5つ星のGLと言う、バルセロナのホテルとしては一番上のカテゴリーとなります。
面白いのはこれ。
胡麻が緑色しているのは何とワサビ。
止まる所を知らない日本食ブームと言うところでしょうか。
スプーンが付いてきたのですが、何とも食べにくい。
グラスを持って一気にゴックン!(笑
地元産のアーモンドを使った夏らしいスッキリした味で悪くないです。
アラゴン州のソモンターノ産の白。 25€
ChardonnayとGewurtztaminerのそれぞれのブドウの味が
うまくブレンドされていて、これは美味しい!
Tomate de la huerta con aceite de oliva extra y sal Maldon 9€
私の前菜はこれを選んだのですが・・・
予想していたのと全く違い、ただのトマト・・・・
それも5個ぐらいのトマトを使ったんじゃないかと思える・・山盛り!
はじめは正直悪い冗談かと思いましたが、隣テーブルの客も食べていたので
ちゃんとした料理なのでしょうが、豪快と言うか・・いやはや訳がわからん
Tempura de vegetales con romesco 15€
さて相方の選んだ前菜は野菜の天ぷら
ですが・・
カットされた野菜の一つ一つが大きくて、これまた量が半端ではありません !
ところで面白いのは、野菜の中にはアボガド。
さて揚げ自体は良いのですがトマトと同じで量が多過ぎて食べている途中で飽きてしまいます。
Arroz con pescado de la lonja 18€
さて私のメイン料理
リゾットの味は平凡。
魚もただ焼いただけと言うと、身も蓋もありませんがインパクト無し。
Hamburguesa de ternera 16€
そして相方が選らんだメインはハンバーガー
肉、そしてハンバーガーの材料となるピクルス、甘くなるまで炒めた玉ねぎ
ドライトマトが付いてきます。
私は相方のパンを少しもらって一口サイズのミニハンバーガーを作ってみることに。
肉、野菜、ピクルスそして・・
このソースを掛けて出来上がり。
作った感想としては・・・ なんだか面倒くさい! (笑
前菜の料理の量が多かったのでデザートまではとても無理
いつものエスプレッソで〆
2人で食べて
総額:96€ (ワイン白1本、水1本、カフェ2杯含む)
サービススタッフの数が以前に比べて減りました。
実質女性一人しかいないので最初にオーダーするまでずいぶん待たされました。
途中バーの方からお兄さんが一度応援に来ましたが、人手不足は否めません。
さて今回一番驚いたのは料理。
以前に来た時は奇抜な食材を使った創作や流行りの日本食もどきじゃない
ある意味地味で派手さは無いもののその料理には非常に好感が持てるものでしたが・・
今回の食べた印象は、それとはまるっきり違う物で不味くはないのですが
豪快と言うか特に前菜は呆れ返る程の量があり、繊細さがまるで感じられない料理。
どうしてここまで料理が変わったのか??
気になったので帰る時にシエフの事を聞きいたら開店時からいたシエフが
8カ月前に辞めて新しいシエフに変わったとの事で、なるほどと納得。
春から秋にかけてのこの店のテラス席は非常に快適で私好みですが、
今回の様な味より量の豪快料理が続く様だとリピートは厳しそうです。
味わい:3.7 食材:3.9 技術:3.8 個性:3.8
雰囲気:4.7 ボリューム:4.6 コスト:4.0 サービス:3.5
満足度:61点