何度も来ているこの店ですが、最近また日本の雑誌に紹介されました。
10月21に発売なので、今ならまだ書店に並んでいると思います。
今までは、アラカルトだけだったのですがコースが出来た様なので今日はそれにしました。
ハーフポーションが4皿にデザートが付いて43€。
これも定番。
スーパーで売ってるヨーグルトの空瓶に入っているんですが今日は、真上から写真を撮ってみました。
キャビもどきが入っています。
味は、まあそれなり。
このお通し2品は毎回同じ物で、いい加減工夫しないとマンネリで飽きてしまいます。
中には半熟玉子が入っていて、濃厚な味に仕上がっています。
評3.8/5
ワインはマジョルカ産の赤28€。
値付けは市売価格に1.5倍掛けで適正価格です。
この店のワインの中では高い方。
私的には、安い値段に拘らなくて良いからもう少しワインリストを充実して欲しいと思います、今のままでは正直貧弱です。
トリフが効いてなかなか美味しい。
味もソフトです。
評3.9/5
バカラオ(鱈)。
上から、キノコ下にレンズ豆とポテトのピューレ。
いつもの様に、火入れは少し生っぽい感じを残しています。
タラ自体が美味しい魚では無いので、特筆する様な事は何も無く、まあこんところか。
評3.2/5
ほんとは、鳩肉なのですが、「GRESCA」で食べた鳩から私は鳩嫌いになったので頼んで牛に替えてもらいました。
牛肉の腰の部位だそうです。
上にはピーチ。
横にあるポテトの様に見える付け合わせはバゲットでした。
お味の方は悪くはないのですが、いま一つインパクトが弱い。
評3.2/5
相方は、鳩にしました。
食べてみると「GRESCA」のレバーの様な味もしなく普通でした。
評3.5/5
デザート。
この店は料理に比べていつもデザートがイマイチなのですが今日もやはりイマイチ。
評3/5
■一言メモ■
夜はランチに比べて倍近い値段になるのですが、かと言って食材が特に変わると言う事も無く、料理のレベル味ともに同じような物で
ランチの様なお得感も無く、全体的に満足感に欠けます。
あと、デザートも相変わらず平凡な物でイマイチ。
今日は二人で122.50€となりました。
初めて来る店でこの料理なら、こんなものと思うのでしょうが・・
ランチで飲み物抜きなら一人20€台で納まります。
今回で5回目になりますが、これまで食べた感じではこの店のシエフの料理のレパートリーもこのぐらいが限界の様な気がしてきました。
話は変わりますが、この店に比べると私の好きな「SHOJIRO」。あのシエフのレパートリーの多さには脱帽で、尚且つ毎回楽しませてくれます。
ただ、なぜかいま一つ評価がされてない・・なんだか不公平ですね。
さて、総評として・・・
ランチはお勧めですが、夜はわざわざ行く程でもないでしょう。
デザートはパスして前菜、メイン、をランチで食べるのがこの店のストの選択と言って間違いないでしょう。
評価68点