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Nuclo

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8月はバケーションを取りました、このブログも約一か月ぶりの更新です。
さて休み明けの第一弾、今日は日本の建築家の伊東豊雄氏の設計で有名なバルセロナ見本市会場 の中にあるレストランに来てみました。

 

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現在、売り出し中の若手シエフのレストランです。
見本市の期間外なのか、いつもここには水がはってあるはずですが今日は干上がっています、あれ?

 

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この近辺はここ数年のバブル期に開発された地域でバルセロナのドバイとでも言いましょうか(笑

さて、レストランかなりの大箱で10メートルはありそうな天井に小さな体育館ほどのスペースがあります。

 

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さて左はお通しグリッシーニ。
まあ、どうでも良いようなものです。
右のパンは、パン代を取っているのにイマイチまるで飛行機の機内食で出されるパンのようです。

 

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お通し2
2種類あってどれも一口サイズです。
ペロリといきました。

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ヤギのチーズがなかなか美味しい。 評4/5

 

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下にはカリフラワー。
中にはやはりチーズですが、これも中々いけます。 評4/5

この2品ともにアミューズにしては、なかなかの物で満足できました。

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カニのソースが中に入ったチュロスです。
横のエスプレッソのカップの中に薄く溶かしたチョコが入ってます。
アイデアとしては面白い創作料理なのですが食べみての感想はいま一つインパクトがありません。    評3/5

 

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横に付いているこのソースなんだろう?
と思って食べてみましたが、たぶんハーブだとは思うのですが、ほとんど味がしませんでした。

 

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タコのグリル。
焼いたタコと横にあるグラス、ラズベリーとビールを混ぜたジュースを飲みながら食べると言う趣向です。

 

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スペインのタコ料理と言えば、バカの一つ覚えのプルポ・ガジエゴしか
無いわけですが、最近の話題のレストランはこのタコを焼いて出すところが多いです。
ただ、今日のこれを食べた感想としては、タコの美味しさが伝わってこないまだまだ工夫が必要でしょう。  評3/5

 

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前菜が終わって、周りを見てみるとこの大箱のレストランに私達以外にお客は一組のみ。
窓の向こうに見えるビルは、近日中に開店するホテル。
ヨーロッパのバブル崩壊で観光客も激減しているこのさ中、一体どうするつもりでしょうか?
世界中バブル期に人間のとる行動はどこも同じなんですね。
現在スペイン中に不良債権の山が溢れていて、それは・・まるで十数年前の日本その物を見ているようです。

 

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話はそれましたが・・・メイン料理となります。
私が選んだの魚(すずき)下は桜の木で作った皿です。
味はなんだか照り焼きの様に変に甘いと思いました。
奥さん曰く、「これ味噌焼きじゃないの!」
なんだか、へんてこ日本風焼き魚と言うところです。 評3/5

 

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付け合わせはメロンを焼いた物です。
私は気にいったのですが、奥さんは「ただ焼いただけじゃないの?」。
まあ、そう言われればそうなんですが、子供の頃にみかんを焼いた焼きミカン的な美味しさと言うと解っていただけるでしょうか私の言いたい事。

 

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もう一つの付け合わせは、椎茸入りのブラックライスの炒め煮だそうです。
まあとにかく味が濃いこと、日本の佃煮の濃い濃い煮汁のような味のライスと、甘ったるい魚の組み合わせは、完全にハズレ。  評2/5

 

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牛のグリル。
付け合わせは、チーズのリゾット。
お味は、まあ普通でしょうか。  評3/5

 

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デザートは二人でシエアしました。
クルミのタルトとゴルゴンゾーラチーズのアイスです。
チーズのアイスはそれなりに美味しかったです。  評3/5

 

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豪華なプチフール。
どれも、悪くなく結構気に入りました。
料理よりも、もしかしてこちらの方が美味しいかも(笑)  評4/5

■一言メモ■
バルセロナで話題の若手シエフの一人のレストランです。
食べてみての感想としては、イマイチどれもインパクトに欠けるものでした。
ただ、値段的には高くはありません。
今日二人で総額100ユーロ程でワインと水、コーヒーが30ユーロ程でしたので、料理だけでしたら一人35ユーロ程。

残念なのはサービスについては、はっきり言って雑すぎます
私達と他にたった一組しかいないのに、このレベルの接客では何とも情けない。

市内からは不便な所にあるので、見本市が開催されている期間以外の集客は難しいと思います。
もし噂通りの実力がシエフにあるのなら、賃料は安いのか知りませんが、こんなへんぴな場所の大箱なだけのレストランで見本市に来る客を相手にするより、市内に出て小さい店でも良いですからちゃんとした、お客を相手に勝負しないとダメではないでしょうか。

評価 63点

El Cangrejo Loco 1

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久しぶりに海に・・・・
地下鉄で30分もかからず来れるんですが、随分御無沙汰してました。
この時期にしては、今日は天気が悪くて海は荒れ模様。

 

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私がこのブログでお勧めしているレストラン。
バルセロナでは日本人の口に一番合うパエリヤを出す店です。
ただし、それは私が思っているだけで人によっては味の濃いパエリヤとか塩抜きパエリヤとか訳の解らないのが好きな人もいます(笑

 

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夜8時前に行ったら、まだお昼セットメニューの看板が立っていました。
どうなんでしょう?
美味しいんでしょうか、このランチメニュー24ユーロ?

 

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さて、まずはお通しのオリーブ。
悪くありません、街場のバルのより遥かに良い物です。

 

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パン・コン・トマテ。
面白い三角おにぎりの様な形をしています。
ちょっと水っぽい気もしますが、まあ合格点。

 

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いつもここで食べるムール貝のワイン蒸し。
今日のは特に美味しかったです。
鍋の底に貯まったスープも飲んでみましたが、塩加減も良く絶品のできです。
4.2/

 

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イベリコ ベジュタの生ハム。
ハモンを頼んだのですが、来たのはパレタ(前足)。
私の好みは後ろ足のハモンなのですが、このパレタは甘みがあってなかなか美味しかったです。
大して量も無いんですが、このパレタで15ユーロ、ハモンなら26ユーロします。
まあ、良い生ハムなんで文句は言えません。

 

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生ハムは贅沢にそのまま食べても良いし
パン・コン・トマテに乗っけても絶品。
スペイン人もシーフードレストランで良くつまみにもしくは前菜に生ハムを食べます。

 

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ナバハス(マテ貝)
小ぶりですが、悪くありません。
これで17.50€と安くありませんが、まあ海で食べるとどこもこんな物です。

 

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パエリヤ・マリネラ。
シーフードパエリヤで、これで4人前です。
1人前が19.55€×4

 

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日本人がイメージするパエリヤって色は黄色でピラフみたいなものだと思いますが本番ってこんな感じです。

サフランだけではあんなに黄色く色付きませんし、真っ黄色になった物はコロランテと呼ばれる着色料が入っています。
自分でそれを入れて自宅で作った事があるのですが、見事な色が出ます(笑

あと日本に比べるともっと水分が多く全体がべたっとしています。
また何よりの違いは、オリーブオイルを大量に使っていてオイリーだと言う事でしょう。

 

■一言メモ■
何度も行っている店ですが、まあ味は安定していると思います。
ムール貝が今日は良い感じでしたし、生ハムも良い物を使っています。
パエリヤに関しては、日本人には解りやすい味で誰にでもそれなりに美味しいと思えるはずです。
1階と2階合わせると300席以上ある超大箱レストランなので満席と言うのは殆どなくて、時間もお昼から深夜まで休みなしなのでその点でも使い勝手は良いと思います。
最後に悪いと言うか少し欠点は埠頭の先端にあるだけに少し遠いです
暖かい季節の天気のいい日に海を見ながら、この店へ歩いて行くのは気持ち良いのですが天気の悪い寒い日なんかに行くとビーチには誰もいないしなんだか海が寂しく正直遠いなあと感じてしまいます。

評価72点


El Celler de Can Roca

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バルセロナから電車で一時間のジローナにある三ツ星レストランです。
今年の世界レストランランキングでは4位となっています。

端から端までレストラン・・
郊外にあるとは言えかなりの敷地です。

 

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店が大きいわりに入り口は、なんだか?
この狭い隙間の様なところを入っていきます。

 

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店の中は、例えるならレストランと言うより近代美術館と言った感じ。

 

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各テーブル間のスペース等バルセロナ市内にあるレストランとは比べ物にならないぐらい、ゆったりした作りの店です。

いやらしい話ですがこの店、かなりの敷地に美術館の様な店の作りにまたその建物の大きさ、そしてここ最近のバブルで史上空前の土地、建築資材が高騰していた時期に作ったこの店・・・
正直1億円なんて額では無く、数億円はかかっていそう。

さて料理ですが・・
いつもはアラカルトで食べるのですが、今日はコースのメニューがすべてそれとかぶっていましたので、コースにすることに。
一番高いコース「フェステイバル」は量が多くて気持ち悪くなるのが目に見えていたので106ユーロのメニュー「デグスタシオン」にしました。
まあ、それでもお腹一杯になって結局、家に帰って夜何も食べれなかったのですが(笑

 

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オリーブの木の盆栽です。
最初のアミューズがこれで各テーブルごとに盆栽を持って行っては下げます。
盆栽を持って歩きまわるウエイター達・・
見ていて笑えました。

 

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枝の先ににはアミューズのオリーブの実のカラマリサード。
悪くありません、美味しかったです。

 

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ワインリスト。
5キロ近くあるでしょうか。
しかもあと一冊あります。
ほんとのグルメなら、手を抜いてはだめなんですがつい面倒くさくてシエフの兄弟でもあるソムリエが料理に合わせたワインペアリングにしてみました。
ちなみに一人42ユーロ。

 

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カンパリ。
良く冷えています。
手でつまんで、一口で食べて下さいとの事でパクリ。
悪くありません。

ところで、最近手掴み物が多いですね、どこでも(笑

 

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お通しは続きます。
日本の薄焼きせんべいの様な物で、お味もその物です。

 

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お通し。
これもせんべい。
お米で出来て、中にアンチョビの骨。
下の、網も食べれるかと思ったらほんとの網でした(笑

 

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揚げせんべい骨もパリっと揚っていてお味は悪くありませんし、面白いですね。

 

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ブリオッシュの上にトリフ。
これを食べたあとに横のスープを飲みます。
これは、なかなか美味しい。

 

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スプーンに乗っているのがキャビアのトルテイーヤだそうです。
あと、チョコの様にみえるのが鳩の肉を使っているような説明を受けましたが良く覚えていません。
どちらもまあ、悪くありません。

 

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牡蠣です。
生では無くて、完全に火が通っています。
スープには、マリアージュの飲み物と同じのカバが注がれました。

 

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牡蠣以外にも色々入っていますが、あまりインパクと無し。
ただ、牡蠣は濃厚のな味でした。

 

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フォアグラとうなぎ。
「Lasarte」でもこの組み合わせを食べましたが、見た目味共に全く別物なのですが、最近はバルでもやたら出てきますが、さすがに三つ星だけあって良いフォアグラを使っています。

 

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下には、ペースト状のアスパラガス。
この一品、誰が食べても美味しいと素直に思えるはず。
結構気に入りました。

 

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鱈の料理です。

 

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スープが注がれて。
上手くまとめてあります。
これもまあ悪くない一品。

 

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舌平目のグリルを5つのソースで食べると言う雑誌なんかで良く紹介されている、シエフの最近の定番料理の様です。
完璧な火入れ、低温調理と言うところでしょうか。

 

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子豚のグリル。
何度もこの料理は他で食べていますが、ここはまるで中華の北京ダックの様に皮とその下の肉が少し付いているだけです。
一番美味しいところは、この皮とそのすぐ下の肉と言うことなんでしょうね。

 

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ここからデザートです。
口直しと言うところでしょうか。
夏だからこう言うのになるのでしょうが・・
ただ、水っぽくてイマイチでした。

 

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杏のアイスと、周りにはオレンジとあと面白いところでニンジン。
特筆することも無く普通。

 

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プチフールはマカロン。
まあ、これも普通。

 

■一言メモ■
この店の姉妹店にあたるのがバルセロナ市内にあるレストラン「Moo」一時、味が落ちて足が遠のいていたのですが、今年の初めに久しぶりに再訪した時はかなり印象が良くなっていました。
基本は、この本店と同じ物を出しているので、今回期待して来てみたのですがずばり言って、「Moo」で食べたのと比べていまいちインパクトがありませんでした。

前菜はまあまあ、メインの魚は悪くありませんでしたが肉の子ブタは、まあこんな物かと言うところで、デザートは、はっきり言ってイマイチ。
夏のメニューだからでしょうか?
サプライズ物も無いですし、それなりに美味しくはまとめてありますが今日食べたぐらいの料理で、バルセロナから電車にタクシー往復3時間もかけるのもちょっと言う気もします。

シエフの兄弟のソムリエもコンクールで確か一位を取ったとか聞いていたのでワインを期待したのですが、夏と言うこともあり白が多いのは分るのですが、やたらリースニングが多かったのと、その中の一杯は温度が不適当だった事もありいま一つでした。
今度はワインリストからちゃんと選びます。まあ手抜きはダメですね(笑

あとサービスについてはですが・・
三つ星といってもプロフェッショナルがいるわけでもなくデザートの時に隣の席の魚料理を間違って持ってきたり、とても星三つのサービスとは言い難い物もありました。
この店に限った事ではありませんが若いスタッフが多く満足度は高くはありません。
ちなみに、なぜでしょうか?
星付きレストランの殆どに言えることですが若い子ばかりでサービスに関しては星の無いし老舗のレストランの慣れたウエイターには全然及ばない。
給料が安いから、若い子ばかりでプロがいないのでしょうか?

あと店の作りはお金はかかってはいますが、美術館を小さくした様な物でなんだか味っ気がなく個人的には全く好きにはなれません。

その他CPについては、今日一人165ユーロの支払ですが何かと話題になる世界レストラン・ランキング4位の三つ星でこの値段なら悪くありませんし安いと言えるかも知れません。

夏のメニューと言う事もあって、なんだか私の求めている物とは違った料理がたまたま出たのかも知れませんので、また秋から冬にかけてキノコ、白トリフ、ジビエのオンパレード(笑)の頃にもう一度再訪してみたいと思います。

最後に、どうも先日行ったエルブジからどこのレストランもインパクトが弱く感じるんですよね、別にあの店に絶品料理があったわけでも無いのに、やはり私の相方含めてかなりのインパクトあったようです。

何度も書いていますが・・ 恐ろしきエルブジ(笑

評価 72点

Cinc Plats 1

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バルセロナで何軒も日本食レストランを経営するYAMASHITAグループの
スペインの創作タパスのお店です。
最近の流行の創作タパスには日本食もどきが結構あって、なんだか良く分からない料理が多い中で日本人がスペイン創作料理を作って見るとどうなるかと言う面白いコンセプトのお店です。

店の名前も完全な地元のカタルーニャ語です。

 

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キッチンが地下、ダイニングが中一階と変則的な作りのお店であまり大きなキャパではありません。
私は、食べてる横でタバコを吸われるのが嫌なのでこの禁煙席にしました。
6畳ぐらいの小部屋にテーブルが4席で閉塞感があるのですが煙まみれになるよりはまし。

 

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さすが日本人経営の店だけあってメニューも日本語で出てきました。
普段スペイン語に慣れていて日本語で書かれているとかえって混乱するのですが日本人には分かりやすいですし何より安心できると思います。

 

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お通し。
スイカとトマトのスープ。
お味は、別にどうこう言う物でもないただのジュースです。

 

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パンは別料金となるのですが、ちゃんとした物で悪くありません。

 

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エビの串揚げ。
周りに春雨が巻いてあって面白いですね、スペイン人に受けそうです。
食べて最初に感じたのは、とりあえず油切れが悪い。
素人の作るような揚げ物でしたし、見た目のインパクトに比べてソースもただのタルタルですし見た目以外の全てがイマイチな料理です。

 

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ピメント・デ・パドロン。
定番のしし唐の揚げ物です。
先日「Taberna Los Olivares」で食べたこれが久しぶりに美味しかったのですがここのは、またなんですが油切れが悪くて油ベタベタ。
オレンジ色に熟した本来なら捨てる獅子唐も一個入っていましたし、丁寧さに欠けるものです。

 

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パタタス・ブラバス。
見た目は、ほんと今流行の創作タパスその物という感じ。
お味も悪くはありませんでした。
欲を言うと、ソースにあと少しインパクトが欲しいところ。

 

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きのこ入りのコロッケ。
味は、悪くは無いのですが・・
これも、また油切れの悪いものです。
一体ここの料理人は揚げ方を知らないのでしょうか?

 

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マドリッドの名物タパス料理のモツ煮込み。
これが今日食べた中で一番美味しかったです。
バルセロナで食べた中では一番かもしれません。

 

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ホタルイカと説明を受けましたが・・・
こんな大きいのがいるのでしょうか?

 

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まあ、ホタルではなくてやはり普通のイカの味でしたがお味自体は、玉ねぎの甘さが効いていて悪くありません。
奥さんの、今日のお気にいりの一品。

 

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小魚の揚げ物。
獅子唐もそうですが、これも量が多くてこれだけでかなりお腹一杯になりました。
おかしな揚げ加減が続いたのですが、これはまあこんな物で良いと思いますし味も標準的なところ

 

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牛のカルパッチョにフォアグラ。
下のパンは、「L’Olive 」で食べたあのパンの様です。
お味は、カルパッチョが水っぽくてそれがどうにもイマイチ。

揚げ物がヘビーだったのでこれでお腹一杯となりデザートは食べずに、これにて終わり。

■一言メモ■
流行の創作タパス。
スペイン人が日本食にアプローチすると言うのが現在のスペインの創作料理の流行なのですが、その逆で日本人がスペイン料理にアプローチするという点で期待してきました。
食べてみての感想は、期待した物は全く無かったと言うのが正直なところ。

料理は、日本人もしくはスペイン人の料理人、誰が作っているのか知りませんが、まず揚げ物に関しては一から勉強し直す必要があります。

あと、サービスは普通ですが日本語が通じると言うのはポイントでしょうか。

値段については安いと思います。
今日、お腹一杯になるまで食べデザートは食べませんでしたが、カバ2杯にワイン1本、コーヒーまで入れて65ユーロですので悪くありません。

総評としては・・
この店のオーナーは何軒も日本料理店を経営されていて、遊び心でこの店をされたのかもしれませんがこのレベルの料理でしたら、わざわざ日本人がスペイン料理をする理由もなかった様に思います。

日本人だからこそ出来るスペイン料理創作タパスを見せて欲しかったのですが、正直がっかりです。

期待していた分だけ辛い点数付けですが・・・

評価 59点

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