ピンチョスバル巡りですが、さすがにちょっと飽きてきました。
もちろん、続けますが中休みという事で今日はここへ来てみました。
バルセロナの老舗高級レストランの一つです。
世界の著名人も多数来ていますし、生前のダリのお気に入りの店としても有名、
また最近は地元FCバルセロナ会長とインテルミラノの会長がエトーとイブラヒモビッチ選手の移籍交渉をここで行ない話題ともなりました。
店は、何ともクラシックで最近のミシュラン星付きレストランなどのモダンな店とは一線を画す昔からのお金持ちだけの為のレストランと言う感じがよくでています。
恐れを知らない私?
今回は、カメラ片手に一人でお昼にコースを食べてきました。
最初の付け出しの5品。
トリフのチョコにチーズの揚げ物
地元のサラミにあとロールチキンの様な物。
お味は、まあ普通と言うところですが、一人でもこれだけ出ました。
この後、満腹になるのが容易に想像できたのでサラミとチーズの揚げ物はそれぞれ味見に1個だけにしておきました。
これもアミューズの一つです
一つは、エスパルデーニャスとも一つはホタテが薄く焼かれたパイ生地の中に入っていて、お味もなかなか
美味しかったです。
ちなみに、下は塩の塊 食べれません(笑
エビが二匹。
それぞれ違う焼き方をしています。
下にはクスクス。
これも悪くない。
パスタ。
真ん中に温泉卵があってその上にトリフがかかっています。
これは、麺がイマイチでした。
サーモネッタ。
最近のミシュランのレストランの定番でしょうか?
なんだかよく食べますこの魚。
下にはリゾット。
お味は、まあまあかな。
コースではチキンとなってましたがジビエの野うさぎのロワイヤルがお勧めと言われて、
じゃあこの季節なので食べてみようとこれに変えてもらいました。
何でも42時間煮込んだそうです。
これ一品が45ユーロ。
お値段の割には味は普通。
二つ目。
普段からデザートには興味ないので
大したコメントは無いのですが、どちらも普通の出来です。
最後のコーヒーの時に出た乾き物。
これ以外に、チーズのカートが来たのでお勧めチーズを二つ食べて
当たり前ですが今日もお腹いっぱい。
以上。
■一言メモ■
店の外にはドアボーイ(年配の方ですが)。
扉を開けてもらい中に入ると、革張りの長いゴージャスそうなソファーが最初に目に入りそして黒スーツのスタッフが5人が「いらっしゃいませ」と私をお出迎え。
まるで、ホストクラブに来たのかと錯覚。
さて、料理は少し時代遅れのフレンチの様な感じかなと思っていましたが、派手さはありませんが、それなりに今風の料理にもなっていました。
一人で初めていく店なので今回はコースにしましたが、最初の付きだしは別として皿数も不必要に多くないですし、一皿のポーションも少なすぎず多すぎず良い感じでした。
お味は、これと言う抜けた一品があった訳ではないのですが、全体的に満足できるレベル。
最近のミシュラン星付きレストランはどうも冴えないサービス・スタッフの店が多い中ここは、昔ながらの正統という感じでちゃんとしています。
日本から来られる方でしたら、こう言うのがイメージするヨーロッパの高級レストランのサービスではないでしょうか。
値段はコースで90ユーロ程で、高くも安くも無くこんなものでしょう。
評価 76点