久しぶりに海に・・・・
地下鉄で30分もかからず来れるんですが、随分御無沙汰してました。
この時期にしては、今日は天気が悪くて海は荒れ模様。
私がこのブログでお勧めしているレストラン。
バルセロナでは日本人の口に一番合うパエリヤを出す店です。
ただし、それは私が思っているだけで人によっては味の濃いパエリヤとか塩抜きパエリヤとか訳の解らないのが好きな人もいます(笑
夜8時前に行ったら、まだお昼セットメニューの看板が立っていました。
どうなんでしょう?
美味しいんでしょうか、このランチメニュー24ユーロ?
さて、まずはお通しのオリーブ。
悪くありません、街場のバルのより遥かに良い物です。
パン・コン・トマテ。
面白い三角おにぎりの様な形をしています。
ちょっと水っぽい気もしますが、まあ合格点。
いつもここで食べるムール貝のワイン蒸し。
今日のは特に美味しかったです。
鍋の底に貯まったスープも飲んでみましたが、塩加減も良く絶品のできです。
評4.2/5
イベリコ ベジュタの生ハム。
ハモンを頼んだのですが、来たのはパレタ(前足)。
私の好みは後ろ足のハモンなのですが、このパレタは甘みがあってなかなか美味しかったです。
大して量も無いんですが、このパレタで15ユーロ、ハモンなら26ユーロします。
まあ、良い生ハムなんで文句は言えません。
生ハムは贅沢にそのまま食べても良いし
パン・コン・トマテに乗っけても絶品。
スペイン人もシーフードレストランで良くつまみにもしくは前菜に生ハムを食べます。
ナバハス(マテ貝)
小ぶりですが、悪くありません。
これで17.50€と安くありませんが、まあ海で食べるとどこもこんな物です。
パエリヤ・マリネラ。
シーフードパエリヤで、これで4人前です。
1人前が19.55€×4
日本人がイメージするパエリヤって色は黄色でピラフみたいなものだと思いますが本番ってこんな感じです。
サフランだけではあんなに黄色く色付きませんし、真っ黄色になった物はコロランテと呼ばれる着色料が入っています。
自分でそれを入れて自宅で作った事があるのですが、見事な色が出ます(笑
あと日本に比べるともっと水分が多く全体がべたっとしています。
また何よりの違いは、オリーブオイルを大量に使っていてオイリーだと言う事でしょう。
■一言メモ■
何度も行っている店ですが、まあ味は安定していると思います。
ムール貝が今日は良い感じでしたし、生ハムも良い物を使っています。
パエリヤに関しては、日本人には解りやすい味で誰にでもそれなりに美味しいと思えるはずです。
1階と2階合わせると300席以上ある超大箱レストランなので満席と言うのは殆どなくて、時間もお昼から深夜まで休みなしなのでその点でも使い勝手は良いと思います。
最後に悪いと言うか少し欠点は埠頭の先端にあるだけに少し遠いです。
暖かい季節の天気のいい日に海を見ながら、この店へ歩いて行くのは気持ち良いのですが天気の悪い寒い日なんかに行くとビーチには誰もいないしなんだか海が寂しく正直遠いなあと感じてしまいます。
評価72点