ガウディ建築とは言っても、その地味さ故に殆ど訪れる人もなくひっそりとしたカサ・カルベット。この建物一階にチョコレート屋さんが出来たと言っても昨年の事ですが、今頃やって来ました。
同建物一階は、観光客向けレストランとして知られている「Casa Calvet」があります。ところで、一般公開されていないこの建物ですが左の入口に近づいてみると
ドアをノックするノブなのですが、さすがガウディ作だけあって細かい装飾がされています。 ちょっとだけ、失礼しますと勝手に触らせてもらい、この重そうなノブを上げてみると
下にはこんな虫の装飾がありました。この虫のお尻のところに打ちつけてノックするわけなのですが、いや~やっぱりガウディーは凄いなあ・・ と溜息。
さて、お店に入るとこんな感じで元々は倉庫に使っていたと聞いていましたが天井が高く、何となくガランとした感じ。
お土産になりそうな、こんなチョコとか
お店に併設されたカフェで食べる、こんなチョコも売っています。
この奥がカフェテリアになっていて、カウンターにテーブル席が10程。
ちなみにガウディ建築といってもね。。。。
メニューをみると、チョコだけじゃなくてサンドイッチもあります。 ところでビールはノンアルコールだけと言うのは、許可の問題でしょうか?それにしてもチョコにノンアルコールビールの組み合わせって、どんな感じなんでしょうね?
では、試してみます。 ホットチョコレートは小さいサイズ。 1.25€
お味ですが、う~ん・・・ 普通かな。
相方は生クリームたっぷりの、SUIZO
なんだか汚い食べ方、もう少し奇麗に食べれないものでしょうか、ホントしつけがなっとらん! (笑
2人でちょろっと食べて
総額:2.90 €
店の造りはガウディ建築と言っても、初めからそうだと知っていないと気が付く人は誰もいないと思います。 また、元は倉庫として使っていたせいか、ガランとした空間、そこに適当と言うか商品の陳列棚を作りつけた訳ですが、全体的なバランスが悪くイマイチ。あとカフェテリアのサービスは、特に語るべき事はありません。
チョコドリンクについて述べると。。。
まあ、普通。 せっかく記事UPしているのですから、他に何か言いたいのですが、普通としかそれ以外に言いようがありません。ふざけている訳ではないのですよ、ほんと。
さて、まとめてみると。。。
食べたチョコドリンク、また店で売っているチョコも、この店ならではと言う物は特に無く、他の有名店の焼きまわしと言える物ばかりで個性に乏しい。また店はガウディ建築なのですが見所は何も無く、壁天井一面を白のペンキで塗り固めたそれは、白い恋人ならぬ白い倉庫。また少し気になったのはカフェテリアスのペース。無造作にただ並べたテーブルも冴えなかったのですが、置かれている椅子はこれまた壁、天井と統一を図ったのかもしれませんが真っ白。そして最悪なのがどれも手垢だらけで非常に気持ち悪く、その辺の管理ができていないのは食べ物を売る店としては問題あり。 最後に、ガウディ建築としては地味。また一階のレストランは地元グルメが全く相手にしないツーリストレストラン。そしてありきたりのチョコしかない白い倉庫。
日本の旅行雑誌に取り上げられてしているようですが、残念ながら日本人旅行者が、この場所にわざわざ来る理由は殆ど何も見出せませんでした。
お勧め度
★☆☆☆☆
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