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Sagardi

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バルセロナのピンチョス・バル巡りの最終回です。

サンタマリア・デル・マル教会近くにあるピンチョス・バルのSAGARDIです。
スペイン国内でバスクレストランをチエーン展開しています。
先日紹介した「Lizarran」とここが大手チエーンと言うところでしょうか。

 

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いつもの様に3品取りました。
ちょうど、揚げたのタラのすり身のコロッケがあったので一つ取りました。
やはり、暖かい物があるといいですね。
店のお兄さんお姉さんが揚げたてを皿に持って回ってきてくれます、
いつもあるわけでなく客の多い時間帯のみです。

 

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次に取った下の3品ですが
この3つの中ではこれが美味しかったです。
私はアーテイチョーク好きなんですけど、それを細く糸の様に切って揚げたもの
が乗っかっています。

 

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トルテイヤは、甲殻類のだしが効いているような味でした。
悪くないです。

 

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あと、どこのピンチョス・バルにもこういう缶詰のツナとか
唐辛子とオリーブの実の串刺しとかもあるわけなんですが
そう言うのはどこで食べても同じなので今回の食べ比べからわざとはずしました。
まあ、こんなのもあると言うことを最後に紹介しておきます。

■一言メモ■
平均的なピンチョス。
チエーン展開しているグループその旗艦店。

Gaig

 

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1869年の創業の老舗レストランです。
確か4代目と聞いたような。↑シエフのカルレス・ガッチ氏。
今、地下鉄で包丁の広告看板に出ているぐらいで、それなりに地元の有名シエフ。

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さて、いつもの様に付きだしから始めさせて頂きますと左がサイコロ状のチーズその回りに黒トリフがかかっています。
右が野菜でトマトに人参、カリフラワー。
なんと言う事も無いもので、コメントする程でも無し。

 

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次は左はハーブ味のチップスに右はスペインでは定番料理にもなっているアルボンデイガス(ミートボールです)この二つも今ひとつ。

 

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付きだしの最後。
ブニュエロと右は豚の首の肉パパダと言いますがそれをごく薄く切って焼いてトーストの上に乗っています。
先日レストラン「FREIXA TRADICIO」で食べたブニュエロに比べると、何ともありきたりな味。

ここまで、食べて何だか少し不安になりました。
いくら、付け出しのオマケとは言っても、一つぐらい美味しいのがあっても、良さそうなものですが普通。

 

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それから、料理の前にオリーブオイルのお試しがでました。
4種類のバージンオイルを比べるのですが、こういうの他のレストランでも良くやっています。
以前から家でも色々なオリーブオイルを試しているので内心は、別に今更ハイハイと言ったところでしたが、日本から来る人には面白いと思います。
あと、パンですがこれは美味しかった。
焼きたてという事もありますが、この後30分ほどして冷めてきてもまだ美味しく頂けました。

 

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さて、ここから本番の料理。
今日は、一人ですがコースはやめてメインに魚と肉をそれぞれハーフポーションで頼みました。
前菜に頼んだカネロニ。
このお店の、昔からの定番物だそうです。
さてお味は・・
最後まで、微妙になんですが舌に塩が残りました。
スペイン人は日本人より塩が効いてる料理が好きなのは分かりますが、他のレストランで
食べたものに比べても少し塩が効きすぎ。
味も、星付きレストランなのですからもう一工夫は欲しいところ。

 

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ココチャとお豆。
タラの頬肉です。
この塩加減は大丈夫だったのですが、今度は逆にパンチが足りない。
まあ、不味いと言うことではありませんが。

 

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次は肉ですが、あれ?どこかで見たナイフと良く似ている。
色は少し違いますが前日、レストラン「LASARTE」で使った脅威の切れ味のナイフのようです。
そして、お肉に付けてお食べくださいと出されたソース。

 

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牛ヒレ肉のグリル。
脅威の切れ味のナイフのはずが・・なんだか、切れ味が良くない。
刃先を見てみるとなんだかへたっているようです。
さて、お味はと言うと・・
イマイチ美味しさが感じられない。
ソースを付けて食べて見ても・・。

ところで、食べながら気づいたのですがそう言うえばオーダー取るときに焼き加減を聞かれませんでした
あれ??

 

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デザートは無しで。
食後にエスプレッソを頼んだら出てきたプチフール。
一応、味見にちょこっと食べて半分は残しました。

やはり、今日も気持ち悪いほどの満腹になりました。

以上。

■一言メモ■
以前、バルセロナで修行していた知人の料理人がこの店の事をあまり良く言ってなくて、なんだか彼に刷り込まれたみたいで今まで来ませんでした。
今週と来週は一人なので失敗しても夫婦で行く半額で済むと思い試しに来ました。
で、結果は・・
いやあ、嘘じゃなかったですね。
ほんとに、なんだか冴えない料理でした。
最初のアミューズで、あれれ・・となって、その後のカネロニ、魚に肉と焼きたてのパン以外、何一つこれと言う物がありません。
先日、行った同じ1つ星の「Via Veneto」また「FREIXA TRADICIO」にしてもそんなに抜けた料理はなかった訳ですがその店のポリーシーの様な物が料理と共に伝わってきたのですが何を言いたいんでしょうかここの料理、この店って?
私が鈍感なのか、何も伝わってきません。
肉の時に出た特殊な切れ味のナイフにしても、切れ味をチエックして無いのでしょうかカッコ付けても切れないナイフなら話にならない。
どこにでもある、ギザギザの普通の肉用のナイフで充分です。
自分のレストランで使ってるナイフの刃がへたっているのも解らず包丁の宣伝に出てる場合ですか!

さて、料理以外の事も簡単に書きますと・・
まず、サービスですが悪くありませんこのクラスのレストランの標準をしっかりクリアしています。
私とあと一組の客しか居なかったので、たった2組でテーブルウオッチングも
あったものでも無いのですけど(笑
でも、料理、ワインに付いての質問にもそつ無く答えてくれましたし全体的な感じでは問題無いと思いました。
2星の「LASARTE」なんかより結構ゆったりとテーブルを配置しています。
値段については、このクラスのレストランの標準と言うところ。

評価 63点

Irati 

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旧市街ランブラス通り地下鉄Liceu駅からすぐにあるピンチョスバル。
ネット上では、評判が一番良いようです。
今日はお昼に来てみました。
ところで、今はほんとに観光のオフシーズンなんですね、
この人気店でさえあまり人が入っていませんでした。
夏ならいつも満員状態なのですが。

 

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さて、いつもの様に3品取ってみました。
おなじみのエグイ色のグレープ消しゴム色のピンチョスがあったので比べる意味でもそれを取ってみました。
うん、なかなか美味しい。
後ろに見える魚、鯖のようですがこれもまずまず。
手前にあるのが、血入りソセージのモルシーヨですがこれもいけます。

 

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サクっと食べて。
あと、他にまた3品取りました。
お味はどれも、悪くはないですね。

 

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今日食べた中ではこれが一番美味しかったでしようか。
赤身のひき肉の超ミニ揚げハンバーグという感じ。
肉の味、また食感もなかなか良いですね。

 

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バゲットと違うミニクロワッサンの
サドイッチの様なピンチョスがちょうど目の前のカウンターにあったのでこれも一ついきました。

・・が、お味はイマイチ。
■一言メモ■
今まで行った三軒では一番良いのかな。
ただ、そんなに差がありかと言われると・・
とりあえず、あと2軒行く予定
ピンチョス巡り

 

Via Veneto 1

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ピンチョスバル巡りですが、さすがにちょっと飽きてきました。
もちろん、続けますが中休みという事で今日はここへ来てみました。

バルセロナの老舗高級レストランの一つです。
世界の著名人も多数来ていますし、生前のダリのお気に入りの店としても有名、
また最近は地元FCバルセロナ会長とインテルミラノの会長がエトーとイブラヒモビッチ選手の移籍交渉をここで行ない話題ともなりました。
店は、何ともクラシックで最近のミシュラン星付きレストランなどのモダンな店とは一線を画す昔からのお金持ちだけの為のレストランと言う感じがよくでています。

恐れを知らない私?
今回は、カメラ片手に一人でお昼にコースを食べてきました。

 

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最初の付け出しの5品。
トリフのチョコにチーズの揚げ物
地元のサラミにあとロールチキンの様な物。
お味は、まあ普通と言うところですが、一人でもこれだけ出ました。
この後、満腹になるのが容易に想像できたのでサラミとチーズの揚げ物はそれぞれ味見に1個だけにしておきました。

 

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これもアミューズの一つです
一つは、エスパルデーニャスとも一つはホタテが薄く焼かれたパイ生地の中に入っていて、お味もなかなか
美味しかったです。
ちなみに、下は塩の塊 食べれません(笑

 

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エビが二匹。
それぞれ違う焼き方をしています。
下にはクスクス。
これも悪くない。

 

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パスタ。
真ん中に温泉卵があってその上にトリフがかかっています。
これは、麺がイマイチでした。

 

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サーモネッタ。
最近のミシュランのレストランの定番でしょうか?
なんだかよく食べますこの魚。
下にはリゾット。
お味は、まあまあかな。

 

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コースではチキンとなってましたがジビエの野うさぎのロワイヤルがお勧めと言われて、
じゃあこの季節なので食べてみようとこれに変えてもらいました。
何でも42時間煮込んだそうです。
これ一品が45ユーロ。
お値段の割には味は普通。

 

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デザート一つ目。

 

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二つ目。
普段からデザートには興味ないので
大したコメントは無いのですが、どちらも普通の出来です。

 

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最後のコーヒーの時に出た乾き物。
これ以外に、チーズのカートが来たのでお勧めチーズを二つ食べて

当たり前ですが今日もお腹いっぱい。

以上。

■一言メモ■
店の外にはドアボーイ(年配の方ですが)。
扉を開けてもらい中に入ると、革張りの長いゴージャスそうなソファーが最初に目に入りそして黒スーツのスタッフが5人が「いらっしゃいませ」と私をお出迎え。
まるで、ホストクラブに来たのかと錯覚。

さて、料理は少し時代遅れのフレンチの様な感じかなと思っていましたが、派手さはありませんが、それなりに今風の料理にもなっていました。
一人で初めていく店なので今回はコースにしましたが、最初の付きだしは別として皿数も不必要に多くないですし、一皿のポーションも少なすぎず多すぎず良い感じでした。
お味は、これと言う抜けた一品があった訳ではないのですが、全体的に満足できるレベル。
最近のミシュラン星付きレストランはどうも冴えないサービス・スタッフの店が多い中ここは、昔ながらの正統という感じでちゃんとしています。
日本から来られる方でしたら、こう言うのがイメージするヨーロッパの高級レストランのサービスではないでしょうか。

値段はコースで90ユーロ程で、高くも安くも無くこんなものでしょう。

評価 76点

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