマカタラナは、まあこう言う店ですから庶民の味と言う事でこれで良しとしましょう。
まとめると。。。
バルセロナ市内で季節の名物であるネギ定食(カルソターダ)簡単に食べられる店として私のお勧め店。
もちろん在住者の中には私に異論がある方もおられるかと思います。
ネギの焼き方一つとっても、本場の様にブドウの剪定枝を使った薪で豪快に焼き上げる訳でも無く、ソース、メインの料理と全て完璧とはとても言えないのですが26€でワイン、水、CAVA、カフェまで付いてサービスも、マトモ。
お昼は観光に時間を取られる日本からの旅行者に、夜にカルソッツを市内で手軽に食べれるところが他にもあればそれに越したことが無いのですが、それが無いのならこれで文句は言えないかと思いますがどうでしょう。
現在卒業旅行シーズンですが、学生のみなさんも旅の思い出にぜひ試してみて下さい。
味わい:3.7 食材:3.8 技術:3.8 個性:3.9
雰囲気:4.1 ボリューム:4.2 コスト:5.0 サービス:4.2
満足度:71点
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