私は、ここの常連でオーナーのファン・カルロスとは長年の付き合い。
ところで今年の前半は、病気で松葉杖を付いていましたが・・
カウンターの中のこのおじさんも顔見知り、もうかれこれ10年以上働いていますが
てっきりファン・カルロスの親戚かと思っていたら、違うんだそうです。
さて、この店の名物ドリンクの自家製シャンパン。
ただ自家製と言っても、バルセロナから一時間の郊外のジローナで特注で
作ってもらっています。
さて、このアンチョビは呑兵衛には、たまりません。
この店に来て、これを食べなかったら何しに来たか分からない。
大体いつも、この店2軒目立ち寄る事が多いので軽く飲んで軽くつまむだけなのですが
今日は色々と食べてみる事にしました。
まずは、生ハム。
ハムの味は悪くないのですが、このパン・コン・トマテ。
パンが水道水、あのカルキの味がします! これは不味い・・ どうして?
以前は作り置きと、ハムやチーズ、ソーセージ、缶詰類だけだったのですが
最近キッチンを広くして、タパスを出すようになりました。
と言う訳でトルテイヤーを試してみます
注文してから焼いてくれるので、卵も中身もふんわりしていますが
味は、特にどうって言う事無く普通。
季節のキノコのロベヨン。
オリーブオイルにニンニクとパセリ、全く芸が無いな~
白を1本。
近年流行りのRueda産の白。 葡萄は、もちろんベルデッホ
5人で食べて 一人
30€程 (CAVA1本、シャンパニ1本、赤2、白1本含む)
10年以上前から月に一度ぐらいの頻度で通っている店です。
客の大半は観光客ですが、満員電車にいる様なニギニギした店内は
雰囲気が良く楽しめるので、このブログでもお勧め店に入れています。
さて、最近キッチンを広くして店で調理した温かい物を出すようになりました。
今日はそれを全部食べてみてチエックしたのですが、感想として料理はイマイチ。
はっきり言って中途半端なタパスで、全く魅力を感じません。
オーナーで友人でもあるファン・カルロス。
彼なりの考えで料理を出すようになったとは思いますが、以前のままで良かったのでは?
もちろん中にはボデガの意味が分からないで来る観光客も多いとは思いますが、
今回の様な中途半端な料理を出すなら、今まで通りのアンチョビ、ドライトマト
缶詰物で十分、またそれがボデガと言うものですから。
これまで来たその道を、迷う事無くこれからも進めば良いと思います。
ただ、あえて私から注文を付けると・・
トイレのドアの鍵をちゃんとした物にして欲しいのと、この繁盛店にトイレが
一つしか無いと言うのは無理があるので、その増設をして欲しいですね。
満足度:★★★★★ (店)
★★★☆☆(最近出すようになった料理)