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Manairo

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今回、新たにミシュランの一つ星レストランになったお店に行ってみました。
場所は闘牛場の近くで、この辺りはある意味それ以外何も無い所です。
星が付くまでこんな所に、こんなレストランがあるのを知りませんでした。

 

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さて料理なのですが。
いつもは出来る限りアラカルトで頼むのですが今回はコースとなりました。
何人かで行った場合一人がコースにした場合または皆がコースにした場合は私一人がアラカルトで頼むと言うわけにはいきません。
なので今回は知り合いと行きましたので14皿のコースとなりました。

さて、最初の付け出し2品のうちの一品。
鰯でした。

 

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もう一つ。

 

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鰹のスモークにサラダ。
美味しかったです。

 

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コロッケ。
パスタが回りに付いて面白いですね。また、からっと揚っています。
ただ、お味はどこにでもある普通の味でした。

 

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ピザだそうです・・。
ボールの中にゴルゴンゾーラチーズが。
割ってみると中からチーズの臭みが、まさしくゴルゴンゾーラ。
奇をてらっていますが、決して悪くはありません。

 

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イカリング。
横に付いているのは、ブティファラネグラ。
美味しくいただけました。

 

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リゾットの上にはホタテ。
これも悪く上品なお味です。

 

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パスタその上にほうれん草。
これは、美味しかったのか?
なんだか憶えていないので、普通だったんでしょうたぶん。

 

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説明を受けましたが。
忘れました。

注)この辺りからなんだか訳が分からなくなってきました・・

 

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ラム
上記に同じ。
忘れました(笑

 

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牛肉
上記にまたまた同じで忘れました(笑笑
説明だけで無く美味しかったのかも結局あやふやになって・・。

 

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口直しの最初のデザート。
シャーベットです。

 

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デザート2皿目。

 

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デザート3皿目。
ソースは地元のリキュールで、フランスの「シャトウリュ」と同じ味。

これにて終わりの14皿。

■一言メモ■
写真は接写して撮っていますので大きく見えますが一皿のポーションが異常に少ないチマチマ多皿料理です。
味は、大体どれも悪くなく、このクラスの一つ星レストランの標準レベル。
本当のところは、ポーションガ小さすぎて特にコース後半は、何を食べたか美味しかったかどうかも良く憶えていないと言うのが正直なところ。
但し、不味いものは無かったとも言えます。
私の癖として、不思議と不味いものは執念深く憶えているものですから(笑

レストランの内装はモダンでも無くかといって味があるわけでもなく何だか中途半端。
どうせ広くも無いスペースなのですから、もっと思い切ったモダンな内装にしきってしまった方がまだ良かったのではないでしょうか。
あと、テーブルのクロスの色、また小さなシミがあったりイマイチで、この辺りの詰めが甘い。
サービスに付いては私達のテーブル担当の女の子は、はっきり言って素人レベル。
重めの赤ワインのお勧めと聞いてみると、どのワインも全て重めだという返事。
それを聞いて唖然・・。
「じゃあ店一番のお勧めをちょうだい」と言って出してもらったのがなんと後で分ったのですが最後に飲み足りなくてグラスワインで頼んだそれと同じハウスワイン。
お勧めと確かに言いましたが・・・だれもハウスワインと言ったわけではないでしょ!
若くて経験がないかも知れませんが、一応星付きなんですから
・・・まあ、呆れてしまいました。
ワインリストはさすがにスーパーで見かけるような物は一本もありませんでしたがかといって種類も少なく、ミシュラン星一つのレストランにしてはかなり貧弱です。

価69点

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何度も来ているこの店ですが、最近また日本の雑誌に紹介されました。
10月21に発売なので、今ならまだ書店に並んでいると思います。
今までは、アラカルトだけだったのですがコースが出来た様なので今日はそれにしました。
ハーフポーションが4皿にデザートが付いて43€。

 

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いつもの定番お通しです。

 

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これも定番。
スーパーで売ってるヨーグルトの空瓶に入っているんですが今日は、真上から写真を撮ってみました。

 

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キャビもどきが入っています。
味は、まあそれなり。
このお通し2品は毎回同じ物で、いい加減工夫しないとマンネリで飽きてしまいます。

 

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パンは2種類。
どちらも美味しいパンでした。

 

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ビシソアワーズ。
日本の鰹だしを使っているようです。

 

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中には半熟玉子が入っていて、濃厚な味に仕上がっています。
評3.8/5

 

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ワインはマジョルカ産の赤28€。
値付けは市売価格に1.5倍掛けで適正価格です。
この店のワインの中では高い方。
私的には、安い値段に拘らなくて良いからもう少しワインリストを充実して欲しいと思います、今のままでは正直貧弱です。

 

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この店の定番のカネロニ。

 

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トリフが効いてなかなか美味しい。
味もソフトです。
評3.9/5

 

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バカラオ(鱈)。
上から、キノコ下にレンズ豆とポテトのピューレ。

 

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いつもの様に、火入れは少し生っぽい感じを残しています。
タラ自体が美味しい魚では無いので、特筆する様な事は何も無く、まあこんところか。
評3.2/5

 

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ほんとは、鳩肉なのですが、「GRESCA」で食べた鳩から私は鳩嫌いになったので頼んで牛に替えてもらいました。
牛肉の腰の部位だそうです。
上にはピーチ。
横にあるポテトの様に見える付け合わせはバゲットでした。

 

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お味の方は悪くはないのですが、いま一つインパクトが弱い。
評3.2/5

 

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相方は、鳩にしました。
食べてみると「GRESCA」のレバーの様な味もしなく普通でした。
評3.5/5

 

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デザート。
この店は料理に比べていつもデザートがイマイチなのですが今日もやはりイマイチ。
評3/5

 

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最後のお菓子は、わりと普通。

■一言メモ■
夜はランチに比べて倍近い値段になるのですが、かと言って食材が特に変わると言う事も無く、料理のレベル味ともに同じような物で
ランチの様なお得感も無く、全体的に満足感に欠けます。

あと、デザートも相変わらず平凡な物でイマイチ。
今日は二人で122.50€となりました。
初めて来る店でこの料理なら、こんなものと思うのでしょうが・・
ランチで飲み物抜きなら一人20€台で納まります。

今回で5回目になりますが、これまで食べた感じではこの店のシエフの料理のレパートリーもこのぐらいが限界の様な気がしてきました。

話は変わりますが、この店に比べると私の好きな「SHOJIRO」。あのシエフのレパートリーの多さには脱帽で、尚且つ毎回楽しませてくれます。
ただ、なぜかいま一つ評価がされてない・・なんだか不公平ですね。

さて、総評として・・・
ランチはお勧めですが、夜はわざわざ行く程でもないでしょう。
デザートはパスして前菜、メイン、をランチで食べるのがこの店のストの選択と言って間違いないでしょう。

評価68点

Euskal Etxea

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今週から2週間程は諸事情により私一人での食べ歩きとなります。
この機会を利用してピンチョスの特集を企画してみました。
この手のバルは一人でも問題なく行けますし、一人旅行の参考になるのではないでしょうか。
さて、特集一番目の店は旧市街のピカソ美術館のすぐ近くの、バスク文化セターが経営するピンチョスバルで日本のガイドブック「地球の歩き方」にも載っています。

 

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こんな感じで、約20種類のピンチョスがそれぞれ大皿に乗っています。
自分で好きなのを手で取って、精算時にはそれぞれのピンチョスに刺さっている爪楊枝の数を数えてもらいます。
日本の回転寿司の皿を数えると言う感じでしょうか。
ちなみに、この店のピンチョスは一つ1.80ユーロです。

 

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こんな感じに適当に美味しそうなのを三品皿に取りました。
まだ混む時間前に行きましたが、パンも割合カリっとしていてまずまず。

 

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あと、三品また違うのを取りました。
右に見えるのがトレテイーヤのピンチョスでこの日食べた中では一番美味しかったでしょうか。

 

■一言メモ■
今回のピンチョス特集はあと5~6軒食べ歩きに行く予定なので
全部行ったあとにそれぞれの店を比べて見たいと思います。

Tapas 24 1

この店は、元レストラン「エルブジ」で働いて現在ミシュラン一つ星レストラン「Comerç 24」
シエフ、カルレス アベジャン氏プロデユースとなっています。
数年前の開店間も無い頃に一度行っていて、今回久しぶりの再訪。

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最初に注文したのは、トマトの摩り下ろしとバージンオリーブオイル。
これに、別途パンを注文して食べました。
まあ、結果的には自分で作る「パンコントマテ」となります。
オリーブオイルは美味しいですが、パンが粉っぽくて「パンコントマテ」として食べるには今ひとつでした。
ロシアンサラダ。
出来は悪く無いです。
値段も3.75ユーロとその辺のさえないバルでもこのぐらいの値段ですのでこの味でこの値段はお安いと思います。

 

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モルシーヨ。
血入りのソーセージです。
スペインの典型的なタパスの一つです。
お味は、カレー味がしっかりついていますが、エルブジ出身で話題のシエフのプロデユースなのですから、もう少し工夫ができなかったのでしょうか
あまりにも、平凡な味です。

 

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この店のサンドイッチというところでしょうか。
中に、生ハムとモッツアレーラチーズがいっています。
たぶん、10年前ならこう言うのも受けたのかもしれませんが、今時この程度の物なのか?
というのが正直なところ。

 

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ボンバ。
日本の、ガイドブックまた雑誌でこの店が結構取り上げているのですが
その際に、必ずと言って良いほどこの一品が紹介されています。
私が、食べた感想は・・
悪くないですし、美味しい方だと思います。
雑誌、カイドブックでの写真はいつも綺麗に皿に盛り付けられていましたが、
一個人客として行ったからでしょうか、見ての通りで適当になってます(笑
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↑ガイドブックにはこんな感じ
定番メニュー以外の今日のお勧めから頼んだ。
鱈の頬肉ピリピリ。
この日の一番高いタパスで12ユーロ。
悪くはないですが、まあ普通のレベルです。
下の、ソーズが絶品でパンに付けてペロリと食べてしまいたくなるというのでしたら良かったのですが、残念。

 

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最後のお勘定の時出てきました。
なかなか、面白い演出ですね。

■一言メモ■
はっきり言ってしまいますと、すでに旬の済んだ人気バル。
この店をプロデユースされたカルレス アベジャン氏は最近バルセロナの
港に出来たゴージャスなホテルに、ご自分のレストランを出店。
開店立ち上げ以降は、この店にはもう興味が無いようです。
私が見たところ、完全にほったらかしの店になっています。
以前は、修行中の元気の良い上を目指す若い料理人達が料理を作っていましたが、今回行ってみると出稼ぎアラブ系の外国人の料理人が作っていました。
決まったレシピを安い給料で済む人間を雇って作らせるというその辺にある、在り来たりのバルのやり方と何ら変わりません。

最後に・・
場所はグラシア通りのすぐ横で非常に便利な所にあり、朝から夜まで開いているので、そう言う意味では買い物の途中に寄ってサクっと食べるのであればオススメ。

評価 66点

写真が一部編集中に無くなりました。