バルセロナ ウォーカー 

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Tram-Tram 3

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以前は良く日本のガイドブックや旅行雑誌にも載っていたりしましたが
最近は殆ど聞かなくなったこの店。
「熱しやすく冷めやすい」
話題のレストランばかりを追ってしまうのは、マスコミの常でそれは販売上
しょうがないのかも知れませんが、お勧めとして掲載紹介するそれならそれで、
責任持ち継続して店を見て行かないとダメと思うのは私だけでしょうか?
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さて、店に入ると中は小さめなのですがウナギの寝床の様に
奥にも席があり、その先にはテラス席もあります。
そのテラス時期的には快適なはすなのですが、なんと上に幼稚園(託児所)があり
平日のお昼は子供の声がとてもうるさい。
なので、今日は中で食べる事に。

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まず、最初はビールを一杯。 3.30€

 

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水(Vichy)は1リットル、追加注文しなくて良いのが嬉しいですが
値段はそこそこします。 4.80€

 

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お通し1

 

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バカラオ(タラ)の練り物が泡の下に

 

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チップスは、近所のネパール料理店で出てくるのと同じ物でした。(笑

 

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パンは3種類でどれも悪くない。2€×2

 

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ケシの実たっぷりのパン。

 

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お通し2

 

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下はカボチャ上はアスパラそれぞれムース、その上の黒い物はトリフじゃなくて
ハワイでお馴染み溶岩塩。

 

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お通しとしてはレベルは高い。

 

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さて、ここから本番。
私が選んだ前菜フルーツのサラダ 22€

 

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フルーツ以外にタコも入っています。

 

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アーモンドと松の実のソースがかけて頂きます。

 

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相方の前菜はエブロ川の河口で獲れた海老を使ったサラダ。

 

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流行りの和の食材、しその葉も載っています。
ちなみに泡はココナッツでソースはカレー味。

 

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いつもボトルで頼みますが、今日は大人しくワインはグラスで 4€
地元カタルーニャ州産のワインにしては珍しく葡萄はテンプラニーヨ。

 

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相方のメインは、コチニージョ(子豚) をハーフポーションで 16€
付け合わせは梨のコンポート。

 

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前回これを食べて感動しました。
まるでフライドチキンの様な感じで揚げたのかと思う外皮の食感なのですが
シエフに聞くと低温調理との事。

 

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私のメインはちょっと地味にバカラオのカジョス。 15€
これもハーフポーションで注文。
ちなみにメニューには、亡くなられた後に店も消滅したあの伝説の三ツ星
「Can Fabes」のSanti Santamariaシエフ考案の料理だそうです。

 

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カジョス、臓物系な訳ですが・・

 

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これって、何なんでしょう?
コラーゲン質でしたが。

 

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いつもの通り〆はカフェ 2.15€

 

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とお茶菓子をつまんで

 

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2人で食べて
総額:104.70ユーロ  (ビール2杯、ワイン赤白それぞれ1杯、水1本、カフェ2杯含む)

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サービスは、いつも見るベテランのおじさんと奥様が担当。
二人ともそつない動きで、注文付ける事は現時点で特に何もありません。
店の造りに関しては少し閉塞感を感じますが、まあそれなりに高級感も無いわけでは
ないので、これも良しとします。

さていつもの様に料理に付いてざっと述べると・・
お通し2品はどちらも悪くなく、美味しいパンもこれならお金を払う値打ちがあります。
前菜のフルーツのサラダは春らしく、アーモンドと松の実のソースも上品で高評価。
もう一つの海老のサラダは決して悪くはいのですが、ココナッツとカレー味のソース
それは流行りとは理解しますが、発想が単純過ぎて私的にはイマイチピンと来ません。
メインの子豚は他の店に無い食感で、興味のある方は一度は試す価値はあるかと。
もう一つはバカラオの臓物系煮物で地味ですが、焼いただけの魚料理が主流の
スペインにあっては、一ひねりした物で発想も面白い。

さてこの店、カテゴリー的にはミシュラン一つ星の下
と言っても、バルセロナのレストランの中でも星に最も近い位置にある店の一つ。
ところで星を狙っているシエフには、ギラギラとした貪欲さをよく感じますし
また、出している料理にもそれが見てとれるのですが・・・
この店は、それが感じられないところから見るとこれまで通りこの調子で
マイペースでやっていくんでしょう。

最後に・・
毎回料理はしっかりしたもので、決してガッカリする様な事も無く
その点はお勧め出来ます。
ただし、市内の中心からかなり外れた場所なので、
日本から来られた方で時間が無い方には、わざわざお勧めとはしません。

味わい:4.3 食材:4.2  技術:4.4 個性:4.1
雰囲気:4.0 ボリューム:4.3 コスト:3.8  サービス:4.3

満足度:72点

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Tram-Tram 2

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 バルセロナ中心からかなり離れたサリア地区。
 用事で来る事があったので、久しぶりにこの店で食べてみました。

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ちなみに今日も、お1人様ランチです。

 

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お安いランチメニュー(定食)にしようと思っていたのですが、隣のテーブルの客が
食べているそれを見てみると何だかつまらない料理に見え、コースで食べる事に決定。
36ユーロの短いコースにしようと思ったのですが・・・
読むと、ビン長マグロのタタキ、カレーを使った魚、肉があまり面白味の無いRoyal
と言う事で、結局70ユーロの一番長いコースを選びました。

 

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今日もまずは、軽くビールを一杯キュッ! 2.30€ (小サイズ)

 

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さて、コースの1品目は

 

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バカラオ(鱈)のムースみたいなものでした。

 

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こんなのも付いてきて

 

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上のムースはパルメザンチーズ。
中は卵の黄身にみえますが、これはトマトでした。

 

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パンは3種、カップケーキの形をしています。
皮がもう少しパリッとしていると良かったでしょうか。

 

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エビが出て来ました。

 

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見た目も良い感じ

 

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火の通り具合も、悪くない

 

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カリッと揚げたはずの足が、時間が経っているせいかイマイチ美味しくない。

 

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フォアグラのクリームスープ

 

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中にはポーチドエッグ、上にはトリフ。
お味は、まずまず。

 

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白をグラスで1杯4ユーロ。
地元産でブドウは定番のシャレロ。

 

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小さな甲烏賊とパンセッタのグリル

 

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何だか可愛いイカですね。

 

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イカと向こうがパンセッタと言う、俗に言うMar y Monatana.。
組み合わせの面白さと言う意味では、ありふれています。
でもまあ、味はまあそこそこ。

 

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この辺りからいわゆるメイン。

 

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魚はコルビーナ

 

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残念だったのは、身が全体的に少し塩辛かった

 

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少し酸っぱい付け合わせては悪くない。

 

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バルセロナで水が無料と言うのは珍しい。

 

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今度は赤をグラスで1杯 4ユーロ
Rioja産でもちろん葡萄はテンプラニーヨ、グラスワインにしては美味しかったです。

 

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さて、これがメインの肉ですが・・・・・

 

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なんじゃこりゃ!?
子豚のオーブン焼き、こんな地味な料理ってあり????
テンションは一気に下がりました。

 

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ですが、食べてみると皮がサクッと

 

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そのサックリ感は初めての経験、そして中もジューシと言えばこの料理では当たり前ですが
そのジューシーさも絶妙。
この手の子豚料理は何十回と食べて来ましたが・・・
これは・・・・ ほんとに凄い
感動ものです。

 

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デザートは洋梨。
ちなみに洋と付けなくても、こちらの梨は全部が洋ですが (笑

 

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シンプルな味ですが軽く食べれて、悪くないですね

 

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デザートその2

 

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濃厚アイスの下には、トマトのメルメラーダ。

 

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エスプレッソで〆てこれにて終わり。
最後にお茶菓子はありませんでした。

 

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1人で食べて
84.45€ (ビール1杯、ワイン1グラス2杯含む)

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サービスは、ベテランとおぼしきおじさんが担当してくれたので全く問題なし。
ただ満席だったせいか、周りの話声が非常にうるさく
落ち着いて食事すると言う点では、かなり不満が残りました。

料理はコース前半からメインの前までと、デザートに付いては特筆する物は無いですが
バルセロナの同クラスの他店と比べても何ら劣るところも無く、これで一応合格点と思います。
コースのメインとなるの魚は少し塩辛いのが残念でしたが、その代わり肉は特筆物。

最初あまりにも地味な料理に呆気にとられましたが、今まで食べた事の無いサックリ感
子豚料理、正直今年これまで食べて来た中でもベストの1つかと思います。

味わい:4.3  食材:4.3  技術:4.3 個性:4.0
雰囲気:3.8 ボリューム:3.9 コスト:4.0  サービス:4.0

満足度:73点

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Tram-Tram

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シエフはかのレストラン「エルブジ」で修行したそうで、その事が必ずと言うほどこの店の紹介記事に書かれています。

お店はバルセロナの中心からかなり遠く、前の道は狭く車がびっしり路駐で周りは雰囲気まるで無し・・
よっぽど美味しい店でなければ、来ようとは思えないロケーションです。

 

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店の中はこんな感じ。

 

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外には小さなテラスが。
今日は、こちらで食べました。
右のテーブルで注文を取っておられるのがシエフです。

 

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オリーブは大粒のマンサニージャ種。
パンも美味しいくいい感じです。

 

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アミューズ1。
アバカラオ(鱈)の練り物。
ズッキーニのソースとバルサミコ。
なかなかいけます。     評3.8/5

 

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アミューズ2。
チーズのムースのようで、もう少し軽いエスプマンテと言うところ。

 

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その下には、トマトスープ。
これもなかなか美味しい    評3.8/5

 

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私の前菜。
Tres texturas de alcachofas,foire gras con huevo de coral,salsa de perigueux.
+6ユーロ
フォアグラのポワレでしょうか。
あとアーテイチョークにポーチドエッグ
ソースはペリグーソースに
フォアグラが縦に盛り付けてあるのが面白いですね。
お味もなかなか。  評3.7/5

 

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イカとトランペッタ(キノコ)。  +5ユーロ
メニューには無くて今日のお勧めと言う事で頼んでみました。
何とも美味しそうに見えました。
食べた感想も悪くありません。  評3.8/5

 

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jarrete de cordero del Pirineo con fricase de verduritas a la provenzal.
肉は、ピレネー産の羊のすね肉。
ソースは醤油ベースで最近流行のWOK(中華の炒め物)の様です。
肉は厳選された物と思いますが、なんだか照り焼きの味がしました。
10年前ならこれも面白かったと思いますが、今更・・・。
評3/5

 

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コルビーナと言う魚です。  +8ユーロ
スズキの一種で肉はメルルーサよりは硬い白身魚。
味付けはカタルーニャ風だそうです。
魚は淡白でソースで食べるのですが、ソースはそれなりに美味しくほうれん草、松の実と組み合わせも悪くありませんがなにせ魚が大きくて量が多く、最後は食べ飽きてしまいました。
評3.5/5

 

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口直しのデザート。
なんと、ワイン用の小粒のブドウが出てきました。
赤はメルロー、白はスービニヨンブラン。
種があって少し食べにくかったですが、これはなかなか面白い。

 

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Tentacion de chocolate guanaja con helado de vanilla y salsa de cafe. +3euro
デザート。
まあまあ美味しい。  評3.7/5

 

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Helado de queso fresco,calabacin,tomate a la vanilla y jarabe de aceitunas negras.
これも分かりやすい味でまずまず、相方のお気に入り。
評3.9/5

 

■一言メモ■
エルブジで働いたと言うのを前面に出している店で奇抜な料理が出るのかと思ったら全くの予想外でした。
奇を衒わず、どの料理も最近の流行の料理を上品な味付けでそれなりに上手くまとめています。

デグスタシオンのコースメニューとカルタと言う前菜6品、魚5品、肉5品にその日のお勧めがそれぞれ3品ほどありその中から、前菜メインと選ぶプリフィクスメニュー。
今日食べたカルタのお値段は一人38ユーロ。
また、品によっては追加料金がかかるものもあります。
今日二人で食べて料理だけで100ユーロ程となりました。
あと、パンと飲み物が別料金。

シエフ自らが最初から最後までメートルなってサービスしてくれます。
キッチンは弟子にまかせているのでしょうか?
まあ、目配りも悪くはありません。

あと、店の作り雰囲気は悪くはありません。
春から秋にかけては特にテラスが良いと思います。
ただ今日は驚くことが・・
なんと、食べ終わる頃になると子供の叫び声に泣き声が壁の向こうから、レストランの上からするではありませんか。
ウエイターに聞いたら、壁の隣とレストランの2階は保育園だそうで・・ なるほど(笑
なので、テラスは夜もしくはお昼なら週末の利用に限定した方が良さそうです。

まとめ・・
料理は上品な味付けで悪くありません。
サービス並びに店の雰囲気も合格点。
値段もこんなものでしょう。
で、私がリピートするかと言うと、家から遠い上にそれを補ってくれるほどにはあと一つインパクトが足りないと言う答えに落ち着きます。
最後に、シエフはわざわざサービスに出てくる必要は無いですから、キッチンで心に残るような料理を作って頂ける事を期待します。

評価69点

追)もし私がこの近くに住んでいるなら71点で合格点です。