バルセロナ中心からかなり離れたサリア地区。 用事で来る事があったので、久しぶりにこの店で食べてみました。
お安いランチメニュー(定食)にしようと思っていたのですが、隣のテーブルの客が
食べているそれを見てみると何だかつまらない料理に見え、コースで食べる事に決定。
36ユーロの短いコースにしようと思ったのですが・・・
読むと、ビン長マグロのタタキ、カレーを使った魚、肉があまり面白味の無いRoyal
と言う事で、結局70ユーロの一番長いコースを選びました。
今日もまずは、軽くビールを一杯キュッ! 2.30€ (小サイズ)
上のムースはパルメザンチーズ。
中は卵の黄身にみえますが、これはトマトでした。
パンは3種、カップケーキの形をしています。
皮がもう少しパリッとしていると良かったでしょうか。
カリッと揚げたはずの足が、時間が経っているせいかイマイチ美味しくない。
白をグラスで1杯4ユーロ。
地元産でブドウは定番のシャレロ。
イカと向こうがパンセッタと言う、俗に言うMar y Monatana.。
組み合わせの面白さと言う意味では、ありふれています。
でもまあ、味はまあそこそこ。
今度は赤をグラスで1杯 4ユーロ
Rioja産でもちろん葡萄はテンプラニーヨ、グラスワインにしては美味しかったです。
なんじゃこりゃ!?
子豚のオーブン焼き、こんな地味な料理ってあり????
テンションは一気に下がりました。
そのサックリ感は初めての経験、そして中もジューシと言えばこの料理では当たり前ですが
そのジューシーさも絶妙。
この手の子豚料理は何十回と食べて来ましたが・・・
これは・・・・ ほんとに凄い
感動ものです。
デザートは洋梨。
ちなみに洋と付けなくても、こちらの梨は全部が洋ですが (笑
エスプレッソで〆てこれにて終わり。
最後にお茶菓子はありませんでした。
1人で食べて
84.45€ (ビール1杯、ワイン1グラス2杯含む)
サービスは、ベテランとおぼしきおじさんが担当してくれたので全く問題なし。
ただ満席だったせいか、周りの話声が非常にうるさく
落ち着いて食事すると言う点では、かなり不満が残りました。
料理はコース前半からメインの前までと、デザートに付いては特筆する物は無いですが
バルセロナの同クラスの他店と比べても何ら劣るところも無く、これで一応合格点と思います。
コースのメインとなるの魚は少し塩辛いのが残念でしたが、その代わり肉は特筆物。
最初あまりにも地味な料理に呆気にとられましたが、今まで食べた事の無いサックリ感の
子豚料理、正直今年これまで食べて来た中でもベストの1つかと思います。
味わい:4.3 食材:4.3 技術:4.3 個性:4.0
雰囲気:3.8 ボリューム:3.9 コスト:4.0 サービス:4.0
満足度:73点