使い勝手が良いので、最近よく行っているこのレストランバル、お勧め店のリストにも入れています。ちなみに場所はこのピカソの壁画描かれているビルの中。
店は、地下一階
幼稚園のプレイルームではありません、ちゃんとしたレストランですこれでも。(笑
メニューを見ると、25ユーロのセットが出来ていました。
最低2人からワンドリンクですが、どうなんでしょう全部で9皿を二人で分けて50ユーロ。お得なのか? そうでないのか微妙。
さて、まず最初はオリーブのボンボンは
エルブジ風。 上はこれまたエルブジ風に乾燥させたトマト粉末。
このムール貝のビーナグレッタは私のお気に入り。
次は最近バルセロナの創作バルレストランで流行りのセビッチェ。
元はペルー、中南米料理ですが、何度も名前が出ますがフェラン・アドリアがこちらで、創作ペルー料理レストランを始めた事から火がつきました。 ただし流行りを越えて、将来に渡ってこの料理がバルセロナに残っていくのかどうかは、空前のブームの日本食と同じで微妙。
ピメント・デ・ピキーヨ、中にはオックステールが入っています。
今回でこの店も7回目の訪問。そして先月シエフの本店、一つ星の「Capritx」 にも行ってすっかり常連の私。 今日は、顔見知りのマネージャーが色々とオマケしてくれました。 まずオマケその①はサルピコン。
オマケその②はガスパッチョ。
コロンブスが南米からトマトを持って帰るまでは、これがガスパッチョだったそうです、古代料理?
この鍋、なんだか嫌な想い出が。。。。
蓋を開けると、にゃんこ飯もとい リゾット。
Roca bar の病院食よりは、少しマシでしょうか。
最後に、チョコのお土産までもらいました。(笑
赤で囲んだ「Invita」って言うのが、オマケ(サービス無料)の意味です。
3 人で食べて
総額:67.05 € (ビール1杯、CAVA1杯、ワイングラス8杯含む)
店の作りは何度も言っていますが、幼稚園のプレイルームの様でまるで雰囲気無し。サービスに関しては、充分なスタッフの頭数を揃えているのでその点は特に問題ありません。
料理に付いては、定番のオリーブとムール貝のビナグレッタは共に◎
セビッチェもまずまずで、またピキーヨもいつも通りで合格点。
ただし、この後サービスで出してくれたサルピコンは、あまり印象に残らず。トマトを使わないガスパッチョは、アーモンドのクリームソースが結構ヘビー、せっかくオマケで出してくれたので無理して食べはしましたが、これも特に印象に残らず。最後のリゾツトは、まだとりあえず実験段階と言うところで完成にはまだまだ。
まとめると。。。
後半に食べたオマケは新作料理。どうも私に試して欲しかった様ですが、完成度は正直今一つ。いつもならもう少し辛口にコメントするところですが、今日はオマケ攻撃、更に最後にお土産までもらったので大目にみます(笑
と言うのは冗談ですが、既に定番の安定した料理があるにも関わらず、試行錯誤しながら新作に挑戦する姿は好感がも持てます。今回は合格点には一歩及ばすですが、次回に期待しましょう。
味わい:3.9 食材:4.0 技術:4.0 個性:4.3
雰囲気:2.8 ボリューム:4.0 コスト:4.0 サービス:3.9
満足度:69点
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